目次
1. クリスマス料理になぜチキンを食べるの?

そもそも、クリスマスになぜチキンを食べるようになったのだろうか。その理由を見ていこう。
理由には諸説ある
クリスマスにチキンを食べるようになった理由には諸説ある。元々は昭和時代後期あたりから、七面鳥の代用として、チキンがローストチキンとして食べられるようになったといわれている。また、外食チェーンがクリスマスの販売戦略としてフライドチキンの販促を行い、チキンがさらに食べられるようになったという説もある。
このような複数の理由から、日本ではクリスマスにチキンを食べる文化が定着したと考えられる。
クリスマスにチキンを食べる文化は珍しい?
実は、クリスマスの食べ物は国によってさまざまだ。七面鳥やガチョウ、はたまた鯉など、バリエーションは数多い。チキンを食べるという日本の文化は、どちらかといえばレアケースだといえる。
2. クリスマス料理にチキンの丸焼きを作ってみよう!

クリスマス料理といえば、チキンの丸焼きをイメージする人が多いのではないだろうか。ここでは、チキンの丸焼きの作り方を簡単に見ていこう。
内臓があれば取り出す
もし丸鶏の中に内臓があれば、取り出しておこう。とはいえ手間がかかるので、最初から取り除かれたものを買うのがおすすめだ。
下味がポイント
あらかじめ、鶏肉に下味を付けておく。塩こしょうやにんにくをよくすり込めばよい。また、ローズマリーなどのハーブをかけ、丸鶏の中に入れてもよい。鶏肉のにおい消しにもなるため、忘れずに下味を付けよう。
中に具材を詰める
丸鶏の中に具材を詰めていく。にんにくや野菜、ハーブなどをしっかり詰め込み、栄養をたっぷり摂れるようにしたい。また、ピラフなどを詰め込むという選択肢もある。いっぱいに詰めると破裂するおそれもあるので、少し余裕をもたせるとよいだろう。
オーブンで焼く
あとは脚をひもで縛り、オーブンでじっくり焼けばよい。所要時間は長く、鶏肉が大きいと1時間を超えることも珍しくない。しっかり火を通すよう心がけよう。
焼きあがったら、皿に移して野菜などを添えれば完成だ。好みのソースなどを付けて食べよう。ナイフなどを使い、脚や手羽、胸肉などを切り離すと食べやすくなる。
3. フライパンで簡単!クリスマス料理定番のローストチキン

チキンの丸焼きは手間がかかりオーブンも必要だ。しかし、一部だけを使えばフライパンなどで手軽にローストチキンを作れる。豪華な見ためでクリスマス料理としても十分成立するので、おすすめだ。
骨付きもも肉を焼くだけ!
ローストといっても、複雑な調理は必要ない。フライパンで骨付きの鶏もも肉を焼き、味付けをすればよい。とはいえ、火が強いと表面ばかりに火が通ってしまう。鶏肉には火が通りにくいので、弱火でじっくり時間をかけて焼きたい。あるいは、ふたをしてじっくり火を通す方法もある。
味付けのタイミングは2通りある
ローストチキンの味付けには、照り焼きなどと同じようにしょうゆや砂糖、みりんで作ったタレを使えばよい。さらに赤ワインを使えば、照り焼きとしっかり差別化できる。
味付けは、基本的には鶏もも肉を焼いてから仕上げに加えればよい。しっかり肉と絡めよう。ただし、みりんや赤ワインにはアルコールが含まれる。とくに子どもと一緒に食べる場合は、アルコールが飛ぶまでしっかり加熱しよう。また、鶏もも肉をあらかじめタレに漬け込んでもよい。しっかり味を付けたい人にはおすすめだ。
4. クリスマス料理にぴったりのフライドチキン

ボリュームたっぷりのクリスマス料理を作りたいなら、フライドチキンを作るのもおすすめだ。
手羽元はぜひ使いたい
フライドチキンは、唐揚げなどと同様に、もも肉やむね肉を使って作れる。それに加え、手羽元もぜひ使いたい。美味しいほか、骨付きなのでより豪華な見ためや雰囲気に仕上げられるだろう。
下味を付けておく
あらかじめ鶏肉に下味を付けておこう。好みのものでよいが、せっかくなら普段の唐揚げなどとは違う味付けにしたい。たとえばスパイスやハーブなどを使い、オシャレな味に仕立てるのがおすすめだ。
揚げる
下味が付いたら、衣を付けて揚げていく。小麦粉や片栗粉をまぶしてから溶き卵にくぐらせ、もう一度粉を付けてじっくり揚げていく。鶏肉は火が通りにくいため、しっかり時間をかけよう。なお、揚げ油はフライパンに2~3cmほどひくだけでもよい。時間をかければ問題なく火を通せるほか、油の節約にもなる。
結論
チキンを使ったクリスマス料理はさまざまだ。豪華な丸焼きや、手軽な料理など、時間の余裕や予算に応じて自由に選べる。普段やらないような味付けを試すよい機会にもなるだろう。せっかくなら盛り付けなどにもこだわり、家族でクリスマス料理を楽しんでいただきたい。
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