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食生活アドバイザー試験の難易度は?食関連の注目資格を紹介!

食生活アドバイザー試験の難易度は?食関連の注目資格を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2020年11月10日

食生活アドバイザーとは食生活に関するさまざまな知識を身につけた、食生活全般のスペシャリストだ。受験資格の制限はなく、食生活に興味のある人なら誰でも受験できる。試験内容は栄養と健康、食文化と食習慣、食品学、衛生管理、食マーケット、社会生活の6つ。では食生活アドバイザーの試験は、いつどこで行われているのだろう。

  

1. 食生活アドバイザー試験を受けるメリット

食生活アドバイザーという言葉を聞いたことがあっても、実際にどんな資格か知らないという人もいるだろう。食生活アドバイザーとは食生活を総合的に見直せる幅広い見識があり、的確にアドバイスや指導を行える食のスペシャリストだ。試験科目は栄養と健康、食文化と食習慣、食品学、衛生管理、食マーケット、社会生活の6つで、出題範囲は幅広い。
初めて受験する人の中には、どこから手をつけていいのか......と悩む人もいるかもしれない。しかし、試験科目のほとんどが生活に密着した内容だ。まず自身の食生活に丁寧に向き合い、見直すことから始めてみるのもありだろう。
また社会で起きている食に関するニュースや、自身のまわりで起こっている健康問題に関心を持ち、気になったらその都度調べてみるのも、検定試験を突破する秘訣といえるだろう。暗記型の学習のみならず、生きた学習もレベルアップのポイントだ。

食生活アドバイザーの資格をとるメリット

スーパーやデパ地下のような場所で食品を扱う仕事をしている人は、客から店頭に並ぶ商品について尋ねられることもあるだろう。たとえば含まれる栄養や健康効果など。そんな食に関するさまざまな知識を身につけられるのが、食生活アドバイザーのメリットだ。正しくアドバイスができるようになるので、客からの信頼アップにつながるだろう。

食生活アドバイザーの資格をとるのにおすすめの人

とくに食生活アドバイザーの資格をとるのにおすすめな人は、飲食店で働いている人だ。食材や衛生管理に関する知識を身につけておくと、店に貢献できる可能性がある。食マーケットについても学ぶので、店舗の運営や管理に対しても視野が広がるはずだ。
また自分自身や家族の健康のために食の知識を身につけたい人にもおすすめの資格だ。生活習慣病を防ぐためにも、食生活を見直すことは大切なポイント。健全な食生活や食習慣の大切さが見直されている時代だからこそ、栄養と健康の関係や調理のコツ、バランスのよい献立など、食に関する正しい知識を得るべきだ。

2. 食生活アドバイザーの試験はいつ?

では具体的に食生活アドバイザーの試験はいつ行われているのだろうか。また願書はいつまでに提出すればいいのだろう。ここでは食生活アドバイザーの試験概要について解説する。

試験日

食生活アドバイザーの検定試験が行われているのは、7月と11月の年2回だ。ただし詳細は各回の受験案内で確認すること。基本的に願書の提出期限は試験日の約2ヶ月前だ。

受験資格

先述したように受験の制限はなく、食生活に興味のある人なら誰でもOKだ。

受験方法

試験会場は全国各地で行われており、試験の開始時間は、3級が10時30分で2級が13時30分だ。試験時間はどちらの級も90分である。

受験費用

食生活アドバイザーの受験費用は、いずれも税込で3級が5,000円、2級が7,500円、3級・2級併願が12,500円だ。

3. 食生活アドバイザーの試験内容や難易度

次に食生活アドバイザーの試験内容や難易度、過去問について解説する。

受験科目

受験科目は3級も2級も共通だ。出題形式は3級理論問題では選択問題(マークシート形式50問)だ。2級理論問題では選択問題(マークシート形式42問)と記述式問題(13問)がある。
  • 栄養と健康(栄養・ダイエット・病気予防・運動・休養など)
  • 食文化と食習慣(行事食・旬・マナー・調理・献立・配膳など)
  • 食品学(生鮮食品・加工食品・食品添加物・食品表示など)
  • 衛生管理(食中毒・食品衛生・予防・安全性・食品化学など)
  • 食マーケット(外食・中食・流通・メニューメイキング・食品販売など)
  • 社会生活(消費経済・消費者問題・生活環境・IT社会・関連法規など)

合格基準

合格基準だが3級は1問2点で60点以上(100点満点)、2級は選択問題が1問2点、記述問題が1問3点で74点以上(123点満点)で合格だ。

各級ごとの合格率

ある年に実施された食生活アドバイザー検定試験の合格率をみてみると、一般受験者の合格率は3級が64.17%、2級が25.52%だ。ちなみに食生活アドバイザー検定試験を実施する(一社)FLAネットワーク協会の講座を受講した人の合格率は3級で85.88%、2級で79.04%だ。とくに2級は一般受験者にとって難易度が高いといえるだろう。

科目別過去問題集

食生活アドバイザー検定試験を実施する(一社)FLAネットワーク協会の公式サイトで、科目別過去問題集が販売されている。価格はいずれも税・送料込で、3級が2,200円(問題数200題)、2級が3,300円(問題数220題)だ。書店では販売されていないようなので、気になる人はチェックしてみるといいだろう。

結論

食生活アドバイザーの検定試験の内容や資格をとるメリット、資格取得におすすめの人について紹介した。食生活アドバイザーはプライベートにも仕事にも役立つ食関連の注目資格だ。集中して学べば3級・2級のダブル合格も可能だろう。気になる人はチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年11月10日

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