目次
1. 味噌だれふろふき大根の作り方

ここでは、基本のふろふき大根と味噌だれの作り方を見てみよう。
基本のふろふき大根
必ずしておきたい下準備は、大根の面取りだ。面取りしておくと、煮崩れを防ぐことができる。また、大根に十字に切込みを入れると味がしみ込みやすくなるので、大根の厚さに対して1/3くらいの深さまで包丁を入れておこう。
大根を炊くときは米のとぎ汁を使うが、これは大根から出たアクを包み込み、繊維の中に再び戻るのを防ぐためだ。とぎ汁がない場合は、水に生の米をひとつまみ入れるとよい。
基本の味噌だれ
ふろふき大根につける味噌だれは、味噌、みりん、酒、しょうゆ、さとうを練るように混ぜながら火にかけよう。味噌は水分をとばし過ぎるとかたくなってしまうので、どろっとしたら火を止めるとよい。
2. レンジで味噌だれのふろふき大根

ふろふき大根と味噌だれは、レンジでも調理することができる。レンジで調理する場合は、十字の切込みを上に向けて耐熱皿に入れ、水を入れたらふんわりラップをして加熱する。大根にくしをさして、すっと通るくらいに柔らかくなったらふろふき大根の完成だ。
ふろふき大根につける味噌だれも、同じくレンジで加熱するだけで作ることができる。調味料を耐熱皿に入れて、ラップをせずに加熱すればよい。加熱の際は、吹きこぼれに注意しよう。好みで、にんにくのすりおろしを入れると食欲をそそる味噌だれになる。
3. ふろふき大根の味噌の種類やアレンジ

ふろふき大根には、どんな味噌が合うのだろうか。ここでは、味噌の種類や味噌だれのアレンジ方法を見ていく。
ふろふき大根によく使われる定番の味噌は、赤味噌(豆味噌)だ。渋みや酸味があって、上品な仕上がりになる。そのほかにも、米味噌や麦味噌、普段味噌汁に使っている味噌でもよい。では、それぞれの味噌はどんな味がするのだろうか。米味噌は、米の甘みがあり、麦味噌は、麦の香りがして風味豊かで味はさっぱりとしている。好みに合う味噌を見つけて、味噌だれを作ってみるのも面白いだろう。
さらにアレンジを加えると、また違ったふろふき大根を楽しめる。おすすめはゆず味噌だれだ。味噌だれに、すりおろしたゆずの皮を加えると風味豊かなたれになる。そのほか、ねぎ味噌だれもおすすめで、ねぎのみじん切りを炒めてから調味料と混ぜ合わせると、ねぎの旨みが増してなお美味しくいただける。ぜひ試してみてほしい。
4. 味噌以外のふろふき大根の味付け

ふろふき大根は、味噌以外にも美味しくいただけるたれや食べ方がある。では、ふろふき大根につける味噌なしのたれはどんなものがあるのだろうか。
おすすめは、大根の煮汁を使って作るあんかけだ。大根の旨みを余すことなくいただくことができる。好みで、ねぎとすりおろしたゆずの皮をトッピングするのもよいだろう。変わり種なら、明太子を使ったあんかけがおすすめ。こちらも、明太子入りのあんを煮詰めるときに大根の煮汁を使うと旨みが増す。ふろふき大根は、味噌だれでなくても美味しくいただけるのだ。
5. ふろふき大根におすすめの市販の味噌だれ

ここでは、ふろふき大根につける市販の味噌だれを紹介しよう。市販では、瓶に入っているものや、チューブタイプのもの、ボトルのものまでさまざまな形状で売られている。とくにおすすめしたいのは、チューブタイプの味噌だれ。さっと取り出して出したい分量だけ出せるのだ。
スプーンなどの食器を汚すことなく出せるのもポイントではないだろうか。調味済みのたれが多いので、ふろふき大根やおでん、サラダなど、いろいろな料理に使えて便利である。また、カロリーを抑えた市販の味噌だれや生姜入りの味噌だれであれば、ふろふき大根に少し多めにつけて食べてもよさそうだ。
結論
ふろふき大根と味噌だれは、アレンジ次第で食べ方は何通りもあり、楽しみ方はさまざま。味噌以外のたれでも美味しくいただくことができる。また、レンジで簡単に調理する方法もあれば、じっくり手間をかけて調理する方法もあるので、今回紹介した内容も参考に、自分好みのふろふき大根と味噌だれを作って食べてみてほしい。
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