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福岡の雑煮の食習や作り方をご紹介!魚が入って具だくさん!

福岡の雑煮の食習や作り方をご紹介!魚が入って具だくさん!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2021年1月 2日

福岡県の郷土料理と言えばお正月やお祭りなどのお祝いの席で提供される、がめ煮が有名だが、お正月には雑煮もなくてはならない存在だ。地域によって具材や味付けが異なる雑煮だが、福岡の雑煮にはいくつかの特徴があるので、ここでは食習や作り方などを紹介していこう。

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1. 福岡の雑煮の特徴

福岡の雑煮(博多雑煮)の特徴は、焼きあごでとった出汁にブリを入れる。餅は丸餅を使用する。そのほかの具材にはかつお菜、大根、人参、椎茸など具だくさんになっている。
かつお菜は、古くから伝わる高菜の仲間の野菜だ。茎の部分がかつお節の風味に似ていることからその名前がつけられたと言われる。漢字で書くと「勝男菜」と書き、縁起がよいとされてお正月に好まれるようになった野菜だ。色合いは濃緑色で、葉は厚く縮れているのが特徴だ。
ブリは、成長過程でヤズ、ハマチ、ブリの順番で大きさに合わせて名前が変わる出世魚なので、祝いの席に提供されることが多い。博多雑煮にもなくてはならない食材だ。博多雑煮にブリを入れるようになった説はいろいろとあるようだが、博多の年末には妻の故郷に「嫁ぶりがよい」という感謝の気持ちをこめ、ブリを1本持っていく習わしがあるため、正月にブリを雑煮に入れて食すようになったと言われる。

2. 伝統的な福岡の雑煮の特徴と作り方

大晦日に焼きあごをベースにした出汁をとり、醤油や塩味などで味を整えすまし汁を作る。具材は家庭の好みによって異なるが、縁起のよい奇数の食材数になるように揃える。紅白かまぼこ、里芋、大根、人参などは切って茹でて、1人分ずつ串にさしておく。
元旦の朝に、温めたすまし汁が入る大きな鍋に串にさした具を入れ、温める。別の鍋に昆布を下に敷いて餅を茹でる。次に温めた椀に薄く切った大根を敷いてから餅をのせて、具を串から外して彩りよく盛り付ける。出世魚のブリ、タイの切り身、かつお菜を飾る。最後にすまし汁をたっぷり注いでできあがりだ。
召し上がるときは年末に準備しておいた栗箸を使う。栗の木のように丈夫に過ごせるように枝を削って健康祈願をする。

3. 福岡の雑煮の簡単な作り方とユニークな雑煮をご紹介!

ここでは福岡の雑煮の基本的な作り方と、一風変わったユニークな雑煮を紹介しよう。

定番の福岡の雑煮

作り方は、まず鍋に昆布と水を加えて1時間浸しておく。次に、鍋を加熱し沸騰前に昆布をとりだして、あご煮干しを加えて2分浸してから濾す。
ぶりは一口大に切って塩を振り、熱湯をかけて湯引きする。小松菜は下茹でして3cmくらいの長さに切り、大根や人参は短冊切りにする。里芋は一口大に切り、塩もみしてぬめりをとる。椎茸は飾り切りにする。
鍋に出汁とブリ、大根、人参、里芋、椎茸を加えて火にかけ、野菜が煮えたら小松菜と醤油、酒、みりんを加えて味を整える。別に茹でた餅を椀に入れ、具材と汁を注いだらできあがりだ。

ユニークな雑煮

「朝倉蒸し雑煮」

福岡県朝倉市の郷土料理の蒸し雑煮は茶碗蒸しのような料理で、餅と好みの具材を入れて卵と出汁で蒸したものだ。
由来は、江戸時代に秋月藩が長崎の警備の際に茶碗蒸しを知り、秋月藩(現在の朝倉)では養鶏が盛んだったため茶碗蒸しが作られるようになり、お正月の雑煮と合わせた蒸し雑煮が広まったと言われている。
「朝倉蒸し雑煮」を手軽に味わってもらうため、地元3市町村や観光協会などとエフコープ生活協同組合が、レンジなどで温めてすぐ食べられる新商品を開発した。原料には朝倉市産の卵、筑前町産の黒大豆、東峰村産の椎茸などが入っている。今年10月からエフコープの組合員限定に販売されると、1ヶ月で約1万3千個が売れるヒット商品になっている。

結論

福岡の雑煮には定番の博多雑煮や変わり種の蒸し雑煮などがあり、ほかの地域に地元の雑煮を知ってもらおうとする活動も積極的に行われている。今年の正月はいつもの雑煮ではなく、他の地方の雑煮を自作してみるのも面白いかもしれない。
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