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玉ねぎの選び方!品種ごとや家庭菜園での目利きポイントを紹介

玉ねぎの選び方!品種ごとや家庭菜園での目利きポイントを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年2月25日

どんな料理にも使いやすく、日持ちもするうえに価格も手ごろ。そんな常備しておきたい野菜の代表格「玉ねぎ」だが、普段購入する際には何を基準にして選んでいるだろうか?何気なく選ぶよりも、より美味しい玉ねぎの特徴や選び方を知っておけば毎日の買い物でもきっと役に立つはずだ。今回は、玉ねぎの選び方について詳しく紹介しよう。

  

1. 美味しい玉ねぎの選び方

玉ねぎと一口にいってもさまざまな種類があるが、ここではスーパーの野菜売り場などで一般的に売られている黄玉ねぎの選び方について解説する。黄玉ねぎは皮が茶色や黄色みがかった玉ねぎで、どんな料理にも使いやすい万能タイプだ。
特徴としては、生のままだと辛みが強く、加熱すると甘みや旨みが強く出てくること。美味しい黄玉ねぎは丸々と太り、腰高に身が硬く締まっている。表面の皮がしっかりと乾燥してツヤツヤとした見た目のものを選ぶのがよい選び方だろう。手に持った際に、ずっしりと重みを感じるもののほうが内側にたっぷりの水分を含んでいるので、みずみずしい食感が期待できる。
また、先端中央の軸部分から傷みやすいので、そのあたりを軽く指で押してみてヘコみがないか確かめる選び方もポイントだ。葉つきで売っている黄玉ねぎなら、葉っぱがまだ青さを保っているもののほうが、鮮度が高い。

2. 新鮮な新玉ねぎの選び方

春先に店頭に並び始める旬の野菜「新玉ねぎ」。通年流通している黄玉ねぎよりもシャキシャキとした食感で、玉ねぎ独特の辛みもにおいも少ないため、毎年楽しみにしている人も多いのではないだろうか。生食に向いているため、サラダにするのがおすすめだが、長期保存に向かないのが玉にキズだ。ここではそんな新玉ねぎの選び方を紹介しよう。
新玉ねぎは品種としては白玉ねぎという種類。乾燥処理をせず、収穫して数日で出荷されるため水分量が多い。その分通常の玉ねぎよりも傷みやすいので、購入する際にはできるだけ状態のよいものを手に取るのがおすすめの選び方だ。新鮮な新玉ねぎは、外側の皮がぶよぶよしておらずパリッとハリがある。
また、傷がついておらずカビが付着していないツヤのあるものを選ぼう。通常の玉ねぎを選ぶときと同じく、持ったときにずしっと身が詰まって重たいものを購入するのがよい選び方とされている。

3. 料理に合わせた玉ねぎの選び方

さまざまな種類が存在する玉ねぎだが、それぞれに味や食感の特徴が異なり、選び方も異なってくる。ここでは玉ねぎの種類による味の特徴や、どんな料理に向いているか、またそれに合わせた品種の選び方を紹介する。

黄玉ねぎ

国内で一般的に普及している黄玉ねぎは生のままだと辛みが強いが、加熱すると甘みと旨みが強く出る万能食材だ。煮物や炒め物、揚げ物と幅広く使えるのはもちろんのこと、薄くスライスして水にさらせばサラダなどにも使用できる。しっかり加熱するととても柔らかく甘みが出るので、適宜すりつぶすなどして離乳食にしてもよいだろう。

赤玉ねぎ

表皮が赤紫色をしている赤玉ねぎ(紫玉ねぎ)は、アントシアニン色素によって生み出される彩りの豊かさが特徴だ。また、黄玉ねぎに比べると辛みは少なく、歯切れがよいため調理法の選び方としては生食に向いている。生でオニオンスライスにしたり、サラダやマリネにしたりすると食卓が華やかになるだろう。また、赤紫と白の色味はオシャレなサンドイッチの具にも最適だ。

新玉ねぎ

新玉ねぎは先述したように生食がおすすめだが、サッと強火で加熱すれば舌触りのよいジューシーさも楽しめる。分厚く切って加熱すると、トロッとした食感になるのも面白い。

ペコロス

売り場でときおり見かけるペコロスという品種は、直径3~4cmほどの小さな玉ねぎだ。カットせずに皮だけむいてそのまま調理するのがおすすめで、まるごとじっくり煮込んでシチューやカレー、ポトフなどの煮込み料理にすると見栄えもよい。

4. 玉ねぎの苗や種の選び方

玉ねぎを家庭菜園で育ててみたい!と思うなら、苗や種の選び方にもこだわりたい。ここでは家庭菜園におすすめの選び方を簡単に紹介しよう。
玉ねぎは「苗半作」と呼ばれるように、よい苗を植えることでその後の生育が左右される。毎年9~10月頃にはホームセンターに玉ねぎの苗が並ぶので、できるだけよいものをタイミングを逃さずに購入しよう。種から生育する場合でも、まず考えるべきは品種ごとの収穫時期だ。
早生品種になると収穫時期は3~4月、中生、晩生品種は3~6月となっている。苗はサイズ選びがとくに重要で、根っこ部分が肥大していない25~30cmほどのものを選ぶのがよい選び方だろう。つけ根部分の太さが7~8mmほどのえんぴつくらいの太さのものがおすすめだ。

結論

生で食べても加熱しても美味しい玉ねぎ。どんな料理にも使えるため、万能食材の代表格としても親しまれている。そんな玉ねぎをより美味しく食べたいと思うなら、店頭での選び方にこだわり、しっかりとよい状態のものを見極めたい。また、家庭菜園で生育する際にも種や苗をよく吟味して選ぶことが重要だ。
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  • 公開日:

    2020年11月14日

  • 更新日:

    2021年2月25日

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