1. フルーツ飴が固まらない!理由は?

砂糖と水を混ぜてから煮詰めた飴を好みのフルーツに絡めて作るフルーツ飴。レシピ通りに作っても飴が固まらないこともあるようだ。レンジや鍋で飴を煮詰め、フルーツに絡ませようとしても固まらないのはなぜだろうか。飴が固まらない理由は、砂糖が飴化しきれていないからだ。
砂糖を溶かすとき、加熱不足だと十分に飴化せず、いくら乾かしてもフルーツ飴のように固まらない。飴化しているかを判断するポイントは飴の色だ。たとえば500Wの電子レンジなら、3~4分ほど加熱し、砂糖が溶けてうっすら黄色になりはじめたところでレンジから取り出す。手早く飴をフルーツに絡めることもポイントだ。
飴を鍋で作るときは中火から弱火にし、5~7分ほど煮詰めてレンジと同じように、うっすら黄色になりはじめたところで火からおろせばよい。レンジから出したあとや鍋を火からおろしたあとでも加熱が進むため、スピーディーにフルーツに飴を絡ませることが大切なポイントとなる。絡ませたらすぐに余分な飴を落とし、キッチンペーパーの上で冷ませばフルーツ飴の完成だ。
2. フルーツ飴が固まらない!冷蔵庫や冷凍庫に入れれば固まる?

フルーツ飴を作ったときの失敗例をインターネットで調べてみると、飴が固まらないという声が多い。次にフルーツ飴が固まらない時の対処法である、冷凍庫や冷蔵庫に入れる方法を紹介しよう。先述したように串に刺したフルーツ全体に飴を絡めたら余分な飴を落とし、飴がくっつきにくいクッキングシートに並べて常温で冷やし固める。あるいは冷凍庫や冷蔵庫に入れて、冷やし固める方法もある。あとは飴がしっかりと固まればフルーツ飴の完成だ。冷やす時間の目安は15分ほどでよい。
砂糖のみで作るのもありだが、はちみつをプラスするとコクのある味わいのフルーツ飴に仕上がる。鍋で作るときはつまようじのような短い串でフルーツを刺すと、飴を絡めるときに鍋に手が触れることもあり危険なので、できるだけ長い串に刺して作ること。
固まらないという声がある一方で、冷蔵庫に入れておいたのに飴が溶けていたという例もあるようだ。溶けていたときの対処法は残念ながらない。時間が経つと、フルーツから水分が出るため、自然と飴が溶けてしまう。多めに作らず、食べる分だけ作るのが正解といえるだろう。
3. フルーツ飴が固まらないなら飴を作り直したほうがいい

砂糖と水を煮詰めた飴をフルーツに絡めるのみと、作り方は簡単なフルーツ飴。飴が固まらない時にそのまま固める方法はなく、最初から飴を作り直したほうがいい。逆にフルーツに絡める前に飴が固まってしまいそうになったら、再び飴を弱火にかけてやわらかくすればよい。
固まらないという失敗例のほかに、飴が固くて噛みきれないこともあるようだ。固すぎて噛めない原因は、飴が過剰に付いていることが考えられる。先述したようにフルーツに飴を絡めたら、余分な飴を落として乾かすこと。フルーツ飴の魅力といえるのが、カリッとした食感だ。カリッとした食感に仕上げるには、飴を薄く付けることが大切なポイント。全体的に薄く絡めると、美味しく味わえるだろう。
結論
フルーツ飴が固まらない時の原因や対処法について解説した。ツヤツヤと美しく輝くフルーツ飴の仕上がりに、つい見とれてしまいそうだが、できたてのパリパリとした食感を楽しむのが醍醐味のひとつ。できればなるべく早めに食べることをおすすめする。
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