1. かっぱ寿司ってどんな店?

かっぱ寿司は、2020年に創業47年を迎えた老舗の回転寿司チェーン店である。いまでは当たり前のようになっている、1皿100円の回転寿司の草分け的存在である。ちなみに、タッチパネルによる注文方法や、注文品を運ぶ特急レーンを最初に導入したのもかっぱ寿司のようだ。
第1号店オープン当初は、ベルトコンベアではなく、寿司を桶に入れて、それを水流で回していた。その様子が、かっぱの皿が流れていくように見えたことから、かっぱ寿司の店名の由来となっている。
かっぱ寿司の最大の魅力は、メニューが実に豊富である点になるだろう。メインの寿司はもちろんのこと、サイドメニューの品揃えも豊富であり、幅広い層から高い支持を得ている。もちろん、主力商品ともいえる握り寿司のメニューの種類も多く、しかも大半は、1皿100円(税抜き)というリーズナブルな価格で提供されている点も見逃せない。
では、そのかっぱ寿司の握り寿司の特徴についてこれからお伝えしよう。
2. かっぱ寿司の握りの魅力とは?

前述のようにかっぱ寿司の握りのメニューは、品数が多く、定番の握り寿司だけでも全部で44種類ある(2020年10月2日現在)。そこに季節限定のメニューなどが加わるのでさらにその数は増えることになる。
握り寿司の価格帯の中では、1皿100円(税抜き)のものが最も多く、たとえば、まぐろ、玉子、えび、サーモンなどの人気の寿司ネタは、1皿100円(税抜き)で提供されている。
また、握り寿司のネタとシャリには、かっぱ寿司独自のこだわりがあり、とくにネタの鮮度を保つことには徹底的にこだわっていて、仕入れた魚を各店舗で切るという「鮮度切り」といわれる方法を導入している。同じく鮮度を保つために、魚の皮引きも各店舗で行われている。
さらに冷凍して仕入れた魚の解凍方法にもこだわりがあり、ネタの旨味を逃さないように部位によって解凍方法を変えているという徹底ぶり。
握り寿司の美味しさをさらに際立たせるために、醤油やガリ、あがりにもかっぱ寿司独自のこだわりが反映されている。
では、そんなこだわりの結集ともいえる定番握りのメニューの中から、高カロリーランキングTOP5をこれから紹介していこう。なお、ランキングは、それぞれのメニューの1皿のカロリーを元に集計した。
3. かっぱ寿司の握り高カロリーランキングTOP5

かっぱ寿司の寿司メニューは、「定番握り」「炙り・天ぷら」「チーズ・マヨ」「肉ネタ」「軍艦」などに分類されているが、今回ランキング対象にしたのは「定番握り」のみ。天ぷらやマヨ系のネタはランキング対象外だが、高カロリーのネタも多いことを追記しておく。
第5位 玉子 119kcal
かっぱ寿司の握り寿司の中でも安定した人気を誇っている。甘みがある分、カロリーも高めになり数ある握り寿司の中から5位にランキング。
第4位 焼きサーモン 141kcal
サーモンの皮目を焼いて香ばしさを際立たせている。脂ののりもよくサーモンの旨味も十分に感じられる。何皿でも食べられる美味しさ。ただ、脂ののりがよいのでカロリーも高め。
第3位 いなり 156kcal
絶妙な甘辛さの油揚げと、こだわりのシャリとの相性がバツグン。最後はいなり寿司でしめるという方も少なくないようだ。甘辛く煮付けられた油揚げのカロリーが高めなので、3位にランキング。
第2位 サーモン三貫盛り 172kcal
とろサーモン、サーモンいくらのせ、焼きサーモンの3貫が1皿に盛られている。こだわりのネタのクオリティーは申し分なし。これで1皿200円以下なので、お得としかいいようがない。お得ではあるが、定番の握り寿司は、通常、1皿2貫盛りが大半を占めるのに対し、こちらは3貫盛りなのでその分カロリーはどうしても高くなる。
第1位 肉厚とろ〆さばの押し寿司 206kcal
その名が示す通り肉厚のとろ〆さばが使用されている押し寿司。通常のとろ〆さばは、1皿118kcalだが、肉厚な分カロリーも高くなり、1位にランキング。
結論
今回は、人気回転寿司チェーン店かっぱ寿司の店の特徴や、定番握り寿司のカロリーをランキング形式で紹介した。いかがだっただろうか?今回のランキングを、今後、かっぱ寿司を利用される際の参考にしてもらえれば幸いだ。
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