1. 実は生で食べられる!食感楽しいズッキーニのナムル

ズッキーニは炒める・煮る・グリルするなど、加熱調理に使われることが多く、生で食べる機会はあまりないかもしれない。ナムルにする場合は、ズッキーニを生のまま使うこともできる。まずは、基本の作り方を紹介する。
ズッキーニは薄切りに
ズッキーニは皮が厚めなため、生で食べる場合は薄くスライスすると食べやすくなる。へたを切り落としたら、薄切りにしよう。包丁で切ってもよいが、ピーラーを使えば簡単に薄切りができる。
塩もみして水分を抜く
薄切りにしたズッキーニを塩もみしよう。ズッキーニ1本に対し、小さじ1/3程度の塩を使用する。ボウルに入れて手でもんでもよいが、ビニール袋を使う方法がおすすめ。ズッキーニと塩をビニール袋に入れ、空気を入れて口を閉じ、シャカシャカとふる。
塩がズッキーニ全体になじんだら、空気を抜いて袋の上からもむと、水分が抜ける。出てきた水分は袋の口から出してしまおう。
ナムルの味付け
塩もみして水分を抜いたズッキーニに、ごま油と調味料を加える。ボウルなどほかの容器に移して味付けしてもよいが、ズッキーニの入っている袋に調味料を加えていけば、洗い物も出ず簡単にナムルができる。
ズッキーニに塩分が残っていることを考慮して、調味料は控えめにするのがポイントだ。ごま油のほか、少量の醤油や鶏ガラスープの素、おろしにんにくを使うと美味しい。調味料で和えたら、白ごまをたっぷりまぶして完成。
2. 作り置きおかず!ズッキーニの炒めナムル

油との相性がよいズッキーニは、炒めることでさらになじみがよくなる。ごま油の香ばしさが引き立つ炒めナムルは、副菜や弁当のおかずにも活用できる。簡単にできるズッキーニの炒めナムルを作ってみよう。
生の場合よりもやや厚めにスライス
ズッキーニは縦半分に切ってから、半月切りにする。生食の場合はピーラーを使うような薄さがおすすめだが、炒める場合は3~4mmほどの厚さを目安にするとよい。
塩もみで余分な水分をカット
切ったズッキーニをそのまま炒めてもよいが、炒めているうちに水分が出てくるだろう。水気が多いと油が絡みにくく、ナムルも水っぽい仕上がりになってしまう。また、水分を飛ばすために加熱しすぎた結果、パサパサになってしまう可能性もある。そのため、生食と同様に塩もみをしたほうがよいだろう。スライスしたズッキーニを塩もみして5分ほど置いたら、水気を絞っておこう。
ごま油で炒めて味付け
フライパンにごま油を引き、中火に熱し、塩もみしたズッキーニを入れる。サッと炒めて全体に油が回ったら、調味料を加えよう。塩もみの塩分を考慮しながら、醤油や鶏ガラスープの素などを使用して好みの味付けに。仕上げに白ごまを絡めて完成。
3. 韓国調味料ダシダで味が決まる!ズッキーニのナムル

ズッキーニのナムルの味付けに迷ったら、ぜひ試してほしいのがダシダを使うというもの。ダシダは韓国料理では定番の粉末調味料で、牛肉エキスや野菜エキス、薬味が配合されている。ダシダ一つで簡単に味が決まり、旨みたっぷりのナムルを楽しむことができる。
ズッキーニにダシダを絡める
塩もみをした生のズッキーニ、または炒めたズッキーニにダシダを絡めれば、ナムルの味付けは完了。生の場合はごま油も絡めよう。塩もみで下味が付いているため、ズッキーニ1本に対してダシダは小さじ1/3~1/2程度で十分だ。
また、塩もみをせずに電子レンジで加熱して水分を抜くという方法もある。その場合は、あとから塩少々を加えるとよい。白ごまをたっぷりとまぶしたら、好みですりおろしにんにくや唐辛子を加えていただこう。
また、塩もみをせずに電子レンジで加熱して水分を抜くという方法もある。その場合は、あとから塩少々を加えるとよい。白ごまをたっぷりとまぶしたら、好みですりおろしにんにくや唐辛子を加えていただこう。
結論
ズッキーニを使った料理のレパートリーがないという人も、ぜひナムルを試してみてほしい。水分が多く含まれる野菜のため、調味料やごま油と絡める前に余分な水気をカットしておくのがポイントだ。生と炒めたものとでは食感も風味も異なるため、食べ比べてみてはいかがだろう。
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