1. 手軽に作れる!簡単酢を使った蛸酢の作り方

タコ酢漬けやタコ甘酢、たこきゅうのように、さまざまな料理に使用される蛸。ここでは簡単酢を使った手軽に作れる蛸酢の作り方を紹介しよう。簡単酢が1本あれば甘酢漬けや酢の物、肉料理、マリネなど、さまざまな酢料理を簡単に作れる。基本的に酢と砂糖、薄口しょうゆで三杯酢を作り、蛸やきゅうりと和える蛸酢。簡単酢を使えば調味料ひとつで味が決まるのが嬉しいポイントだ。
まず蛸は薄切りにし、きゅうりは小口切りに、乾燥わかめは水で戻して水気を絞る。生のわかめを使用するときは水でよく洗って絞り、湯を沸かした鍋に入れてさっと茹で、緑色に変わったら取り出し冷水の入ったボウルに入れ、水気を絞り食べやすい長さに切ればよい。
ボウルに蛸ときゅうりを入れて混ぜ合わせ、簡単酢を加えて軽く和える。最後に器に盛り付け、好みで千切りにしたしょうがをのせれば蛸酢の完成だ。蛸とシャキッとしたきゅうりが好相性で、さっぱりとしたものが食べたいときや、箸休めにあと一品ほしいときにおすすめ。
2. お食い初めにもおすすめ!蛸酢の作り方

次にお食い初めにもちょうどいい、わかめ入り蛸酢の作り方を紹介しよう。まず蛸は食べやすい大きさに切り、ボウルに入れて酢を少しふりかけてもみ洗いする。蛸を酢洗いすると生臭みがとれるうえ、味が薄まらず三倍酢のなじみがよくなるのだ。きゅうりは輪切りにして塩少々でもみ、流水で洗って水気をしっかりと絞る。
きゅうりをスライサーで切る人もいるようだが、塩もみしたときに味がなくなるため、必ず包丁で少し厚めにカットすること。乾燥わかめは水につけてもどし、水気を絞り食べやすい長さに切る。ボウルに蛸・きゅうり・わかめ・出汁・酢・砂糖・薄口しょうゆ・しょうが(千切り)を入れて合わせる。器に盛り付ければ蛸酢の完成だ。
しょうが風味の食感がよい蛸酢で、スッキリと味わえる。ちなみにわかめは漢字で若布と書くことがあるが、これは若返るという意味に通じることから、縁起のよい食べ物といわれている。かつては朝廷に献上されることや、神前にささげられることもあったが、いまでも豊漁や航海の安全を祈願して、わかめを供えて神事を行う神社もある。
3. 本格的で美味しい蛸酢の作り方

最後に本格的な蛸酢の作り方を紹介しよう。蛸の赤ときゅうりの緑で食卓のテーブルが華やかになる一品だ。茹でてある蛸でも時間が経つとぬめりがでることがあるので、水でよく洗い流しペーパータオルで水気を拭くこと。足と足の間の水かき部分は、あまり食感がよくないので切り落としてそぎ切りにする。
わかめはたっぷりの水につけてもどし、水気を絞り食べやすい長さに切る。きゅうりは薄い輪切りにして塩をもみ込み、しんなりしたら水洗いしてよく絞る。大葉は軸を除いて、細切りにし水にさらしたら、ペーパータオルで水気を拭きとる。ボウルに出汁・酢・しょうゆ・しょうが汁を入れて混ぜ、わかめと蛸、きゅうりを加えて和える。器に盛り、大葉の細切りをのせれば蛸酢の完成だ。
わかめ・蛸・きゅうりを使用した蛸酢の作り方を紹介したが、食材は好みで合わせて構わない。しょうゆは薄口でも濃口でもOKだ。ポイントはきゅうりを調味料と合わせるときは、水気をしっかり絞ってから加えること。好みで味噌を加えて、酢味噌味で食べても美味しい。
結論
食欲のない日でもさっぱりと味わえる蛸酢。基本的にきゅうりやわかめ、しょうがと和えて作るが、彩りを添えたいならカニかまを入れたり、食感を楽しみたいならゴーヤやミョウガを加えたりして食べても美味しい。
この記事もCheck!