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赤オクラとはどんな野菜?特徴やおすすめの調理法を解説!

赤オクラとはどんな野菜?特徴やおすすめの調理法を解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2020年11月16日

一般的なスーパーでは見かける機会があまりない「赤オクラ」。その珍しい色合いのオクラはどのようにしてできるのだろうか。β-カロテンやカリウム、カルシウムなどを豊富に含む栄養価の高いオクラは、身体の機能を整えるうえでも積極的に摂取していきたい野菜だ。独特の色みを活かしたままの調理法にも注目し、赤オクラの魅力を解説する。

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1. 赤オクラが赤い理由

赤色のオクラと一般的な緑色のオクラでは、風味や粘り気、さやの大きさなどに違いはほとんどない。大きく異なるのはその色である。では、赤オクラはどうして赤い色をしているのだろうか。それには、アントシアニンという色素が関係している。そもそもオクラは色に関係なく栄養価が高い野菜であるが、アントシアニンを含んだ赤オクラには、眼精疲労の回復や老眼の予防なども期待できるという。
アントシアニンは赤いバラやリンゴ、ブルーベリーにも含まれている色素で、赤オクラの場合、さやの部分だけでなく、茎や葉、花までもが赤みを帯びているのが特徴だ。アントシアニンの量は植物の種類によって異なり、赤オクラの中でも、栽培中のどの段階でどの程度の量が生成されるかは品種によって大きく違いが出るという。品種としては、紫がかった赤色をしている「ベニー」や鮮やかな色みが特徴の「レッドサン」、沖縄で栽培されているさやが丸く細長い形状が特徴の「島の恋」などがある。

2. 赤オクラは生で調理するのがおすすめ

では、赤オクラはどのように調理して食べるのがよいのだろうか。実は、赤オクラに含まれるアントシアニンという色素は熱に弱い。そのため、加熱すると色が抜け、一般的によく見かける緑色の状態になってしまうのだ。
そればかりか、茹でると色とともに栄養素までもが溶け出してしまう。オクラ特有のネバネバのもとになっているペクチンという栄養素は、食物繊維の1つで食後の血糖値の上昇を抑える働きがあるが、こちらもアントシアニン同様熱に弱いため、生で食べることで、より効率的に摂取することができる。
赤オクラの色みや栄養素を残したまま調理したいときにおすすめなのが、電子レンジを使う方法だ。短時間加熱にすることにより、ある程度赤みを残し料理に活かせる。

3. 赤オクラを美味しく食べる方法

赤オクラの基本的な調理方法は、一般的に見かける緑のオクラとさほど変わりはない。オクラの表面にはうぶ毛が生えているため、下ごしらえが大切なポイントになってくる。下ごしらえを怠ると、食べたときの口当たりが悪くなってしまうからだ。通常、塩をまぶしたあとに「板ずり」いう方法でうぶ毛を取り除くが、赤オクラを板ずりしてしまうとせっかくの赤い色まで一緒にはがれてしまい、緑の部分が出てきてしまう。
そこで、おすすめなのが購入した際にオクラが入っていたネットをそのまま使用する方法だ。流水の下で、ネットを両手でこすり合わせうぶ毛を落とす。これなら塩をまぶす必要もないため、余分な塩分もつかずに楽に下ごしらえを終えられるというわけだ。
電子レンジを用いれば、赤オクラのよさを活かしたまま調理でき、刻んだ赤オクラを冷奴の上にかけたり、サラダの彩りに使ったりすれば、見た目にも美しい一品が簡単に仕上がる。常備菜としても注目の、ピクルスにするのもよいだろう。漬けて1日ほどで食べることができる。ただ、数日経つと色が落ちはじめるため、早めに食べることをおすすめしたい。

4. 赤オクラの栽培方法

赤オクラはほかの野菜と比べて、育てやすく収穫量も多い野菜なので、初めて育てるという人にもおすすめだ。とはいえ、育てるうえで失敗しないためのポイントがいくつかあるので紹介しよう。
赤オクラといっても、栽培方法は通常の緑色のオクラと同じ育て方となる。地域によって異なるが、一般的には4~5月に種をまき、9~10月に収穫を行う。早まきをすると苗立枯病になりやすくなるので、種まきの時期には注意したほうがよさそうだ。高温性野菜で暑さには強いが、寒さに弱く、10℃以下での生育は難しい。日当たりがよく水はけのよい環境で育てるのが好ましく、乾燥しすぎると果実の成長が悪くなるので、こまめに水を与えるとよいだろう。
害虫がいったん発生すると防除できないので、連作は避けるようにする。赤オクラは茎や葉、花の色が緑色のオクラと異なるため、2色を同時に栽培してみるのも違いが分かって面白いかもしれない。育てやすいとされる品種にはベニーや島の恋などがあるので、ぜひ挑戦してみてほしい。

結論

オクラは茹でるのが一般的な調理法ではあるが、赤オクラを手にする機会があれば、ぜひその色みや栄養素を活かした生での調理方法を一度試してみてほしい。生食ならではの、フレッシュな素材本来のよさが堪能できるはずだ。
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