1. フルーツたっぷりの自家製フルーツティー

フルーツティーの発祥はドイツで、コーヒーや紅茶の供給が不足した時代に代用品として飲まれたことが起源といわれている。さまざまな飲み方があるが、まずはフレッシュフルーツを使った方法をアイスとホットに分けて見ていこう。
アイスフルーツティーの淹れ方
アイスフルーツティーの材料は、茶葉・熱湯・好みのフルーツ・グラニュー糖・氷の5つだ。このほか、ティーポットと茶こしを用意しておこう。まず好みのフルーツにグラニュー糖をまぶしたら5分なじませる。この間にティーポットに茶葉と熱湯を入れて3分蒸らしておこう。蒸らし終えた紅茶を茶こしでこしながら大きめのマグカップに注ぎ、下準備したフルーツを加えてさらに5分蒸らす。最後に氷を入れたグラスに注げば完成だ。ティーポットに残ったフルーツをグラスに移せば見た目にも楽しめるだろう。
ホットフルーツティーの淹れ方
ホットフルーツティーの材料は、茶葉・熱湯・好みのフルーツ・グラニュー糖の4つで、アイスティー同様ティーポットと茶こしも用意しよう。もしあれば、保温性を高めるキャンドルウォーマーも用意すると味をなじませるときに便利だ。まず茶葉と熱湯でホットティーを淹れたら、グラニュー糖を加えておこう。ティーポットに好みのフルーツをカットして加えてホットティーを注ぎ、保温しながら味をなじませる。ティーカップに注いだら完成だ。じっくりとフルーツを蒸らすとより味わいが広がるだろう。
2. ドライフルーツで手軽に自家製フルーツティー

さて、茶葉にもさまざまな種類があるが、フルーツティーには何が合うのだろうか。ドライフルーツを使ったフルーツティーの淹れ方とともに見ていこう。
ドライフルーツティーの淹れ方
ドライフルーツティーの材料は、ティーバッグ・熱湯・好みのドライフルーツ・グラニュー糖だ。茶葉はティーバッグになっているものを選ぶとより手軽に作れるだろう。また、ドライフルーツは無添加でオイルコーティングされていないものを選ぶこともコツだ。ティーポットに好みのドライフルーツとティーバッグを入れて熱湯を注いだら、フルーツが開くまでじっくりと蒸らそう。香りと甘みが広がり始めたら完成だ。
フルーツ別おすすめの茶葉
フルーツティーにはクセの少ない茶葉が合い、中でも「ニルギリ」「キャンディ」「ジャワ」と呼ばれる茶葉がおすすめだ。ニルギリはリンゴ、キャンディはベリー系、ジャワはパイナップルとそれぞれ相性がよいという。また、耳にする機会も多い「アールグレイ」や「ダージリン」もフルーツティーに使える。アールグレイはオレンジなどの柑橘系、ダージリンはマンゴーと相性がよいといわれているため、ぜひ試してみてほしい。
3. 市販のおすすめフルーツティー

スーパーやコンビニに出向けば、市販のフルーツティーが手軽に手に入る。おすすめの商品を紹介していこう。
ユニリーバ・ジャパン「リプトン フレーバーティー」
ティーバッグをカップに入れてお湯を注げば手軽にフルーツティーを楽しめる一品。「トロピカルチャージティー」と「シトラスシャインティー」の2種がある。また、ローソンのマチカフェではリプトンとコラボしたフルーツインティーが発売されていることも注目だ。
良品計画「水出しアールグレイ」×「ドライフルーツミックス」
水出し可能なアールグレイとドライフルーツミックスを合わせてひと晩おけば、手軽にフルーツティーが楽しめる。どちらも良品計画から販売されているため、合わせて購入するとよいだろう。
味の素 AGF「ブレンディ®カフェラトリー®」
パウダー状のフルーツティーの素をお湯で溶かせば完成するスティックタイプ商品だ。「スティック芳醇アップルティー」や「スティック芳醇マスカットティー」など、豊富な種類があるのも魅力である。
結論
見た目にも鮮やかで香りも豊かなフルーツティーは、淹れ方を覚えれば自宅でも手軽に楽しめる。フレッシュフルーツとドライフルーツどちらでも楽しめ、果物に含まれるビタミンなども同時に摂取できる。機会があればぜひ試してみてはいかがだろうか。
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