1. ダイエットの強い味方!高野豆腐パウダーってどんなもの?

スーパーで見かける高野豆腐だが、それをパウダー状にしたものがいま話題だ。一体どんな物で、何のために作るのだろうか。ここでは粉豆腐について、基本的な情報を紹介していくとともに、そこにいろいろな物を配合したマイ高野豆腐パウダーについて説明をしていきたい。
別名「凍り豆腐!?」パウダーにするのはなぜ?
最初に高野豆腐について紹介する。高野豆腐は別名を、凍り豆腐と呼ぶ。別名の通り豆腐を凍らせて作る高野豆腐は、水気を切りさらに乾燥させて作るのだ。いわば保存食でもある高野豆腐だが、最近はそれをパウダーにして使う人も多いのである。実は長生きする県として有名な長野県でも、昔から食されているという。高野豆腐は豆腐の水分を抜いたことで、含まれている成分が凝縮している。そのため、効率的に栄養が摂れるという点でも注目されているのだ。しかし一般的な高野豆腐の大きさだと、煮物にする以外に食べ方を知らないという人もいる。そこで高野豆腐をパウダーにして、いろいろな料理に使いやすくなるのだ。
マイ高野豆腐パウダーとは?
高野豆腐をパウダーにしたものは粉豆腐。さらにそこにほかの食材を混ぜたものが、いま人気がある。粉豆腐に干しシイタケ、唐辛子、鰹節を入れたものである。農林水産省(※1)によると唐辛子に含まれているカプサイシンは、脂肪代謝やエネルギー代謝を促すといわれている。また、干しシイタケはカルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含む(※2)。さらに料理の味に深みを付ける鰹節を組み合わせることで使いやすくするのだ。
2. 高野豆腐パウダーの作り方

マイ高野豆腐パウダーを使ってみたいという気になっても、一体どうやって作るのだろうか。実はマイ高野豆腐パウダーは自分で作ることができるため、試してほしい。ここでは初心者でも簡単に挑戦できる作り方をまとめていこう。
マイ高野豆腐パウダーは4つの食材で作る!
まず高野豆腐パウダーを作るのに必要なのが、高野豆腐、干しシイタケ、かつおぶしと唐辛子だ。最初にかつおぶしを耐熱容器で加熱し、手でちぎっていく。このとき、手でちぎるために加熱をするので、ちぎれないようならもう少し加熱したい。次にそのかつおぶしと、干しシイタケ、種付きの唐辛子をすべてミキサーに入れてパウダー状にしていこう。最後は高野豆腐パウダーとその3つの食材のものを混ぜ、1つのパウダーにしていく。もし高野豆腐パウダーがスーパーなどで見つけられない場合は、四角い高野豆腐をミキサーやおろし金などでパウダーにしてみよう。
3. 高野豆腐パウダーの使い方

マイ高野豆腐パウダーを作ったとしても、使い方がわからないと困る。そこでここでは高野豆腐パウダーの使い方について調べていこう。
ごはんに混ぜて炊く使い方
マイ高野豆腐パウダーはごはんに混ぜて炊くと、とても美味しい。かさまし食材でもあるので、食事のカロリーが気になるという人にもとっても重宝するだろう。モチっとした食感がクセになるのでぜひ試してほしい。
スープに混ぜる使い方
マイ高野豆腐パウダー+豆乳を混ぜれば、クリーミーなスープを作ることもできる。高野豆腐パウダー独特のザラリとした食感がアクセントになっている。
メインディッシュへの使い方
卵と高野豆腐パウダーを混ぜてオムレツなどを作ることもできる。また、挽肉などと高野豆腐パウダーを混ぜて肉料理などを作ることもできるのでおすすめ。
副菜への使い方
マイ高野豆腐パウダーを使って副菜も作れる。甘エビと一緒に煮物にしたり、小松菜と炒り煮にするなどもう一品の料理を作りたいときにも使いやすい。
スイーツへの使い方
マイ高野豆腐パウダーを混ぜ、クッキーやパンケーキ、チーズケーキなども作ることができる。子どもたちに食べさせたり、ゲストを招くときにも試したい。
4. 高野豆腐パウダーを使ったアレンジメニュー

マイ高野豆腐パウダーを使えば、アレンジレシピも作ることができる。休日などにぜひ作ってみてはいかがだろうか。
お好み焼き
マイ高野豆腐パウダーを使ってできる簡単アレンジレシピが、お好み焼きである。いつも使っているお好み焼き粉などをマイ高野豆腐パウダーに変えるだけ。できあがったら通常通り、ソースやマヨネーズで楽しもう。
ハンバーグ
合挽肉に混ぜて使えるマイ高野豆腐パウダーは、ハンバーグを作ることもできる。大人用の味付けにも重宝する。
そぼろ丼
簡単に作ることができる丼ぶりに、そぼろ丼がある。マイ高野豆腐パウダーと鶏の挽肉、炒り卵などを使いキレイに仕上がるのでおすすめだ。
結論
ここでは粉豆腐とはどんなものなのかを解説し、そこに食材をプラスしたマイ高野豆腐パウダーの作り方や使い方、実際に使って作れるアレンジレシピを紹介してきた。マイ高野豆腐パウダーはどんな料理にも混ぜることができ、邪魔をしない。子どもが好きなレシピにも使いやすいため、休日などに手作りをして活用してみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1 農林水産省「カプサイシンに関する詳細情報:農林水産省」
※2 農林水産省「乾物」
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