目次
1. タンドリーチキンを焼くならフライパンとオーブンどっちがいい?

タンドリーチキンをオーブンで焼くのは、もともとじっくりと時間をかけて火を通す料理だからだ。インドではタンドールという窯で焼いて作るのだが、一般家庭ではオーブンを使うのが最も近い調理法なのである。
オーブンで焼くメリットとデメリット
タレに漬け込んだタンドリーチキンをオーブンに入れてボタンさえ押せば、放ったらかしで調理できるのはメリットといえるだろう。一方、20~30分ほど焼く必要があり、時間がかかるのがデメリットだ。
フライパンを使うと手軽
タンドリーチキンはフライパンで作ることもできる。オーブンよりも火の通りが早いため、短時間で作りたいという場合にはフライパンでの調理がおすすめだ。オーブンの半分ほどの時間で仕上げることができる。
フライパンは焼き方にコツが必要
フライパンでタンドリーチキンを焼くと時短で作れる反面、タレが焦げつきやすい点には注意が必要だ。焼き方のコツをしっかりおさえておき、焦げつきを防ぎながら仕上げるようにしたい。
2. タンドリーチキンをフライパンで焼くと焦げる?焼き方のコツは?

ここからは、フライパンでタンドリーチキンを焦がさずに焼くコツを紹介していく。
チキンを入れるタイミングが重要
まず、フライパンにオリーブオイルを引き、中火にかけてしっかりと温度を上げよう。低温のうちにチキンを入れると、タレがフライパンにくっついて焦げついてしまう。
余分なタレを切ってから焼く
また、チキンについている余分な漬けダレは、焼く前にある程度取っておこう。タレがたっぷりついたままだとチキンに焼き色がつきにくく、加熱時間が長引き焦げつきの原因になってしまうからだ。
焼き目をつけてから蒸し焼きに
中火で熱したフライパンに、タンドリーチキンを皮目を下にして入れよう。途中で裏返しながら、両面に焼き目をつける。そのあと、弱火でふたをして蒸し焼きにしよう。
タレは最後に煮詰める
タンドリーチキンを漬けていたタレは、チキンを蒸し焼きにしたあとで、フライパンに加えるとよい。弱火から中火に戻してタレを煮詰めれば、チキンに絡みやすくなる。最後にチキンに好みの焦げ目をつけながら、タレを絡めて完成。
3. タンドリーチキンをフライパンでも焦げつかせない裏ワザ

フライパンでタンドリーチキンを焼く場合、テフロン加工のされたものなら焦げつきもそこまで気にならないだろう。しかし、鉄製などコーティングのないタイプや、年季が入ってコーティングが剥がれているフライパンの場合はどうしても焦げついてしまう。そこでおすすめなのが、クッキングシートを使って焼く方法だ。
クッキングシートで焦げつき防止
クッキングシートは、一般的にはオーブンの天板などに敷いて使うものだ。使い方は、クッキングシートをフライパンに敷いた状態で加熱し、タンドリーチキンを焼くだけとシンプル。シートがあればチキンやタレがくっつくこともないため、油も不要だ。
包み焼きにするのもおすすめ
フライパンの形状に合わせてクッキングシートをカットして敷いてもよいが、あえて大きめにしてタンドリーチキンを包み焼きにしてもよい。焼き目もつけながら蒸し焼きの状態になるため、中までしっかり火を通すことができる。
必ず耐熱性のものかチェックを
一般的なクッキングシートは、耐熱温度が250℃前後のものが多い。タンドリーチキンに使用する場合も、必ず耐熱性があるかチェックしよう。また、フライパン専用のクッキングシートやアルミシートを使用すれば安心だ。ちなみに、一般的なアルミホイルはフライパンを傷つけてしまう可能性があるため、使用は控えよう。
結論
タンドリーチキンはタンドール窯がなければオーブンで焼くものと思われがちだが、フライパンで焼けば気軽に作ることができる。焦げつきを防ぐために、耐熱性のクッキングシートを使用する裏ワザも含め、焼き方のコツをしっかりおさえて挑戦してみよう。
この記事もCheck!