1. 一味違う!クミンを使った簡単キャロットラペ
まずは、クミンを使ったシンプルなキャロットラペの作り方を見ていこう。
そもそもキャロットラペとは
キャロットラペは、スライサーなどで細く薄く切ったにんじんに味付けした料理だ。よい副菜の候補になるほか、酒のつまみにもよい。にんじんをたっぷり食べられるのが嬉しい。
クミンで味付けしよう
キャロットラペの味付けにほぼ必至なのは、オリーブオイルと塩だ。ほかに、パセリやこしょうを使うのも定番だ。クミンで味付けする場合は、この調味料に単純にクミンを加えればよい。先に挙げたどの調味料も、クミンと相性がよいはずだ。
味付けのアレンジのしがいもあるが、まずは定番の調味料とクミンを使い、味の組み合わせを楽しんでみるのがおすすめだ。何度か食べれば、アレンジの方針も立つのではないだろうか。
2. プロの味!?マスタードとクミンで本格キャロットラペ
店などで出る本格的なキャロットラペには、一味違った具材や調味料が追加される。これらを確認し、本格的なキャロットラペの作り方を考えよう。
マスタードが重要!
本格的なキャロットラペを作るなら、ぜひマスタードを使いたい。ピリッとした辛みが、にんじんの甘さと相性バツグンなのだ。また、クミンのスパイシーな香りと組み合わせても面白い。市販の粒マスタードを試しに加え、味の違いを比べてみよう。
ぜひ使いたい調味料
ほかに、はちみつやバルサミコ酢も調味料として使いたい。ハニーマスタードという呼び方があるように、はちみつとマスタードの組み合わせは美味しい。キャロットラペにもぜひ使いたい。また、味わいを上品にするなら、バルサミコ酢もおすすめだ。クミンによる香りのアクセントとの組み合わせを楽しめる。調味料の配合が少し難しいかもしれないが、美味しいキャロットラペのためにもぜひこだわりたい。
ぜひ加えたい具材
本格的なキャロットラペには、くるみやレーズンもぜひ入れよう。くるみは大きめに刻んで加えればよい。レーズンはそのままでも、刻んでも構わない。くるみの香ばしさやレーズンの上品な風味は、マスタードやバルサミコ酢などの味と相性がよい。少量でも加えれば、にんじんだけでないさまざまな食感も味わえるようになる。また、レーズンとクミンとの組み合わせは面白い味わいを生む。
シンプルなキャロットラペに上記の調味料や具材を加えれば、より本格的な味に近づけられる。すべて揃えるのは難しいかもしれないが、まずは揃えられる範囲で試してみるのもよいだろう。
3. キャロットラペに使うなら?クミンシードとクミンパウダーの違い
実はクミンには大きく2種類あり、それぞれ特徴やキャロットラペへの使い方が違う。詳しく見ていこう。
クミンにはホールとパウダーがある
クミンは、ホールとパウダーの2通りの状態で市販されている。ホールは元々のクミンの粒で、それを挽いて粉にしたのがパウダーだ。どちらを買ってもよいのだが、使い分けには注意したい。
使い方の違い
クミンのホールは、それ自体の風味はあまり強くない。そのまま使っても、かえって苦みが目立つこともある。風味を引き出すためには、油に加えるなどして加熱する必要がある。にんにくの香りを油に移すのと同じ工程を想像していただければよい。たとえば、クミンの香りを移したオリーブオイルを調味料として使えば、クミンの風味をしっかりと楽しめるだろう。
一方クミンパウダーは、それ自体にしっかり風味がある。そのため、基本的にはそのまま調味料としてふりかければよい。
手間を減らすなら、クミンパウダーを使うのがよいだろう。一方で、クミンホールの香りを移したオイルの香ばしさも魅力的だ。好みに合わせて、どちらを使うか選ぼう。
結論
キャロットラペは、シンプルなものから本格的なものまで、比較的簡単に作れる。いずれもクミンを使えば香りが豊かになるため、ぜひ使ってみよう。クミンはホールかパウダーかにより使い方が違うので、注意したい。クミンの使い方に慣れたら、ほかの料理に使ってみるのもよいだろう。
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