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ほうぼうはどんな魚?実は味がよくて縁起物の高スペックだった

ほうぼうはどんな魚?実は味がよくて縁起物の高スペックだった

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2021年1月 9日

11~2月が旬のほうぼう。カサゴ目の魚で見ためはユニークだが、意外に味は洗練されており旨い。祝いの席でも用いられる高級魚だが、あまりなじみがないという人も多いのではないだろうか。今回は、ほうぼうとはどんな魚か、そして食材としてどのような魅力があるかについてお伝えする。

  
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1. ほうぼうってどんな魚?漢字でどう書く?

ほうぼうは、カサゴ目ホウボウ科ホウボウ属の魚で、英語では「Bluefin searobin」という。名の通り青い色が入った大きなヒレが特徴だ。全長は40cmほどで、胸ビレの下に遊離軟状と呼ばれるヒレの変形したものがあり、一説にはこれを使って「方々」を歩き回るのでほうぼうの名がついたとのこと。また、陸に揚げると浮袋を震わせて「ボウボウ」と鳴くのでほうぼうの名がついたとの説もある魚である。漢字では「魴鮄」と書く。ちなみに「鮄」はほうぼうそのものを意味する漢字だ。
江戸時代には上流階級の「君」が食べる魚として扱われ、「キミ」「キミヨ」「キミウオ」などと呼ばれることもある。また、ほうぼうは縁起物の魚としてお食い初めに用いられることもある。大きく硬い頭をもつ魚であることから「先頭に立って長になれ」という願をかけて食べるようだ。

2. 高級魚ほうぼうの旬と値段

ほうぼうは、高級魚としても扱われている。旬は晩秋から冬にかけての11~2月。ほうぼうの大半は千葉県の銚子漁港で水揚げされており、ヒラメやカレイなど同じく海底付近にいる魚とともに底曳網漁船で漁獲されることが多い。値段については、スーパーの魚売り場で数百円で売られていることもあれば、一尾数千円で取引されることもある。
古くは高級魚として上流階級が食べていたが、現在は漁獲量が増えたこともあり関東では定番の魚となっているのだ。ただし状態のいい旬のものは時価になる。ほうぼうはおろすと身が少なくなりがちなので、少し高くてもふっくらしたものを選ぶのがいいだろう。

3. ほうぼうは白身魚!どんな味がする?

ほうぼうは白身魚でクセがなく、独特の見ために反して、刺身や寿司ネタとしても一級品の洗練された味が魅力の魚だ。1kgを超える旬のものは脂がのって格別の旨さになる。ほうぼうは、魚をおろして得られる身が少ない、つまり「歩留まりが悪い」ことが多いが、身だけでなく内臓も食べられて、しかも美味だ。ほうぼうという魚名に似た鳴き声を出す浮袋、そして胃は、湯がいてポン酢などとともに食べると旨い。さらにアラからもいい出汁が出るので、余すところなく味わえる魚だ。

4. ほうぼうは刺身以外に煮魚・塩焼き・揚げ物も絶品!

ほうぼうはクセのない魚なので、どんなレシピでも美味しく食べられる。
刺身にするなら、まず頭と内臓をとってほかの白身魚と同じように三枚におろし、皮を引いて腹骨を削ぐように切り落とす。ほうぼうの場合は、薄造りがおすすめだ。薄く切った身は崩れやすいので、切ったそばから皿に盛り付けるようにするとキレイに仕上がる。
煮付けにする場合は、頭から尾まで入れて出汁を充分に出すようにすると美味しく仕上がる。煮付けにすれば、ほうぼうの骨についた身まで残さず食べることができるのでおすすめだ。
また、塩焼きにするなら酒を塗りながら焼く「酒焼き」にすると味わいが増す。さらに、ほうぼうはフライや唐揚げにしても旨い魚だ。内臓と骨を取り除いてじっくり丸揚げにしてもいいし、身だけにおろしてフライにすれば食べやすい。フライにした身はあっさりしつつ甘みのある味わいだ。

結論

ほうぼうは、外見からは想像できない上質な身をもち、祝いごとにも用いられる高スペックな魚だ。ほうぼうを釣り上げると一瞬危険な魚に見えるかもしれないが、毒はないので持ち帰って美味しく食べていただきたい。また、高級魚として扱われながらも手の届く価格なので、売り場で見かけたらぜひ買って味わってみてほしい。
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  • 更新日:

    2021年1月 9日

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