1. 材料2つだけ!ネギと卵の食べるラー油チャーハン
それではまず、少ない材料で作ることができる、食べるラー油を使ったチャーハンを紹介していこう。
使う材料はネギと卵、そしてごはん、食べるラー油、これだけでよい。卵を使うとき、はじめにスクランブルエッグを作ってから一度取り出して具材として使う方法と、ごはんに溶き卵をまとわせてパラパラに仕上げるために使う方法の2通りがある。
また、チャーハンをパラパラに仕上げるためには油をたっぷり使うこともポイントだ。よりパラパラに仕上げたいときは溶いた卵にごはんを加えて混ぜ、たっぷりの油を加えたフライパンで炒めるようにしよう。
ネギは長ネギと青ネギ、どちらを使っても問題ない。長ネギを使う場合は油をひいてから炒め、青ネギの場合は加熱が終わり火を止めてから加えたほうが色みがきれいに仕上がるはずだ。
味付けのタイミングは具材に火が通ってから、仕上げの一歩手前の段階がよいだろう。食べるラー油だけでもしっかりとした味付けができるが、辛いものが苦手な人はラー油の量を減らして中華や和風の顆粒出汁で味付けを加えるとよい。
チャーハンはいろいろな具材を加えてアレンジできるのも魅力的なポイントだが、少ない材料でも満足できる1食になるところがうれしい。白いごはんではなく味付ごはんで食事がしたいときはシンプルチャーハンを作ってみよう。
2. ネバネバも気にならない!納豆と食べるラー油のチャーハン
次に、家庭でも食べられる機会の多い納豆を組み合わせた食べるラー油のチャーハンを紹介する。納豆はネバネバした食材であるが、納豆のネバネバ成分は加熱に弱いので炒めることで糸を引きづらくなる。
納豆はたんぱく質の補給ができ、脂質が少ないので肉などほかのたんぱく源食材よりもヘルシーに食べられる。においは独特だとしても加熱をすることで軽減することができるので、納豆が苦手な人でもチャーハンにすれば気にならずに食べられるかもしれない。
納豆チャーハンを作るときは、まずフライパンにたっぷりと油をひき、卵とごはんを合わせて炒めてからのタイミングが理想的だ。同時にネギ類も入れてサッと加熱をする。全体が混ざったら中華風顆粒スープの素と食べるラー油を加えて味付けをしよう。また、ごま油を入れると自然と風味を加えられてよい。
納豆の食感は独特のもので、肉とはまた違った舌触りを感じられる。納豆は安価な価格で手にはいるものもあることから経済的。なおかつ冷凍も可能な食品なので、安いときに買ってストックしておくといざというときに大変便利である。納豆ごはんとはひと味違う加熱した納豆が楽しめるチャーハンを、食べるラー油を使ってぜひ作ってみよう。
3. 辛い物好きならやってみて!食べるラー油とキムチのチャーハン
キムチはもともと辛い食材であるが、食べるラー油と組み合わせるとさらに辛みが増してパンチのある食べごたえになる。とくに辛いものが好きな人にはおすすめしたいが、苦手な人は食べられなくなってしまうので無理なことはやめておこう。
キムチの大きさは、食べやすいようにあらかじめ具材を小さくカットしておくとよいが、そのままでも問題なく使うことはできる。また、キムチさえあればとくに野菜類を加えなくてもよいので、卵だけで十分だろう。
フライパンに油をひいて、卵を炒めてからごはんを加えて混ぜるところまではほかのチャーハンの作り方と同様。そのあとにキムチと食べるラー油を加えて味付けをしよう。この2つがあればとくにほかに調味料を加える必要はないが、油をごま油に変えるなどして味付けに変化をつけることは可能だ。
キムチは漬物であるが、具材としても調味料としても役立つ万能な食材である。辛さのなかにも甘さがあるので、まろやかな辛みを味わうことができるだろう。もちろん作業的に余裕があればほかの野菜やきのこ類、肉などを足してアレンジしてもよい。
結論
チャーハンは簡単に作れてアレンジの幅も広くいろいろな楽しみ方ができる料理である。油、卵、ごはんさえあれば一番シンプルなチャーハンができるが、さらに好みの具材を使ったり味付けを変えたりして楽しんでみよう。食べるラー油は調味料としても活用できる優れものだ。白いごはんにかけて食べる楽しみ方だけではなく、チャーハンを作るときにも役立ててみてほしい。