1. カレー粉がなくてもタンドリーチキンは作れる?

カレー粉には数種類のスパイスが配合されているため、一つで味の決め手になる。しかし、普段カレー粉を使わないため常備しないという人も多いし、子どもには辛すぎるというデメリットもある。カレー粉なしでタンドリーチキンを作る方法は、主に次の3つだ。
カレールーを使用
手軽に購入できるカレールーを使えば、簡単にタンドリーチキンを作ることができる。塊のままでは使えないため、刻む、溶かすなどといった手間は必要だが、辛さの調整ができるというメリットがある。甘口のカレールーを使用すれば、子ども用のタンドリーチキンを作ることも可能だ。
スパイスを使用
ガラムマサラやターメリックなど複数のスパイスを組み合わせれば、カレー粉がなくても、本格的な味に仕上がる。たとえばエスビー食品株式会社「S&B Spicy Curry Powder」(赤缶カレー粉)には、ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリークなどのスパイスが含まれている。これらのスパイスを参考に好みのものを配合してもよいだろう。
カレーペーストを使用
カレーペーストを使えば、より簡単にタンドリーチキンを作れる。ペースト状のため、そのままにんにくやしょうが、ヨーグルトなどと混ぜ合わせるだけで漬けダレが完成。第3世界ショップ(株式会社プレス・オールターナティブ)「カレーの壺」など、辛さを選べる商品もある。
2. カレールーを使えば間違いなし!簡単にできるタンドリーチキン

カレー粉なしで作るタンドリーチキンで、最も手軽なのがカレールーを使った方法だ。さらに、ヨーグルトも使わない簡単な作り方を紹介しよう。
カレールーは刻んで使う
タンドリーチキンの基本の作り方と同様に、カレールーを含む調味料をすべて混ぜ、保存袋のなかで鶏肉にもみ込む。このとき、ルーを細かく刻んでから合わせることでなじみやすくなる。
ヨーグルトはマヨネーズで代用
ヨーグルトを使わない場合は、代わりにマヨネーズを加えるとまろやかになる。豆乳マヨネーズを選べば、牛乳アレルギーの人でも食べられる。ヨーグルトもマヨネーズも使用せずタンドリーチキンを作ることも可能だが、その場合は鶏肉のパサつきが気になるかもしれない。ジューシーに仕上げるためには、むね肉ではなくもも肉を選ぶとよい。
鶏肉をタレに漬け込んで焼く
刻んだカレールー、マヨネーズ、ケチャップ、おろしにんにく、おろししょうが、鶏肉を保存袋に入れてよくもみ込む。しばらく冷蔵庫で寝かせてから、フライパンやオーブンでこんがりと焼けば完成。
3. マイルドな美味しさ!タンドリーチキンカレーもおすすめ

カレールーで作ると、一般的なタンドリーチキンよりもマイルドに仕上がる。漬けダレが余ったら、そのままカレーにリメイクするのもおすすめだ。漬けダレの使い道に困ったら、次の2タイプのカレーに使うことができる。
タンドリーチキンカレーの作り方
玉ねぎをバターで炒め、水、トマトジュース、コンソメで煮る。タンドリーチキンの漬けダレを加えて、さらに煮よう。タレの量が少ない場合はカレールーを追加するなど調整するとよい。皿にごはんとカレーを盛り、タンドリーチキンをのせたら完成。
タンドリーチキンカレーピラフの作り方
米と一緒に漬けダレを炊き込んで、カレーピラフにしても美味しい。米は研いで玉ねぎ、ベーコンとともにバターで炒める。漬けダレとともに炊飯器に入れ、目盛りよりもやや少なめに水を加えて炊飯。炊きあがったら、タンドリーチキンをのせていただこう。
結論
タンドリーチキンのためにカレー粉を用意しても使いきれないという人も多いだろう。カレー粉がなくても、カレールーなど代用できるものがある。カレールーで作れば、辛さが選べる、余った漬けダレをリメイクしやすいなどのメリットもある。好みの方法で、気軽にタンドリーチキンを作ってみてはいかがだろう。
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