1. ニラともやし炒めはアレンジ自在!

ニラともやしは安価で手に入りやすいため、食卓の救世主として大いに役立つ食材だ。とくに炒め物は合わせる食材によってメインやつまみなど、いろいろなシーンで使えるのが魅力だろう。
炒め物の作り方
- ニラを一口大の大きさにカットし、もやしは水で洗い、水気をきっておく。
- 熱したフライパンにサラダ油またはごま油をひき、やや強火でサッと炒める。
- 仕上げに塩コショウや醤油、鶏がらスープなどで味を調えたら完成する。
基本の作り方は炒めるだけだが、ここに豚肉を入れるとよりボリューム感を出すことができるだろう。また、半熟状態に炒った卵を混ぜ合わせると彩りがよい一皿になる。元々がさっぱりした味付けなため、豆板醤で味付けをしたひき肉を加えてピリ辛にしたり、ポン酢を回しかけたりといろいろなアレンジが楽しめるのもニラともやし炒めの魅力だ。
作るときのコツ
もやし料理の際に多い失敗が水分の出過ぎで、料理がしんなりしてしまうケース。もやしのシャキシャキ食感をキープするには、やや強火の火力に設定し短時間で一気に炒めるのがポイントだ。本格的な中華鍋がある場合は、30秒~1分くらいの炒め時間で完成させるのが理想だろう。
2. ニラともやしで作るチヂミやナムル

炒め物は短時間で作れるレシピとして常用できるが、毎回炒め物だと飽きもくるだろう。そんな時はニラともやしで作れる韓国料理で気分を変えるという手がある。
チーズを加えたチヂミ
卵と小麦粉、水を混ぜ合わせた生地にニラともやしを入れ、チーズを溶かしたフライパンに生地を流し入れてこんがり焼いたチーズチヂミは香ばしさとシャキシャキ食感が楽しめる一品に仕上がる。そのままでも美味しく食べられるが、酢をベースにしたつけダレをつけると、あっさりと食べられるだろう。
簡単一品のナムル
茹でたニラともやしにごま油や鶏がらスープ、醤油などで味付けをするだけの簡単ナムルならもう一品ほしいときやつまみにピッタリだ。ポイントは茹で上がって熱いうちに調味料を加えることだ。そうすることで味がしみ込みやすくなり、より味わい深くなるだろう。
食べごたえのあるプルコギ
牛肉にあらかじめプルコギの下味を付けておき、ニラともやし、牛肉を一気に炒めたらボリュームのあるプルコギの完成だ。濃いめの味付けなら白いごはんとの相性もよく、メイン料理がほしいときやガッツリ食べたいときにいいだろう。
具だくさんのチャプチェ
ニラともやし以外にニンジンやきくらげ、豚肉などを入れて炒め、オイスターソースベースの味付けをすればチャプチェとして楽しめる。コチュジャンを加えてピリ辛にすればおつまみとしても活躍するだろう。
3. ニラともやしで作るスープや味噌汁

ニラともやしの炒め料理や韓国料理以外の使い道としてスープにする方法がある。冷蔵庫に少量のニラともやしが残ってしまった場合は汁物の具として活用するのが賢いだろう。ニラやもやしは火の通りが早く、沸騰した出汁の入ったお湯に2~3分入れれば火入れは完了だ。あとは味噌を溶いて味を調えればできあがる。短時間でできるため、サッと作りたいときにおすすめの食材といえるだろう。
また、鶏がらを使った中華風スープやふわふわ卵のかきたま汁、コチュジャンで辛めに味付けしたピリ辛スープなども簡単に作れる。少し変わったスープを作りたい場合は、洋風明太スープはどうだろうか。洋風スープをベースにニラともやし、辛子明太子を食べやすい大きさにカットして入れ、明太子の色が変わるまで火を通し、とろみをつけたら完成だ。ニラともやしに飽きてしまったときの味変スープとして重宝する料理といえるだろう。
結論
ニラともやしは、2食材だけでも一品作ることができる。調味料や合わせる食材によって、中華風や洋風など味を変化させられるのもニラともやしの魅力といえるだろう。冷蔵庫に「ニラともやししかない」ではなく「ニラももやしもある」とシフトチェンジして、簡単で美味しい一皿を作ってみてもらいたい。
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