1. はちみつで失敗なし!冷めても固まらない大学芋

大学芋を作るためには、まずさつまいもの下準備が必要。適当なサイズに乱切り、もしくはスティック状にカットしたさつまいもを水にさらしておく。数分たったら水を切り、水気を拭き取っておこう。深めのフライパンか鍋に油を熱し、さつまいもの中心まで柔らかくなるように素揚げする。火が通ったら油をしっかり切っておき、別のフライパンで大学芋のタレを作ろう。タレは砂糖や醤油、みりんなどで作るのが一般的。そこに少量のはちみつを加えて作ると、冷めても固まらないタレになる。
はちみつはもともと常温でも液状なので、冷めてもカチカチに固まらないのだ。ただし冷蔵庫などに入れてしまうと少し硬くなる可能性もあるため、温め直すなどしてから食べるのがおすすめ。はちみつだけで作ってもよいが、砂糖を一緒に加えたほうがしっかりした甘さに仕上がる。また、タレは煮詰めすぎると粘度が高くなってしまうので、軽く沸く程度でさつまいもを絡めるとよいだろう。
2. はちみつなしでも固まらない!酢を使った大学芋

タレにはちみつを入れれば、手軽に冷めても固まらない大学芋が作れる。しかし、中には家にはちみつがない人もいるはずだ。そんなときは、タレに少量の酢を加えて作るとよい。普段作っているタレにほんの少し酢を入れ、軽く煮詰めてから揚げたさつまいもを絡めよう。酢はたくさん入れる必要はなく、タレの味に影響が出ない程度の少量でOK。タレを煮詰める工程で酸味も飛んでしまうため、酢を入れてもほとんど気にならない。
砂糖やみりん、水や醤油を使って作るタレは冷めるとガチガチに固まってしまう。酢を入れると冷めても固まりにくく、トロトロの食感をキープできるので弁当にもピッタリな作り方だろう。酢の酸味やにおいが気になるときは、タレを煮詰めるときに少し弱めの火でじっくり煮詰めればOK。酢の入った大学芋は日持ちもしやすいため、冷蔵庫で保存すれば数日美味しく食べられるだろう。
3. ちょっと味変!揚げないはちみつバター大学芋

はちみつを使った大学芋の中には、ちょっと変わったバター風味のものもある。バターを加えると少し洋風な味わいになるので、味変したい人にもおすすめ。さつまいもは小さめにカットして水にさらしてから、水気をしっかり切っておく。さつまいもを耐熱容器に入れ、ラップをかけてレンジで加熱。中心まで柔らかくなったらバターをひいたフライパンに入れ、全体がこんがりするまで焼こう。さつまいもに焼き目がついたらはちみつを加え、全体に絡めたら完成。揚げずに簡単に作ることができ、バターの香ばしい香りが食欲をそそる。
ちなみに、少量の塩を加えるか有塩バターを使って作ると塩バター風味になる。黒ゴマの代わりに砕いたくるみを散らすと、よりスイーツらしい仕上がりになるだろう。より甘く仕上げたいときは、はちみつと一緒に砂糖を加えてもよい。焦げないよう、ササッと絡めて仕上げよう。
結論
大学芋ははちみつを使うと冷めてもトロトロの仕上がりになり、はちみつがない場合も酢を加えると固まらない。これまで冷めると固まる大学芋に悩まされていた人は、ぜひはちみつや酢を使って大学芋を作ってみよう。また、バターを使うと一気に洋風な仕上がりになる。普通の大学芋に飽きた人は、チャレンジしてみてはいかがだろうか。
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