1. 具なしのインスタントラーメンは野菜で栄養UP

インスタントラーメンには具材がセットになったものもあるが、具がない状態で販売されている袋麺のインスタントラーメンもある。そのままではやはり栄養素が偏ってしまうので、できれば野菜を投入して美味しさも栄養面もバランスアップを図りたい。
入れる野菜としてまずおすすめなのが、もやしだ。単価も安く、シャキシャキとした歯ごたえがアクセントになる。そのほか、キャベツもラーメンの具材の代表格だろう。簡単なのは、好みの冷凍カット野菜をストックしておいて電子レンジで加熱してのせるというアレンジ方法だが、もっと美味しいのは炒めてからトッピングすることだ。ポイントはサラダ油ではなく、ラードを使って玉ねぎやナスなど好みの野菜を炒めること。香ばしく火が通った野菜をラーメンの上にたっぷりのせると、いつものインスタントラーメンが豪華になる。栄養バランスも取れて一石二鳥だろう。
2. インスタントラーメンにおすすめのコンビニの具

「できるだけ手間や時間をかけずインスタントラーメンのアレンジを楽しみたい!」、そんなときはコンビニで販売されている商品でインスタントラーメンをランクアップしてみよう。
おすすめのコンビニ具材としては、半熟茹で卵、海苔、キムチなどそのままのせるだけで調理の手間なく食べられる具材だ。また、おつまみコーナーにあるガーリックフライをのせて、がっつりスタミナ系にするというのも面白い。店舗によってはチャーシューも販売されているので、肉系を追加したい場合には買ってみるとよいだろう。最近のコンビニはカット野菜も陳列されているので、それらと組み合わせればコンビニの商品だけで豪華なオリジナルインスタントラーメンが作れるはずだ。そのほかにも、食べるラー油、乾燥ネギなど、探してみるとコンビニの食品棚には具のアレンジに使えそうな商品が数多くそろっている。
3. インスタントラーメンに簡単な肉の具材をプラス

インスタントラーメンに食べごたえを求めるなら、何といっても肉の存在は欠かせない。とはいえ、定番のチャーシューを自作しようと思ったら手間も時間もかかってしまうため、ここではもっと簡単にアレンジが楽しめるちょいのせ肉の具材アイデアを紹介しよう。
まずおすすめなのが豚バラ肉をごま油で熱するアレンジ。1cm幅に切った長ネギに焼き色をつけ、豚バラを投入して強火で炒める。黒コショウや醤油で味付けをして、インスタントラーメンにプラスする。これだけで食欲をそそる肉ラーメンが完成だ。この場合、ベースのインスタントラーメンは味噌や豚骨ではなく、塩ラーメンや醤油ラーメンがよいだろう。そのほか、ごま油で豚ひき肉とニラを炒めて青梗菜や豆板醤などを加えてつくる担々麺風の具材アレンジも気分が変わっておすすめだ。
夏場は、冷水で締めた冷ラーメンに塩コショウと酒をもみ込んで加熱した鶏むね肉を具としてのせて食べるのもさっぱりと軽い味わいになる。こちらも塩ラーメンをベースに作ると、鶏肉とスープの味が引き立て合って美味しくなるだろう。
結論
インスタントラーメンはどこでも手に入り、すぐに作れるので小腹が空いたときの軽食や疲れたときの食事としても最適だ。しかしそのままだと栄養面的にも食べごたえ的にも物足りなさがあるので、今回紹介したような具のアレンジをできるだけ活用したい。ひと手間加えるだけで、食べ慣れたインスタントラーメンがぐっと美味しくなったり味変が楽しめたりと幅も広がるだろう。ぜひ、今日にでも挑戦してみてはいかがだろうか。
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