1. ビーフストロガノフが白い!?赤茶色のビーフストロガノフとの違い
ビーフストロガノフはロシア発祥の料理だが、白と赤茶色の2種類の色みがあることを知っているだろうか。白と赤茶色の違いとはどこにあるのだろう。また、白いビーフストロガノフはどうして白くなっているか。ここでは色の違うビーフストロガノフについて解説していこう。
白いビーフストロガノフとは
ビーフストロガノフはロシアで生まれた料理だが、日本で食べられているものは赤茶色のものが多い。赤茶色のビーフストロガノフになる理由は、デミグラスソース、フォンドボーなどを主として作られているからだ。しかし、実はビーフストロガノフが作られた当初は、白い色のものが多かったといわれている。
白くなる理由
白いビーフストロガノフの色の秘密は、生クリームとサワークリームにある。ビーフストロガノフのソースがこの食材で作られているために、白っぽくなっているのだ。店や家庭によっては、牛乳を使うことで白っぽくなっていることもある。
2. 白ワインやサワークリームで作る白いビーフストロガノフ
白いビーフストロガノフを作れたら、ゲストが来たときにも食卓が華やかになる。もてなす機会のためにも、ぜひ作り方を抑えておきたい。ここではサワークリームや白ワインを材料にした、白いビーフストロガノフの作り方を紹介していこう。
白いビーフストロガノフの作り方
難しそうに見えて実は簡単な白いビーフストロガノフ。牛肉を細切りにし下味を付けたら、薄力粉ををまぶしておこう。バターを溶かしたフライパンで、スライスをした玉ねぎ、牛肉、マッシュルームの順番で炒めていく。コンソメを入れて白ワインを注ぎアルコールが飛ぶまで炒める。そこに生クリーム、サワークリーム、コショウ、塩を加えて味を調えたら完成だ。
バターライスを合わせるとベスト
白色ビーフストロガノフを作ったら、バターライスと合わせるのが美味しい。一般的な白いごはんでもよいが、相性のよいバターライスを合わせてみよう。
肉の種類を選ぶのがコツ
白いビーフストロガノフを作るときには、肉の種類を選ぼう。牛肉は脂のないものを選んだり、赤みであるランプを使ってもよいだろう。脂分が多い肉や部位を選ぶと、できあがりの際に脂っぽくなってしまうので気を付けたい。
3. ヨーグルトで作る白いビーフストロガノフも人気
白いビーフストロガノフを作る際、白い色を出す理由はサワークリームや生クリームだ。しかし、自宅にいつもサワークリームなどがあるとは限らない。そこで手軽に作るために、サワークリームの代用品を紹介したい。白いビーフストロガノフを作るには、何が必要なのだろうか。
ヨーグルトを代用したビーフストロガノフ
オリーブオイルをひいたフライパンで玉ねぎと一緒に炒め、ハーブソルトをまぶした細切りの牛肉も入れて炒める。肉に色が変わったらマイタケなどのきのこを入れていく。きのこに火が通ったころに小麦粉を入れ、水を入れ塩、コショウなどで味付けをしよう。溶けてトロっとしたころにヨーグルトを入れる。これが白色の秘密だ。火を止めたら盛り付け、パプリカパウダーをふりかけよう。ごはんなどを合わせれば白のビーフストロガノフの完成だ。
4. 白いビーフストロガノフの市販ルーはある?
白いビーフストロガノフを作る際に、市販のルーは販売しているのかと気になっている人も多いだろう。実は白いビーフストロガノフのルーは、販売されていない。しかし代用として使えるものがあるのだ。ここでは白いビーフストロガノフのルーの代用品を紹介していこう。
ホワイトシチューのルーで代用
白いビーフストロガノフの白さを出すには、ホワイトシチューのルーを使おう。シチュールーを入れるときには、白ワイン、ローレルを一緒に入れていく。弱火で溶かしたら、そこに牛乳を入れていこう。白いごはんを器によそい、上にビーフストロガノフをかけたら完成だ。
牛乳とバターで代用
白いビーフストロガノフを作るときに、ルーがない代わりに小麦粉とバターを混ぜてみよう。この2つを入れるだけでトロっとする。ホワイトシチューのルーなどの材料がないときにも、おすすめだ。
結論
ここでは白いビーフストロガノフについて、白い理由やサワークリーム、ヨーグルトで作る方法をはじめ、市販のルーが販売していないという情報までまとめてきた。残念ながら簡単に作れるルーは売っていないので、ホワイトシチューや小麦粉とバターを混ぜたりして代用したい。白いビーフストロガノフはおもてなしにも最適なので、ぜひ参考にして作ってみよう。
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