1. 牛丼の汁の美味しい作り方
ご飯がすすむ、汁あり牛丼の作り方を解説する。
基本の牛丼の汁の作り方
まず、食べやすいサイズに牛肉を切り、玉ねぎは薄くスライスする。鍋に油をひき、牛肉と玉ねぎを炒める。牛肉の色が変わってきたら、出汁としょうゆ、みりん、酒、砂糖、生姜チューブを加えて煮る。アクが浮いてきたら取り除こう。この作業を怠ると、汁が濁る原因となってしまう。アクを取り除いたら落しぶたをして、玉ねぎが柔らかくなるまで煮れば完成だ。
牛丼の汁の作り方~麺つゆ使用~
基本の牛丼の汁の作り方をベースに食材を炒めていく。炒めたら、2倍濃縮の麺つゆ、水、砂糖、生姜チューブを加えて煮込んだら完成。麺つゆで作る場合も同様、アク取りは忘れずに。甘さ控えめな牛丼が好みなら砂糖の量を減らすとよい。ちなみに、煮込む際は弱~中火にしよう。強火でグラグラと煮込むと煮汁が濁ってしまう。
2. 余った牛丼の汁だけ再利用アイデア
牛丼の汁が余った際、捨ててしまうのはもったいない。ここでは牛丼の汁の再利用方法を紹介する。
肉じゃがにリメイク
余った牛丼の汁の中に、じゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、豚肉を入れ具材が柔らかくなるまで煮たら完成。煮込みすぎると、塩辛くなってしまうので注意。具材が柔らかくなったら火を止め、余熱で味をしみ込ませるとよい。汁の余り具合にもよるが、少しであればお弁当用にピッタリだろう。肉じゃがを煮込んでいる間にほかのおかずを作ることができる。
お好み焼きにリメイク
お好み焼きの生地に牛丼の汁だけを加えて、あとはいつも通り作る。生地にしっかり味が付くので、ソースなしでも食べることができる。いつもとはひと味違ったお好み焼きを楽しんでみるのはいかがだろうか。
炊き込みご飯にリメイク
ご飯を炊くときに牛丼の汁を入れて、きのこや厚揚げなど好みの具材を入れると牛丼の旨みがしみ込んだ炊き込みご飯が完成する。しっかりとした味付けの炊き込みご飯となるので、弁当にも最適だ。
3. 汁なし・汁少なめ牛丼の作り方
牛丼は汁たっぷり派と汁少なめ派に分かれるだろう。汁たっぷりであれば、そこまで分量を気にせず作ればよいが、汁少なめとなると、分量を意識して作らなければならない。
牛丼の汁少なめの基本の作り方
汁少なめでも基本の作り方に変わりはなく、具材を炒めたあとの調味料の分量に気を付ければよい。出汁に対し、しょうゆ、みりん、酒、砂糖をそれぞれ1/3量を目安に入れて煮る。計量スプーンで計って調味するのがおすすめだ。煮るというより炒め煮るというほうが近いかもしれない。
牛丼の汁少なめの基本の作り方~麺つゆ使用~
麺つゆを使用して通常の牛丼を作る場合、必要な材料は水と麺つゆが基本。汁少なめ、もしくは汁なし牛丼にしたい場合、少なめの量で作るとよい。基本の半分程度が目安だ。
4. 【番外編】牛丼に合わせる汁物
丼物のつけ合わせには汁物はマストだろう。最後は、牛丼に合わせたい汁物を紹介する。
和テイストで合わせるなら味噌汁
和食である牛丼は味噌汁との相性ピッタリ。シンプルに豆腐とわかめの味噌汁でも、具だくさんで栄養満点な味噌汁でも合うのだ。牛丼に使われている野菜は玉ねぎだけなので、栄養バランスを考えて使う食材を選ぶのもよいだろう。
箸休めに最適!トマトスープ
味の濃い牛丼には、さっぱりとしたトマトスープも合う。仕上げに溶き卵を回し入れることで、トマトの酸味がやわらぎ、より食べやすくなるだろう。茶色い牛丼に、赤と黄色のスープを合わせることで彩りもよくなる。
あっさりとした汁物がいいならすまし汁
好みの具材を入れ、出汁の素としょうゆ、少量の塩のみで味を調えれば完成するすまし汁。牛丼の濃い味を中和させてくれる汁物になる。シンプルな味付けなので、入れる具材によって仕上がりの味わいが異なるのも魅力のひとつだ。
結論
日本人に愛されている丼物といえば牛丼といっても過言ではないだろう。牛丼は辛めに味付けをしたり、温玉をのせてみたり、チーズと食べてみたりと多様な食べ方を楽しめる料理だ。また、牛丼の汁は多彩なアレンジ方法で活用できるので、牛丼を作る際は食べる分量より、少し多めに作ってみるのもよいだろう。
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