1. ナッツミルクとは

近年人気のナッツミルクとは、どのようなものなのだろうか。まずはナッツミルクの概要から見ていこう。
ナッツミルクとはどんなもの?
ナッツミルクとは、ナッツ類や穀物由来の植物性ミルクの総称だ。アーモンドやココナッツなどのナッツ類のほか、豆乳や米から作られた植物性ミルクもこれにあたる。ローカロリーでノンコレステロール、栄養価も高いため美容や健康によいとされ、近年スーパーなどの店頭でもよく見かけるようになった。牛乳の代用品としても注目を集めている。
ナッツミルクの種類は?
ナッツミルクと呼ばれる植物性ミルクには、以下のような種類がある。
- アーモンドミルク
- ココナッツミルク
- マカダミアナッツミルク
- カシューナッツミルク
- ピスタチオミルク
- ウォールナッツミルク(胡桃ミルク)
- 豆乳
- ライスミルク
実に多くの種類のナッツミルクがあり、由来する原料によって栄養価も異なるのが特徴だ。ビタミンEを多く含むアーモンドミルクはアンチエイジングに、イソフラボンを多く含む豆乳は美肌効果などが期待できる。
2. ナッツミルクの作り方

ナッツミルクは、自宅でも簡単に作ることができる。ナッツミルクバッグという、専用の濾し布があると便利だが、ない場合はガーゼでも代用可能だ。アーモンドやカシューナッツなど、身近に手に入るナッツ類で作ってみよう。
自家製ナッツミルクの作り方
材料は、アーモンドやカシューナッツ(生のものが好ましいが、ローストでも可)が1カップ、水は2~2.5カップ。まず、ナッツは一晩浸水しアクを抜いておこう。浸水した水はアクを含むため捨て、水2~2.5カップを加えミキサーで撹拌するとミルク状になる。これをナッツミルクバッグなどで搾って濾したら、ナッツミルクの完成だ。甘さをプラスしたい人は、好みではちみつやメープルシロップ、甜菜糖などを追加すると飲みやすくなる。
3. ナッツミルクの美味しい使い方

ナッツミルクは、コーヒーや紅茶に入れたり、料理に使ったりとさまざまな使い方が楽しめる。ナッツミルクの美味しい使い方を見ていこう。
ナッツミルクティーに
本来のナッツミルクティーは、ミルクティーに砕いたナッツを入れたものだが、牛乳の代わりにナッツミルクを使っても美味しい。紅茶の茶葉と砕いたナッツをティーポットに入れ、熱湯を注ぎ3分ほど蒸らし、さらに沸したナッツミルクを注ぎ2分ほど蒸らすと完成だ。
フルーツと一緒にスムージーに
ナッツミルクの独特の風味が苦手な人は、スムージーにすると飲みやすくなる。ブルーベリーやバナナなどと一緒にミキサーにかけ、はちみつなどで甘さをプラスしてみよう。フルーツを変えることで、味のバリエーションも広がって楽しめる。
ナッツミルクのポタージュスープ
牛乳や生クリームの代わりに使って、ポタージュスープに仕立ててみるのもおすすめだ。カボチャや人参、カブなど、好みの野菜と組み合わせてみよう。
カレーに入れてコクをプラス
スープカレーにはココナッツミルクがよく使われているが、ナッツミルクをカレーに入れることでまろやかさとコクがプラスされる。辛さの苦手な子どもや女性にもおすすめの使い方だ。
4. おすすめナッツミルク3選

最後に、市販のナッツミルクからおすすめのものを紹介しよう。
ハルナプロデュース【137ディグリーズ】
7月23日をナッツミルクの日と定め、話題を呼んでいるハルナプロデュースの無添加ナッツミルク【137ディグリーズ】が人気だ。137℃で抽出されたナッツミルクは、素材の風味が活きたやさしい味わいが自慢。アーモンドミルクにウォールナッツミルク、ピスタチオミルクのほか、アーモンドミルクラテやウォールナッツ抹茶ラテなどの変わり種も。
筑波乳業【濃いアーモンドミルク】
国産かつ食品添加物無添加とこだわりが光る、筑波乳業の【濃いアーモンドミルク】。砂糖不使用や黒糖入り、香ばしい風味やまろやか風味のものなど、豊富なバリエーションから選べるラインナップも魅力だ。
江崎グリコ【アーモンド効果】
江崎グリコの【アーモンド効果】は、アーモンドオイルとアーモンドペーストを加えることでやさしい甘さと香ばしい味に。シンプルなプレーンはもちろん、アーモンド・胡桃・ヘーゼルナッツの3種のナッツを組み合わせたものなど、8種類の味が販売されている。
結論
健康志向の人から人気のナッツミルクは、さまざまな美味しい使い方ができる。紹介したように、飲み物に混ぜたり、料理に使ったりと使い方のバリエーションは豊富だ。自分で作るもよし、市販品を購入するもよし、あなたのスタイルでナッツミルクを食事に取り入れてみてほしい。
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