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天ぷらの語源は海外から?知られざるルーツを紹介!

天ぷらの語源は海外から?知られざるルーツを紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年3月12日

日本が誇る料理のひとつ、天ぷら。海外の人でも好きな人が多く、本格的なものになるとお値段も一流だが、職人さんが真剣なまなざしと寸分の狂いもない手つきで揚げてくれるため味わいも絶品だ。そんな天ぷらの語源を皆さんはご存知だろうか?語源は諸説あるものなので断定はできないが、実はその語源は日本ではなく海外の言葉にあるというのが通説だ。今回は天ぷらの語源について探求してみよう。

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1. 天ぷらはそもそも日本料理ではない?

そもそも、天ぷらが日本発祥の料理ではないということは意外と知られていない。原型となる料理が日本に入ってきたのは室町時代まで遡ると考えられている。当時南蛮文化が日本に伝来。南蛮文化といえば今のポルトガルの文化で、その後もポルトガルとの交流があったことから、日本の文化はポルトガルに由来しているものが非常に多い。天ぷらもその一つだ。向こうの揚げ物で「ペイシーニョシュ・ダ・オルタ」と呼ばれる魚に小麦粉と卵をまぶして油で揚げる、いわゆるフリッターのような料理があり、これが天ぷらの原型なのではないかといわれているのだ。

2. 天ぷらの語源は海外の言葉にあった?

天ぷらがポルトガルの食文化によって生まれた料理かもしれないという事実は意外なことかもしれない。そうなると当然、天ぷらという名前の由来も日本語ではないのではないか、という疑問が浮かび上がる。

語源には諸説あるのでこれを特定することは難しいが、いくつもある説の中でもやはりポルトガルに由来した説は非常に多い。

例えばポルトガル語で料理を意味する「テンペロ」、ポルトガルの特別な日を示す「テンポラ」などだ。料理を意味するテンペロがそのままポルトガル料理ということで天ぷらに当てはめられた...というのも納得が行くし、テンポラの期間は食肉が禁止されて前出のペイシーニョシュ・ダ・オルタがよく食べられることから、そこと結びついて天ぷらという言葉を日本で使い始めてもおかしくはないように思える

ほかにも中国語に由来するという説などもあり謎は深まるばかりだが、今や日本が誇る食文化である天ぷらが、名前も調理法も海外からの影響を受けているというのは興味深い事実だ。

3. 日本由来の説も?洒落本作家が関係?

天ぷらの語源が日本由来である、という説も存在しているので、最後にそちらも紹介しておこう。

時は江戸時代、洒落本作家として有名な山東京伝が、魚の揚げ物で商売していた商人に看板を作ってやったという話がある。その看板に書かれた言葉こそ「天麩羅」だったというのだ。山東京伝は、大阪から芸者と駆け落ちしてきたその男を「天竺浪人」に見立てて「天」という字を、そこに小麦粉を意味する「麩」、薄着(薄い衣)を示す「羅」を当てて「天麩羅」という言葉を連想したそうだ。

この時代にはすでに揚げ物としての天ぷらの原型はあったであろうし、もしかしたらすでに「てんぷら」という言葉自体は使われていたのかもしれないが、そこに初めて「天麩羅」という字が当てられたという可能性もあるだろう。もちろんその言葉自体が京伝によって初めて付けられた説も捨てきれない。

いずれにせよ今日の天ぷら文化は、長い時間をかけて人々の間で作り上げられてきたものだ。そう考えると味わう時により楽しめるのではないだろうか。

結論

天ぷらの語源にはいろいろな説が浮上してくるが、そのルーツはどうやら海外にあるらしい...というのは非常に興味深いことではないだろうか。日本人の職人気質が天ぷらを今や世界レベルの料理にまで押し上げてきたのだ。今度天ぷらを食べる時にはぜひ天ぷらの歴史に想いを馳せて楽しんでみてはどうだろうか。

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