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話題の【ヘンプミルク】ってどんな飲み物?鉄分なんとレバーの7倍!

話題の【ヘンプミルク】ってどんな飲み物?鉄分なんとレバーの7倍!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年1月17日

次世代ミルク、ミルクの進化系、ミラクルドリンクなど、さまざまな異名をもつヘンプミルクをご存知だろうか?日本では、まだまだなじみの薄い存在かもしれないが、欧米では、牛乳をしのぐ勢いで、多くの人に飲まれているようだ。そんなヘンプミルクについて、これから詳しくお伝えしよう。

  

1. ヘンプミルクとは?

「ヘンプミルク」とは、ヘンプシード(麻の実)から作られる植物性ミルクのこと。ちなみに、ヘンプは、日本語で麻のこと。
日本では、まだまだなじみの薄いヘンプミルクだが、欧米では、ポピュラーな飲み物で、スーパーでは当たり前のようにヘンプミルクが棚に並んでいて、容易に入手することができる。ちなみに、欧米では、近年、動物性食品である牛乳を飲む代わりに、植物性のミルクを飲む人が増加傾向にあるようだ。
植物性のミルクは、ヘンプミルクのほかにも、ソイミルク(豆乳)、アーモンドミルク、ライスミルク、オーツミルクなどがあるが、その中でも、ヘンプミルクは、ミラクルドリンクなどと呼ばれ、ハリウッドセレブをはじめ、美容や健康に関心の強い人に、とくに好まれているようだ。
ミラクルドリンクと称されるほどのヘンプミルクの魅力について、これから詳しくお伝えしよう。

2. ヘンプミルクの魅力

ヘンプミルクの魅力は、栄養的に極めて優れている点になるだろう。ヘンプミルクは、数ある植物性のミルクの中でも、かなり栄養豊富な部類に入る。それは、牛乳に勝るとも劣らないレベルだ。しかも、消化しやすく、乳糖不耐症で牛乳が飲めない人でも、安心して飲める点も魅力といえそうだ。
ヘンプミルクには、身体にとって必要不可欠な9種類の必須アミノ酸(ロイシン、リジン、イソロイシン、 スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、ファニルアラニン、メチオニン) をすべて補うことができる良質な植物性たんぱく質が豊富に含まれている。
各種ビタミン、ミネラルも豊富で、たとえば、鉄分はレバーのおよそ7倍も含まれている。また、第6の栄養素と呼ばれる食物繊維も豊富で、さつまいものおよそ20倍も含まれている。さらに、ヘンプミルクには、オメガ6系とオメガ3系の必須脂肪酸が、最も理想的なバランスで含まれている点も見逃せない。
これらの豊富な栄養素により、筋肉発達のサポート、肌の調子を整える、腸内環境の改善など、数多くの美容健康効果が期待できる。このことこそが、ヘンプミルクが、ミラクルドリンクと呼ばれる所以になるだろう。

3. ヘンプミルクの作り方

ヘンプミルクは、自宅で簡単に手作りすることができる。ヘンプシードナッツ(ヘンプシードの皮をむいたもの)を、水と一緒にミキサーにかけるだけ、と作り方もいたって簡単だ。
分量は、水150mlに対して、ヘンプシードナッツおよそ大さじ1が一応の目安になる。甘さが足りない場合は、はちみつなどを加えて混ぜよう。この作り方だと、基本的に、濾す必要がない点がメリットといえるだろう。
できあがったヘンプミルクは、そのまま飲むこともできるが、牛乳の代わりに、コーヒ-やココアなどの飲み物に加えて飲んでもOK。気になるその味は、同じ植物性ミルクである豆乳に近く、豆乳に比べるととろみがあるが、淡白で飲みやすい。
このほか、牛乳の代替として、さまざまな料理にも利用可能だ。たとえば、プリンやゼリーなどのお菓子作りにも使用できる。

結論

ヘンプミルクの魅力については、ご理解いただけただろうか?日本では、まだまだなじみが薄く、一般的なスーパーでは、入手しづらいのが現状のようだ。通販などでは入手することができる。興味をもたれたのであれば、これを機に、実際に試してみてはいかがだろう。
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  • 更新日:

    2021年1月17日

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