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豚丼弁当を冷めても美味しく!前日に作り置きするコツとは?

豚丼弁当を冷めても美味しく!前日に作り置きするコツとは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2021年5月21日

豚丼弁当をいざ食べようとしたら、脂は固まり、ごはんが固い、という経験はないだろうか。実は弁当として美味しく食べるにはコツがあるのだ。今回は、豚丼弁当の作り方や作り置きのコツ、注意点、豚丼弁当と組み合わせのよいおかずを紹介する。ポイントさえおさえれば、明日から冷めても美味しい豚丼弁当を簡単に作ることができる。

  

1. 豚丼弁当の作り方

豚丼弁当の作り方や、冷めても美味しく食べる方法を紹介する。また、ほかのレパートリーも取り入れられるよう、豚丼で使う豚肉をベースにした弁当におすすめアレンジも見ていこう。

豚丼弁当の基本の作り方

豚丼弁当は、調味料さえ覚えておけば工程も少ないので、簡単に作ることができる。まず、豚肉を焼こう。豚肉がきつね色に焼けたら、しょうゆ・みりん・料理酒・水・おろしにんにく・おろししょうがを入れて絡める。最後に、ごはんの上に汁ごとかけて完成だ。もちろん豚丼だけの弁当もよいのだが、豚肉だけでは、弁当を開けたときに茶色一色になり栄養バランスも偏ってしまう。野菜や卵焼きなどで彩りと栄養をプラスするとよいだろう。時間がないときには、豚肉を焼く前のフライパンでさっとアスパラガスを焼いておくのがおすすめだ。洗い物を増やすことなく、弁当の彩りとなる焼き野菜が完成する。

豚肉の脂が白く固まらない方法

豚肉弁当の作り方を先に述べたが、弁当となると食べるまで、結構な時間が経過することがほとんどだろう。肉類は時間が経つとどうしても脂が白く固まってしまい、どろっとした食感になってしまう。弁当に入れても美味しく食べるためには、脂が少ない肉の部位を選んで料理するとよい。豚肉の脂が少ない部位は、ヒレやロースだ。また、豚肉を焼く前に一度湯通しする、焼いたあとにキッチンペーパーを使って脂を取り除く、なども有効である。ごはんが固くなるのを防ぐためには、米の浸水時間を70分程度設けること。弁当箱には、ぎゅうぎゅうに詰めすぎないことがポイントだ。

豚丼弁当を簡単アレンジ

生姜焼きなら、焼肉のタレとすりおろし生姜で豚肉を炒めるだけでいただける。焦がさないための重要なポイントは、先に豚肉を焼いてから調味料を入れることである。甘ければしょうゆ、辛ければみりんで自分好みに調整するとよい。
分厚くカットした豚肉でトンカツを作ると、冷めると固くなってしまうが、豚薄切り肉を重ねたミルフィーユカツであれば、柔らかさをキープしやすく弁当に最適だ。肉の間にチーズや大葉、梅などを挟めば無限にアレンジもできる。

2. 豚丼弁当は前日に作り置きも便利

豚丼弁当は前日に作り置きしても、ポイントをおさえておけば、翌日美味しく食べることができる。ここでは、前日に作り置きするポイントと注意点を紹介する。

作り置き弁当を作るポイント

豚丼弁当をあらかじめ作り置きするなら、濃い味付けにすると傷みにくい。さらに、味がぼやけにくく、時間が経っても美味しく食べられて一石二鳥なのだ。豚丼の具に汁気が多いようなら、水溶き片栗粉を回し入れて少しとろみをつけておくと、そのままごはんにかけても、水っぽくなりにくい。豚丼弁当に野菜を入れる場合は、水気をしっかりきっておこう。また、揚げ物はキッチンペーパーで余分な油をとり、玉子焼きやきんぴらごぼうなどのおかずは、冷蔵庫で保管しておこう。作り置き弁当を作る際にはこれらのポイントを守ってほしい。

作り置きを使用する注意点

作り置きを弁当に使用する場合、菌が繁殖しないかどうかが気になるところだろう。対策として注意したいポイントは3つ。まず1つめは、ごはんやおかずは冷めてから詰めること。作り置きおかずは、詰める前に再加熱してから冷まそう。2つめは、同じ箸でいろいろなおかずに触れないことだ。菌が移ることを防ぐため、別のおかずを取るときはキッチンペーパーで箸先を拭いたり、別の箸を使ったりと工夫が必要である。3つめは、おかずごとにカップ分けしたり、キッチンペーパーで、汁気や油が多いおかずの水分をなるべく取り除いたりすること。とくにミニトマトやレタスなど、生野菜は要注意だ。

3. みんなに人気の豚丼弁当のおかず

豚丼弁当をせっかく作るなら、豚丼に合うおかずを組み合わせたいものだ。ここでは、家族にも喜ばれる人気のおかずをいくつか紹介しよう。

焼きそば

焼きそばの具材は余り野菜を使ってもよいし、好きな野菜を選んでもよい。キャベツ、もやし、にんじん、ピーマンなど野菜をしっかり入れることで、豚丼弁当だけだと偏りがちな栄養を補うことができるだろう。まず、野菜と同量程度の麺を少し多めの油で炒める。炒め終わったら、仕上げにごま油を回しかけて完成だ。美味しく作るポイントは、麺がくっつかないように少し酢を足すほか、冷めたときに油っぽくならないよう、紅しょうがを足すことだ。濃いめの味付けすれば、野菜嫌いの子どもでも野菜をしっかり摂取できそうだ。

厚焼き玉子

冷めてボソボソした食感になったり、べちゃっと潰れてしまったりしがちな厚焼き玉子。冷めてもふわっとした美味しさをキープするなら、砂糖を少し入れるのがポイントだ。砂糖を入れることで卵の保水性がアップして、ほんのり甘く、しっとりとした美味しい厚焼き玉子ができあがる。ただ美味しいだけでなく、豚丼弁当に少し入れるだけで彩りがよくなるため、一石二鳥だ。

ひじき煮

ひじき、にんじん、油揚げ、こんにゃくを油で炒める。次に出汁を加えてから、砂糖を入れて煮詰める。数分後にしょうゆ・みりん・砂糖を加え、さらに煮詰めると完成だ。豚丼だけだと茶色一色になりがちだが、ひじき煮を入れることで栄養バランスも彩りもアップする。また、冷めても美味しく食べられるため、豚丼弁当のおかずに作り置きすると便利だ。

結論

豚丼弁当は、前日に作り置きしても美味しく食べられることがおわかりいただけただろうか。ボリュームもあり、アレンジもきく。ほかのおかずとの合わせやすさもある万能な弁当といっても過言ではないだろう。豚丼弁当なら、少ない工程で簡単に作れるので、ぜひ試してみてほしい。
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  • 公開日:

    2020年12月22日

  • 更新日:

    2021年5月21日

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