1. クロッフルとは?

クロッフルとは、クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いた韓国発の新スイーツのこと。もともとは新型コロナウイルスによる自粛生活が続いた中で、「おうち時間を楽しもう」という考えから発案された料理の一つだという。それが非常に美味しくて韓国で話題になり、SNSなどを通じて日本人の間でもブームになる。現在はクロッフルを取り扱う飲食店や専門店なども増えてきている。
2. クロッフルの特徴や魅力

クロワッフルがブームになっている主な理由には、「カリッモチッの食感が美味しい」「家でも簡単に作れる」「可愛らしくてSNS映えする」などがあるようだ。ここではそんな、クロッフルの特徴や魅力などを一つずつ詳しく解説する。
その1.1度に2種類の食感を楽しめる
クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いて作る「クロッフル」。そのため、クロワッサン特有の「サクサク」とした食感と、ワッフルのような「モチモチ」とした食感の2つを同時に楽しめるのが魅力となっている。さらにクロッフルのバター感も堪能できる。クロワッサンもワッフルも人気の食べ物であるため、これらを一度に楽しめる贅沢スイーツといえる。
その2.家でも簡単に作ることができる
現在でこそクロッフルを取り扱う飲食店や専門店などが増えているが、もともとクロッフルは「おうち時間を楽しもう」とする中で誕生したスイーツである。そのため、クロワッサンの生地とワッフルメーカーがあれば、家で簡単に作ることが可能だ。もしワッフルメーカーを持っていないなら、実店舗ならバラエティショップ、ネット通販ならAmazonや楽天市場などで探してみよう。
この記事もCheck!
その3.フォトジェニックでSNS映えする
もともとクロッフルは、クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いただけのスイーツであった。これでも十分フォトジェニックであったが、最近はアイスクリーム、生クリーム、チョコレートソースなどをトッピングした「アレンジクロッフル」も増えている。また、飲食店では食べ歩きできるような「棒付きクロッフル」も販売している。これにより、ますますSNS映えするようになっている。
3. クロッフルの簡単な作り方

クロッフルを家で作るときは、市販の「冷凍クロワッサン」を使うのがおすすめ。生地から作ることも可能だが、冷凍クロワッサンを使えば簡単に美味しいクロッフルを作れる。冷凍クロワッサンとワッフルメーカーを用意したら、さっそく以下の手順でクロッフルを作ってみよう。
クロッフルの作り方・手順
- 冷凍クロワッサンを常温で解凍する
- ワッフルメーカーを温めておく
- ワッフルメーカーにクロワッサンを置く
- フタをして焼いたらクロッフルの完成
- 電気式の場合は5分程度が目安となる
- 直美式の場合は片面5分ずつが目安となる
【クロッフルを美味しく作るコツ】
- クロワッサンは規定時間通り解凍する
- お好みで型にバターを塗っておくとよい
- トッピングにアイスクリームなどを添えてもよい
4. クロッフルの主な購入場所

クロッフルは家で作ることも可能だが、東京の新大久保や大阪の鶴橋といったコリアンタウンにはクロッフルを販売する飲食店が増えている。また、近くにクロッフルの販売店がない場合には、バラエティショップやネット通販を利用するのもおすすめだ。それぞれについて詳しく確認しておこう。
その1.カルディなど
輸入食品を扱っている「カルディコーヒーファーム(カルディ)」では、出来合いのクロッフルを販売している。そのため、袋から取り出せばすぐにクロッフルを楽しめる。また、パッケージによるとトースターで2分ほど加熱すると、美味しさがアップするという。1個あたり税込228円である。
その2.ネット通販など
まだ数は少ないが、ECモールの楽天市場にもクロッフルを取り扱っているお店がある。また、クロッフル専門店である「WAFLA(ワッフラ)」のオンラインショップでも購入できる。ワッフラのラインアップには、プレーン、アーモンド、ミルクチョコ、ピーカンナッツチョコなどがある。
5. クロッフルに関するよくある質問

ここまでクロッフルについて詳しく解説してきた。しかし、まだクロッフルについて疑問や質問がある人もいるだろう。そこで最後にクロッフルに関するよくある疑問・質問に回答する。
Q1.クロッフルの名前の由来とは?
クロッフルという名前は、「クロワッサン」と「ワッフル」を掛け合わせた造語である。また、クロッフルではなく「クロフル」や「クロップル」と呼ばれることもある。なお、韓国語では「크로플」と書く。
Q2.クロッフルのカロリーはどれくらい?
クロッフルのカロリーは、商品・量によって異なる。例えば、カルディのクロッフルは1個あたり250kcalとなっている。また、「日本食品標準成分表」によると(※1)、クロワッサン(レギュラータイプ)の100gあたりのカロリーは406kcal。市販の冷凍クロワッサンは通常サイズが70g程度、ミニサイズが25g程度なので、それぞれのカロリーは284kcal程度、102kcal程度となっている。
結論
韓国発の「クロッフル」は、クロワッサンとワッフルのいいとこ取りをしたハイブリットスイーツとなっている。しかも冷凍クロワッサンとワッフルメーカーがあれば、家でも簡単に作れるのも魅力である。もし興味があったら、近くのバラエティショップやECモールなどで探してみよう。
【参考文献】
- ※1:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://fooddb.mext.go.jp/
この記事もCheck!