1. タンドリーチキンにするなら胸肉?もも肉?

タンドリーチキンは鶏もも肉、鶏胸肉のどちらでも美味しく作れる。もも肉はジューシーで美味しいが、カロリーが高く脂っこく感じる人も多いだろう。胸肉の場合は脂が少ないため、低カロリー&高たんぱくで体重を気にしている人にもおすすめ、筋トレなどをしている人にとっても、ピッタリのメニューといえるだろう。若鶏の皮つきもも肉のカロリーは100gあたり204kcalなのに対し、若鶏の皮つき胸肉のカロリーは100gあたり145kcalとかなり低い。皮をとれば、100gあたり116kcalとより低カロリーになる。気になる人は皮を取り除いて調理すると、さらに低カロリーなタンドリーチキンが作れるだろう。
胸肉のタンドリーチキンは美味しい?
いくらカロリーが低くても、気になるのはやはり美味しさ。胸肉は焼くとパサパサするイメージがあるが、タンドリーチキンの場合はヨーグルトに漬け込むことでしっとり仕上がりやすくなる。半日から一晩程度、長めに漬け込んでおくとより柔らかくしっとりと仕上がるだろう。胸肉のパサパサ感が苦手な人も、タンドリーチキンなら食べやすい。安い胸肉を美味しく食べたい人にもおすすめのメニューなのだ。
2. 胸肉のタンドリーチキンはどうやって焼くのがおすすめ?

胸肉でタンドリーチキンを作るなら、できるだけしっとり仕上げたいだろう。ここでは、焼き方ごとにポイントを詳しく見ていこう。
フライパン
フライパンの場合は油をひいたフライパンで片面をこんがりと焼き、裏返してからふたをして蒸し焼きにするとよい。蒸し焼きにすることで焦げる前に中までしっかり火が通り、ふっくらとした仕上がりになる。最後は強火にし、フライパンに残ったソースを胸肉全体に絡めて仕上げよう。
オーブン
オーブンで焼くときは、200℃程度の高めの温度でこんがり焼くのがおすすめ。天板の上に網をのせ、その上に漬け込んだ胸肉をのせると余分な水分などが下に落ちる。裏側までこんがりと仕上げたいときは、網を活用してみよう。
魚焼きグリル
魚焼きグリルは火力が強いため、様子を見ながら焼くとよい。途中で裏返し、焦げそうなときはアルミホイルをかぶせて焼いてみよう。網にくっついてしまうのが不安な場合は、薄く油を塗っておくとよい。
低温調理
専用の機械で低温調理をするなら、漬け込んだ鶏肉を耐熱の袋に入れて調理しよう。低温でじっくり調理することで胸肉の水分が飛ばず、中までしっとりのタンドリーチキンが作れる。香ばしく仕上げたいときは、低温調理後にフライパンなどで焼き目を付けるのがおすすめ。
3. 胸肉のタンドリーチキンは冷凍できる?

胸肉のタンドリーチキンは、下味冷凍にもピッタリ。冷凍庫に入れておくことで味がしっかりしみ込み、柔らかく仕上がるのだ。下味冷凍の方法はとても簡単で、カットした胸肉とスパイスなどをジッパー付きの袋に入れてもみ込むだけでOK。全体に味がなじんだらできるだけ空気を抜き、ジッパーを閉めて冷凍しよう。
冷凍する際は肉を平らにならしておくと、凍るまでの時間が短くなる。短時間で凍らせたほうが日持ちしやすいため、ぜひ試してみてほしい。食べる前日に冷蔵庫に移して冷蔵解凍し、フライパンやオーブンなどで焼けば美味しく食べられる。凍った状態のまま焼いてしまうと、中まで火が通らない場合があるので注意しよう。冷凍のタンドリーチキンは1ヶ月程度日持ちするため、胸肉をたくさん買ったときにまとめて下味冷凍しておくと便利。
結論
もも肉で作ったジューシーなタンドリーチキンはもちろん美味しいが、胸肉で作ってもしっとり美味しく仕上がる。下味冷凍しておけば、いつでも手軽に美味しいタンドリーチキンが作れるのでぜひ活用してみてほしい。いろいろな焼き方を試しながら、好みの調理法を探してみよう。
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