1. ホットプレートでの餃子の焼き方手順
ホットプレートで餃子を焼く方法は慣れてしまえば非常に簡単である。家族数人で食べる場合にも、1回の食事で何度か焼くことになるので焼き方の習得は難しくない。まずは基本の焼き方を見ていこう。
餃子の間にはスペースを作る
1回に大量の餃子を焼きたいところであるが、ホットプレートで餃子を焼くときにはある程度スペースを空けるのが望ましい。餃子同士がくっつくと皮が破れて、中から美味しい肉汁がこぼれてしまうためである。およそ1cmのスペースを確保しよう。生餃子も冷凍の餃子もこの法則は変わらない。
ホットプレートで焼く場合の手順
ホットプレートが温まってきたら油をプレートにひく。餃子の底面にわずかに色がついてきたところで湯を加える。目安としては、餃子の下部4分の1ほどがひたるくらいである。冷凍餃子を使った場合は、少し多めに入れるとよいだろう。このとき油が飛び散る可能性があるので子どもがいる場合は注意しよう。湯を加えたあとはふたをして蒸し焼きをする。水分がなくなってきたらふたを開けて、ごま油を加える。こうすることでほどよい焦げ色がつくのである。ホットプレートの種類にもよるが、餃子が置かれた場所によっては色のつきが悪いとこともある。場所を移動して、よく焼けたものから食べていけば問題ない。
2. 餃子のホットプレートでの焼き方:焼き時間はどれくらい?
初めてホットプレートで餃子を焼く場合に気になるのは焼き時間である。ホットプレートの種類や餃子の大きさにもよるものの、一般的な数字を参考までに見ていこう。
一概にはいえない餃子の焼き時間
餃子の焼き時間は、内部までしっかり火が通りほどよい焦げ目がついた状態になるまでの時間をいう。しかし、餃子の大きさやホットプレートの火力の相違などから一概にはいえないところがある。一般的に餃子をホットプレートに並べて2分ほどしたら、蒸し焼きのための湯を加える。蒸し焼きの時間は、平均して7~8分である。条件によってはこの焼き時間に当てはまらないことも多いので、水分がしっかり飛んだか、餃子の底辺の焦げ目はついたかなどを見ながら焼いていく必要がある。冷凍の餃子を使用した場合には、蒸し焼きの時間は9~12分と心得よう。
3. 餃子のホットプレートでの焼き方:温度は何度?
料理初心者にとって、調理温度というのも頭が痛い問題である。ホットプレートで餃子を焼く際には温度の設定はどうなるのであろうか。
餃子は200℃以上で
ホットプレートによって設定できる最高温度は230~250℃ほどである。餃子を焼く場合には、最低でも200℃に設定するのが常である。焼き時間と同様、温度設定もホットプレートの種類に拠るところが大きい。それぞれのホットプレートの取扱説明書を参考にし、わからない場合はメーカーのお客様相談センターに尋ねるのも手である。また、手作り餃子ではなく購入した餃子であれば販売店に聞いてもよいだろう。いずれにしても習うより慣れろの格言通り、なんどか餃子を焼けばコツはつかめるだろう。
4. 餃子のホットプレートでの焼き方:羽根つきにするには?
最近よく話題になるパリパリの羽根つき餃子をホットプレートで楽しむのも一興である。参考までに作り方を紹介するので、自宅のホットプレートで挑戦してみてほしい。
ホットプレートで羽根つき餃子を作るには
羽根つき餃子を作る場合は、まず生地となる液を用意しておく。小麦粉と水ならば10:1、片栗粉と水ならば15:1の割合で、粉はよく水に溶かしておく。常温の水よりも湯にしたほうがプレートの温度が下がらないため美味しく仕上がるだろう。また、一般的に小麦粉の生地のほうが初心者向きとされている。蒸し焼きする工程になったら、通常の湯ではなく用意した生地を投入する。ふたをして5分前後加熱し、生地がパリッとしてくればできあがる。
結論
時間がある週末、餃子はフライパンで焼いてテーブルに並べるよりも、ホットプレートで焼きながらわいわいと食べるのがより楽しい。子どもたちは餃子とともにごはんがすすみ、大人はビールがすすむ。手作り餃子にすれば、家族でその工程を楽しめる。ステイホームの楽しみのひとつとしてぜひ実践してみてほしい。
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