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大根の下茹では電子レンジがおすすめ!600Wで6分ほど加熱すればOK!

大根の下茹では電子レンジがおすすめ!600Wで6分ほど加熱すればOK!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2021年1月26日

クセが少なく、さまざまな和食に使われる大根。そんな大根であるが、かたくて火が通りにくいことは難点といえる。しかし、大根は一度加熱をしておくと、本調理の時間を短縮できる。そこで大根の下茹での基本から大根の下茹でのやり方まで、一つずつ丁寧に解説する。

  

1. 大根の下茹でとは?

下茹でとは、本調理の前に材料のアクを取り除いたり、火を通りやすくしたりするために茹でておくことを指す。大根は火が通りにくいため、あらかじめ茹でておくことで、大根のえぐみが少なくなり煮物やおでんなどの味がしみやすくなる。一般的に大根の下茹では鍋にお湯を沸かして、弱火で15〜20分ほど加熱をして行うことが多い。しかし、実は電子レンジを使って下茹ですることも可能だ。

2. 大根の下茹でに電子レンジを使うメリット

大根の下茹では沸騰した鍋でもできる。しかし、鍋で行うよりも電子レンジを使うほうが、効率がよい場合も多い。そこで電子レンジで大根の下茹でをするメリットについて確認しておこう。

メリット1.短時間で下茹でできる

大根は鍋を使う場合は、15~20分ほど茹でる必要がある。一方、電子レンジを使う場合は、6分程度加熱すれば下茹でが完了する。また、電子レンジであれば、お湯を沸かす時間や火の管理などが不要となっている。火を使わないため、加熱中に別の作業を進めることができるのも利点である。

メリット2.洗い物が少なくて済む

下茹でするために鍋を使うと、調理器具自体が大きいため後片付けが大変である。一方、電子レンジで下茹でする場合は、耐熱容器など鍋より小さいため後片付けの負担が少なくなる。特にフライパンで調理する大根料理の場合は、鍋を使わずに下茹でできるだけでより楽に感じるはずだ。

メリット3.かたさを調整しやすい

鍋を使って大根を下茹ですると、茹ですぎて失敗することがある。しかし、電子レンジを使う場合は正確に時間で管理できるため、茹ですぎなどの失敗を防ぐことが可能だ。また、加熱時間を調整することで、下茹でのかたさを調整できることもメリットとなっている。

3. 電子レンジを使った大根の下茹での方法

電子レンジで大根を下茹でする場合は、適当な大きさに大根を切ってから電子レンジで6分程度加熱すればよい。詳しい手順は以下のとおりなので、電子レンジで大根を下茹でする際は参考にしよう。
  • 大根の皮をむいて輪切り(乱切り・半月切り)にする
  • 耐熱容器に大根を広げて並べておく
  • 米大さじ1・大根が半分かぶる程度の水を加える
  • 耐熱容器にふんわりとラップをかける
  • 600Wの電子レンジで6分ほど加熱する

4. 失敗せずに電子レンジで大根を下茹でするコツ

前述のとおり電子レンジで加熱すれば、簡単に大根の下茹でができる。しかし、中には火の通りにムラが出るなど、失敗してしまうこともある。そこで失敗せずに大根の下茹でをするコツを紹介する。

コツ1.下茹でするときに生米を加える

鍋で大根を下茹でするときにもお米の研ぎ汁を使うことが多いが、電子レンジで下茹でするときにもお米を加えるのがおすすめだ。お米には大根特有のえぐみを取り除き、味をしみ込みやすくする働きがある。電子レンジで加熱をするときに生米を加えると、大根の青臭さを和らげることができる。

コツ2.重ならないように並べる

大根を電子レンジで加熱するときは、平らな耐熱容器に重ならないようにして並べるのがよい。大根を重ねてしまうと火の通りが悪くなり、茹で加減にムラが出てしまう。できる限り耐熱容器に広げるようにして、大根への火の通りを均一にするとよい。

コツ3.濡れたキッチンペーパーで包む

通常は大根が半分くらい浸るまで水を注げばよいが、より均一に火を通したいならキッチンペーパーで包むのがよい。濡れたキッチンペーパーを耐熱容器に敷いておき、大根を置いた上からもう一枚の濡れたキッチンペーパーを被せよう。これで水分量が調整できて、均一に火が通りやすくなる。

5. 電子レンジでそのまま作れる大根料理

電子レンジで下茹でした大根は、おでん・ぶり大根・大根ステーキなどさまざまな料理に使える。ただ、中には電子レンジでそのまま大根料理を作りたい人もいるだろう。そこで電子レンジを使ったおすすめの大根料理をいくつか紹介する。

その1.ふろふき大根

電子レンジで下茹でした大根に、白味噌を添えればそれだけでふろふき大根が作れる。ふろふき大根にする場合は、まず下茹でで7~8分程度加熱する。その後水を捨ててから、だし汁を加えて5分程度加熱しよう。白味噌・酒・みりん・砂糖などで作ったタレを添えれば上品なふろふき大根の完成だ。

その2.大根とツナの和え物

大根とツナを一緒に加熱して作る和え物もおすすめだ。イチョウ切りにした大根、オイルを切ったツナ、調味料を耐熱容器に入れて軽く和える。それから容器にふんわりとラップをかけてから10~12分程度加熱すれば完成だ。大根にツナのうま味が染み込み、美味しい和え物が完成する。

その3.大根と彩り野菜の煮物

大根を使った簡単な煮物なら、電子レンジでも作ることが可能だ。たとえば、乱切りにした大根とニンジン、調味料を耐熱容器に入れて10分ほど加熱しても煮物が作れる。また、イチョウ切りにした大根、ミニトマト、オリーブオイルなどを耐熱容器に入れて8分ほど加熱すればオイル煮を作ることができる。さまざまな具材を使った本格的な煮物は難しいが、シンプルな煮物なら作ることが可能だ。

結論

火の通りにくい大根は、電子レンジを使って下茹でしておくと本調理に時間を短縮できる。また、電子レンジで下茹でした大根はおでんやぶり大根などに使ってもよいが、ここで紹介したように電子レンジでそのまま料理にすることも可能だ。上手に電子レンジでの下茹でを使いこなそう。
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  • 公開日:

    2020年2月 3日

  • 更新日:

    2021年1月26日

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