1. プロの味!基本の天つゆの作り方

ここではプロが作ったような本格的な天つゆの作り方や、出汁の作り方を紹介しよう。
かつお出汁の作り方
沸騰した湯が入った鍋に削り節を入れ、1~2分間おく。その後ザルにキッチンペーパーや布を敷いて削り節をこし、1分ほどおくとかつおの一番出汁ができあがる。この時に削り節を絞ってしまうと、えぐみが出てしまうので注意しよう。
追いがつおをする天つゆの作り方
かつお出汁とみりん、醤油を鍋に入れ、ひと煮立ちさせて火を止める。鍋に追いがつお用の削り節を加え、削り節が沈んだところでキッチンペーパーや布でこすと完成だ。
本格的な天つゆの作り方
ボウルに昆布と水を入れて10分ほど浸す。みりんを小鍋に入れて弱火で1分ほど煮込み、アルコールを飛ばした「煮きりみりん」を作る。別の鍋に昆布の入った水・煮きりみりん・削り節・醤油を入れ火にかけ、ひと煮立ちさせたら火を止めてこすとできあがりだ。
レンジで作る本格的な天つゆ
耐熱容器に水とかつお節、昆布を入れラップをふんわりとかぶせレンジで加熱する。加熱後にザルなどでこし、醤油とみりんを加えもう一度レンジで加熱しよう。
2. めんつゆや白だしで簡単な天つゆの作り方

天つゆを簡単に作りたいという人におすすめなのが、家にある調味料を活用する方法だ。ここでは手軽にできる天つゆの作り方をみていこう。
めんつゆを使った作り方
めんつゆとみりん、水を鍋に入れ弱火にかけ、沸騰直前に火を止めると天つゆの完成だ。また、同じ材料を耐熱容器に入れ加熱しても天つゆができる。
白だしを使った作り方
白だしとみりん、水を鍋に入れ弱火にかける。鍋が温まったところで味をみながら醤油を加え、弱火で加熱するとできあがりだ。
ほんだしを使った作り方
鍋にほんだし・水・醤油・みりんを入れてひと煮立ちさせるだけでOK。
市販の出汁パックを使う
鍋に水と市販の出汁パックを入れて沸騰させ、煮出したら出汁パックを取り出す。作った出汁とみりん、薄口醤油を混ぜ合わせれば天つゆができる。
3. 好みに合わせた天つゆの作り方

手作りをすることにより自分好みの天つゆを作ることができる。ここでは、好み別の天つゆの作り方を紹介していこう。
みりんなしの天つゆ
みりんの代わりに、砂糖と酒で作る方法がある。鍋に水・醤油・砂糖・酒を入れ熱し、砂糖の量が3分の2ほど溶けたところにかつお節を入れる。その後、茶こしなどでこせば完成だ。酢やすだちを加えることによって、さわやかな味わいに仕上げることもできる。
まろやかで甘みのある天つゆの作り方
鍋にみりんとかつお出汁、濃口醤油を入れて中火にかける。ひと煮立ちしたら火を止め、冷ますと完成だ。甘めの天つゆなので、子どもも食べやすいだろう。
甘辛でとろみのある天つゆの作り方
みりん・酒・醤油・片栗粉を耐熱ボウルに入れて、片栗粉がなじむまで混ぜる。その後レンジで加熱し、加熱後もまたしっかりと混ぜ合わせよう。すると、とろみのある天つゆができる。
関西風の出汁を使用する
鍋に水を入れ火にかけ、沸騰したらうるめいわし煮干削りとさば節削りを加える。弱火で2分ほど煮出し、布などで静かにこすと関西風の出汁が取れる。できた関西風の出汁を、かつお出汁の代わりに使用し、天つゆを作ってみてもよいだろう。
食べる天つゆ
鍋に出汁・濃口醤油・薄口醤油・煮きりみりんを入れ、沸騰させて天つゆを作る。天つゆをいったん冷ましたら耐熱性ゲル化剤を加えてまた鍋に入れ、溶かしながら再度沸騰させよう。沸騰後は火を止め、天つゆを型に流し入れて冷やし固める。固まったら一口大に切り、小麦粉と天ぷら衣を付けて油で揚げると、天つゆそのものを天ぷらとして味わうことができる。大根おろしや生姜と一緒に食べるのがおすすめだ。
結論
天ぷらを食べようと思ったときに、自宅に天つゆがない場合や、より美味しくするためにこだわった天つゆで食べたいという人もいるだろう。そんなときには今回紹介した作り方を参考に、ぜひ自分好みの天つゆを作ってみてほしい。
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