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チョロギはおせちの定番食材?作り方や地域による違いを紹介

チョロギはおせちの定番食材?作り方や地域による違いを紹介

投稿者:ライター 管理栄養士 戸田綾子(とだあやこ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2021年1月 1日

おせち料理に入っているチョロギを知っているだろうか?いままで当たり前のようにチョロギをおせち料理の一品だと思っていたかもしれないが、実は地域によって少しずつ違いがあったのだ。ここではおせち料理に用いられているチョロギの作り方や、地域による違いを紹介していく。

  
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1. おせち料理にチョロギを入れるのはなぜ?

なぜ、おせち料理にチョロギが使われているのだろうか、を考えていこう。
おせち料理に用いられている食材にはそれぞれおめでたい意味がある、という特徴がある。
チョロギの漢字表記はさまざまあり、「長老喜」「長老貴」のような漢字が当てられる。この漢字表記からチョロギは長寿を願う食材としておせち料理の定番となったといわれている。チョロギは単品でおせち料理に入れられていたり、黒豆に添える形で入れられることもある。黒豆にも同じように意味があり、チョロギと黒豆が合わさることで「長生きかつ健康でまめに働けますように」という願いをもっている。

おせち料理のチョロギを紹介

チョロギはもともとにんにくに似た白色であるが、おせち料理に用いられているのは赤色のチョロギが多い。これは、チョロギを梅酢などで赤く染めて作っている。この赤色のチョロギの作り方は、次の項目で紹介していくので確認してもらいたい。

おせち料理に使われるほかの食材にも意味がある

おせち料理に使われている食材のおめでたい意味も紹介していく。いわれを知ることで、より楽しみながらおせち料理を堪能できることだろう。
栗きんとん・・・その黄金色からお金がたまりますようにという願いが込められている。
昆布巻き・・・喜びを結ぶという意味がある。
田作り・・・豊年豊作を願った食材である。
くるみ・・・殻が固いことから家庭円満への思いが込められている。
数の子・・・ニシンの魚卵の数に由来し、子孫繁栄への思いが込められている。
かまぼこ・・・赤色は魔よけを願い、白色は清浄を意味している。
伊達巻き・・・巻き込んだ形が、進化や教養や文化などを意味している。
里芋・・・出世や子宝に恵まれますようにという思いが込められている。
海老・・・チョロギと同じく、長寿を願う。長いひげや曲がった背が老人にたとえられている。
なます・・・人参の赤色と大根の白色を用いた紅白色から、平和の願いが溢れている。
たたき牛蒡・・・豊年と息災を願った食材である。

2. おせちのチョロギの作り方

では、実際におせち料理に入れるチョロギの作り方を紹介していく。

おせち料理のチョロギの作り方を紹介

上記で解説したとおり、おせち料理に入っているチョロギは梅酢を使用して作られた赤色のものが一般的である。ここでは、おせち料理用にチョロギの作り方を紹介していく。
材料は、チョロギ、酢、梅酢のみ。チョロギは水でよく洗って泥を落とす。溝に泥が多くついているのでしっかりと落とすようにする。変色していたり、形がいびつになっている部分は包丁で切り落としてから、さらなる変色を防ぐために酢水に1時間ほど漬けておく。鍋に湯を沸かして酢を加えたところに、チョロギを入れて3分ほど茹でて柔らかくする。その後、梅酢に3日間ほど漬けて、赤色のチョロギになったら完成となる。

3. 関西では入れない?おせちにチョロギを入れる地方

チョロギは、当然のようにおせち料理に入っているわけではない。ここでは、おせち料理にチョロギを入れる地域と、入れない地域について紹介していく。

おせち料理にチョロギを入れる地域

おせち料理にチョロギを入れている地域は、基本的には関東地方とそれよりも北側の地域となる。

おせち料理にチョロギを入れない地域

関西地方とそれよりも西側の地域では、おせち料理にチョロギを入れていないどころか、チョロギを知らない地域も多くある。しかし場所によってはチョロギを栽培しており、そういった地域では親しみをもってチョロギが食べられている。
チョロギは日本全国でみても生産量が非常に少ない食材なので、地域によって消費に差があるのだろう。

結論

本記事では、おせち料理に用いられるチョロギについて紹介してきた。チョロギがもっているおめでたい意味や、おせち料理に用いる場合の作り方など、伝わっていれば幸いである。また地域差があり、関西地方ではあまりなじみがないチョロギだが、鮮やかな赤色と長寿を願う思いが今後多くの地域に広まるかもしれない。
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  • 更新日:

    2021年1月 1日

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