1. ケチャップで作れる!ベーコンとナスのアラビアータ

基本のアラビアータには、ホールトマトやカットトマトなどのトマト缶を使用する。トマト缶を煮詰めることで、酸味がほどよく和らぎ濃厚なソースに仕上がるのだ。このアラビアータソースをより簡単に作りたいなら、トマトケチャップを使うという方法もある。トマトと相性のよい定番具材ナスに、ベーコンを合わせたシンプルな作り方を紹介する。
ケチャップで作るアラビアータソースのコツ
ケチャップにはトマトだけでなくさまざまな調味料が含まれている。とくに、一般的なアラビアータには使用されない砂糖が含まれているため、そのままだと甘みが気になる人もいるかもしれない。その場合は、醤油や塩こしょうを加えることで甘さを抑えるとよい。
また、フレッシュトマトを少し加えると、甘みが落ち着きさわやかなソースに仕上がる。ケチャップを使う場合も、酸味を飛ばすためにしっかり煮詰めるのがポイントだ。
また、フレッシュトマトを少し加えると、甘みが落ち着きさわやかなソースに仕上がる。ケチャップを使う場合も、酸味を飛ばすためにしっかり煮詰めるのがポイントだ。
ケチャップなら時短でできる
みじん切りにしたにんにくと輪切りの鷹の爪をオリーブオイルでじっくり炒め、1cm幅に切ったベーコン、乱切りか輪切りにしたナスを加えてさらに炒める。ナスに焼き色がついたら、ケチャップ、好みで醤油や塩こしょうを加え、あれば一口大に切ったトマトを入れよう。
材料をよく炒め合わせているうちにソースが煮詰まってくるため、パスタの茹で汁で濃度を調整するとよい。茹でたパスタを加え、ソースを絡めれば完成。
2. ひき肉とナスのペンネアラビアータ

ミートソースでおなじみのひき肉も、ナスのアラビアータによく合う食材だ。パスタは、ひき肉がよく絡み食べやすいペンネを選ぶのがおすすめ。
ひき肉は何が合う?
ナスのアラビアータには、豚ひき肉、牛豚合いびき肉、また鶏ひき肉など何でも合う。好みの肉を選ぶとよい。ひき肉は切る手間もなく火も通りやすいため、時短で簡単に作りたいときにおすすめな食材である。
ひき肉、ナスの順で炒めてソース作り
にんにくと鷹の爪をオリーブオイルで炒めたら、ひき肉を加える。肉の色が変わったらナスを加えて、オイルを絡ませるように炒めよう。あとはトマト缶もしくはケチャップを加えて煮込み、水分を飛ばし塩などで味の調整をしたら、ソースの完成。茹でたペンネを加えて、よく絡ませて食べよう。
残ったソースはグラタンやドリアにアレンジ
ひき肉とナスで作ったアラビアータソースは、パスタのほかにもさまざまな料理に使いやすい。じゃがいもにかけてチーズをトッピングして焼いたり、ホワイトソースと合わせてグラタンやドリアにアレンジしたりできる。
3. ナスとズッキーニのピリ辛アラビアータ

野菜をたっぷり食べたいという人におすすめなのが、ズッキーニを使った夏野菜アラビアータ。ナスとズッキーニは相性バツグンで、いずれもラタトゥイユの定番具材でもあり、トマトソースパスタにはぴったりなのである。2種類の夏野菜を使うことで、さっぱりとしたアラビアータに仕上げることができる。
ナスとズッキーニは同じ切り方で
輪切りや角切りなど、ナスとズッキーニは同じ大きさ、同じ切り方で揃えておこう。切り方を揃えることで、パスタやソースとのなじみがよくなり、食べやすくなる。
野菜を炒め合わせて煮るだけ
にんにくと鷹の爪をオリーブオイルで炒め、切っておいたナスとズッキーニを加える。オイルを絡ませながら炒めて火を通したら、トマト缶を加え煮込む。煮詰めたら味の調整をして、茹でたパスタを絡めよう。
ベーコンを加えるのがおすすめ
ナスとズッキーニだけでは物足りない場合は、ベーコンを加えるとよい。厚切りのものをカットして使うと食べごたえのあるアラビアータになる。ベーコンは野菜を入れる前に焼き色がつくまで炒めておこう。
結論
アラビアータの定番具材ナスは、淡泊な味のためさまざまな食材と組み合わせることができる。本記事で紹介したほかにも、きのこや魚介類などと合わせても美味しい。ナスのアラビアータに好みの食材をプラスして、食べ方の幅を広げてはいかがだろう。
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