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【南陽】とはどんなさくらんぼ?特徴や産地、入手方法を紹介

【南陽】とはどんなさくらんぼ?特徴や産地、入手方法を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2020年12月21日

初夏に旬を迎える果物といえば、さくらんぼだろう。さくらんぼの品種にはいくつも種類があるが、そのなかでも人気が高いのが「南陽」だ。山形県で産まれた品種であるが、現在の主な産地は北海道である。今回は、北海道にて栽培されている南陽を中心に、南陽の特徴や購入方法、さくらんぼ狩りの情報などを紹介する。

  

1. さくらんぼ「南陽」の特徴

日本で最も栽培されているのは「佐藤錦」であるが、佐藤錦に劣らず人気があるのが南陽だ。南陽の母親は明治時代に開拓使によって導入された品種である「ナポレオン」。1957年に山形県立農業試験場置賜分場にて育成し、1978年に種苗登録された。ほかの品種と比べて樹、枝の生育が盛んなのが特徴だ。
花の開花は5月上旬で、佐藤錦と比べると2日ほど遅めであり、栽培品種の中では最も遅い。山形県産まれではあるが、県内ではあまり栽培がされていない。主な産地は北海道で、とくに余市などは川の恵みにより土地が肥沃で、豪雪地帯ではあるが昼夜の温度差が大きいため着色や食味がよい。1988年には優良品種にも認定されている。
果実は8~10gと大きく短心臓形で、黄色面に陽が当たることで赤く色づく。味は甘みが強く肉厚でジューシーな食感である。南陽の旬は7月中旬~下旬で、北海道さくらんぼのエースとして注目を集めている。

2. 余市のおすすめ南陽さくらんぼ狩り・直売店

北海道余市は、北海道で有数のさくらんぼ産地である。主な栽培品種は南陽をはじめとして、水門、佐藤錦、ゴールドキングなどだ。観光農園だけでなく、一般家庭の庭先でも栽培されるなど、初夏には街のいたるところで真っ赤に色づいたさくらんぼを見ることができる。余市には、さくらんぼ狩りや直売を行う農園が充実している。仁木町の観光協会のホームページでは、農園の所在地マップやさくらんぼ狩りや直売の有無が一覧で掲載されているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
南陽のさくらんぼ狩りでおすすめなのが、ニトリ観光果樹園で、6月下旬頃からさくらんぼ狩りが楽しめる。南陽は7月の下旬頃が旬で、農園内の直売店での購入も可能だ。また、村田果樹園もさくらんぼ狩りが楽しめる農園である。直売店では季節ごとの果物や野菜が販売されており、さくらんぼはパックに詰め放題で購入できるため、思う存分さくらんぼを堪能したい人におすすめだ。

3. 南陽を北海道から通販しよう

北海道へ行くことが難しい場合に、南陽を通販で購入する方法を紹介しよう。ひとつめは、農園の通販サイトを利用する方法だ。ニトリ観光果樹園のオンラインショップでは、果物やジュース、ジャムなども購入が可能できる。南陽は2L、3Lの2種類が販売されており、たくさん食べたいという人は2個セットがおすすめだ。
ふたつめは、ふるさと納税のお礼として南陽を手に入れる方法だ。手軽にふるさと納税を行うには、「ふるさとチョイス」などのサイトを使用するとよいだろう。余市町への寄付のお礼として、「【山本果樹園が贈るフルーツ王国定期便】豪華!!旬のフルーツ3回発送コース」というコースがある。3回に分けて旬のフルーツを発送してもらえるもので、7月発送は南陽と紅秀峰それぞれ3L・500gのセットだ。また、北海道芦別市の返礼品である「北海道芦別産100%はちみつと高級さくらんぼ100%ジャム」は、芦別市の大橋さくらんぼ園オリジナルの南陽を使用したジャムで、果肉をまるごと使った酸味と甘みのバランスがとれた高級感ある味わいになっている。保存料や着色料を一切使用していないというのも嬉しい。

結論

南陽は北海道で多く栽培されている品種であることがわかっただろう。余市周辺の果樹農園ではさくらんぼ狩りが楽しめ、直売店も充実しているため、北海道を訪れる機会があればぜひ北海道のさくらんぼを堪能してほしい。また、さくらんぼは、そのまま食べてもケーキなどにのせても味わい深いフルーツだ。通販やふるさと納税でも南陽は手に入れることができるため、旬を迎える初夏にはぜひさくらんぼを味わってほしい。
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  • 更新日:

    2020年12月21日

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