1. 焼きそばソースにはいろいろな種類がある
焼きそばソースと一言でいっても、その種類はさまざま。ソースの形態でいえば、粉末と液体の2種類が王道ではないだろうか。焼きそばをマスターするには、2種類のソースをうまく使いわけなければいけない。では、粉末ソースと液体ソースの違いを少し掘り下げてみよう。
スパイシー好みは粉末ソースがおすすめ
3人前入りの焼きそばなどによく添付されている、粉末ソース。粉末タイプのソースは液体タイプのソースに比べ、スパイシーな香りが強いことにお気づきだろうか。調味料の旨みに加え、香辛料のスパイシー感をダイレクトに感じることができるので、大人の味に仕上げたいときには、粉末の焼きそばソースがおすすめだ。
濃厚な味つけには液体ソースがおすすめ
スパイシーな粉末ソースに対して、コクや旨みの強さが特徴の液体ソース。きちんとと麺にからませることができ、ソースの味をしっかりと味わいたい人には、液体ソースがおすすめだ。味の濃さが調節しやすいので、子ども用と大人用の味つけを変えたいときにも、液体ソースが活躍してくれる。
2. 粉末・液体焼きそばソースそれぞれのメリットとは
焼きそばソースの粉末・液体タイプには、それぞれメリットがあるもの。メリットを活かすことで、粉末ソースのよさ、液体ソースのよさを引き出すことができるのだ。なんとなく使うのではなく、それぞれのメリットを意識して使うことで、いままで作っていたものよりも、ワンランク上の仕上がりになる。
粉末ソースのメリットとは
焼きそばは、基本的に水分を嫌う料理である。粉末ソースには水分がないため、麺のもちもち感を持続させながら、しっかりと味付けをすることができる。一度にたくさんの焼きそばを作りたいときや、水分の多い生麺を使用するときには、麺同士がからみ合わないよう、粉末ソースを使用するのがおすすめだ。
液体ソースのメリットとは
液体ソースには、粉末ソースにはない"油分"が含まれている。そのため、焼きそばの麺がなめらかになって、調理中も混ぜ合わせやすくなるのだ。麺のまわりを液体ソースがコーティングしてくれるので、ツルツルっと食べやすいのも液体ソースのメリットである。
3. 粉末・液体焼きそばソースそれぞれのデメリットとは
粉末・液体ソースそれぞれにメリットがある一方で、デメリットがあるのも事実である。デメリットを知っておくことは、美味しい焼きそばを作るために必要なこと。デメリットについても、きちんと理解しておくのがベターだ。
粉末ソースのデメリットとは
粉末ソースは液体ソースに比べ、麺に味がしみ込みやすいという特徴がある。そのため、麺に対して適切な量を入れても、人によっては辛く感じてしまうケースも少なくない。野菜や肉に塩コショウなどで下味をつけた場合は、粉末ソースの量も調節しておかないと、できあがりが塩辛くなってしまう可能性もある。
液体ソースのデメリットとは
液体ソースは、水分と油分が多いため、調理時の水分量に注意しないとベチャっとした仕上がりになる可能性が高い。麺をほぐすために水を加えて調理する方法もあるが、液体ソースを使用する場合は、ソース以外の水分は加えずに調理するほうが、パラっとした仕上がりになる。
4. 焼きそばソースを使ったアレンジ方法を紹介
余った焼きそばソースの使い道に、困った経験はないだろうか。旨みたっぷりの焼きそばソースは、アレンジ方法の種類も多く、使い勝手も万能なのだ。
粉末ソースでフライドポテトが大変身
とても簡単なアレンジ方法として紹介したいのが、フライドポテトに粉末の焼きそばソースをふりかけるレシピ。市販のフライドポテトを袋に入れ、そこへ粉末ソースをふり入れるだけ。あとは袋ごとシャカシャカするだけで、あっという間に焼きそば味のポテトが完成する。ソースとポテトさえあれば、火も使わずに仕上げることができるので、ぜひ一度試してみてほしい。
液体ソースをカレーの隠し味に
余った液体ソースの使い道に困ったときは、カレーの隠し味に使うのがおすすめだ。焼きそばソースには、野菜やくだものなどの旨みが凝縮されているため、隠し味に使うことで、カレーの味に深みをもたせることができる。使い方は、カレーの仕上げに焼きそばの液体ソースをそのまま入れるだけ。簡単なアレンジ方法なので、だまされたと思ってぜひ試してみてほしい。
結論
焼きそばは、味の濃さや仕上がりの水分量など、人によって好みに差が出る料理である。自分や家族の好みに合わせるには、ソースの使い方に工夫を凝らすことが重要。お気に入りのソースがあれば、購入してみて、味の比較をしてみるのもおすすめだ。ソースが余ったときには、アレンジ料理にもトライしてもらいたい。