1. フランスパンでフレンチトースト!
フレンチトーストを作るときにフランスパンを使うと、卵液に漬け込む時間を短縮できる。これは、フランスパンが食パンに比べて空洞が多いことに由来する。また、硬くなったり冷凍したりしたフランスパンでも、プロのようなふっくらジューシーなフレンチトーストが作れる。
プロのような味のフレンチトーストを作るポイントを紹介しよう。
1. フランスパンは厚めにカットすること
フランスパンに厚みがあると、噛んだときに口の中に卵液がにじみ出てきて、甘さが口いっぱいに広がる理想的な仕上がりに。3cm幅を目安にカットしよう。
2.卵液の作り方3つのコツ
・生クリームを使う
ワンランク上の仕上がりを目指すなら、卵液に生クリームを加えるのもおすすめだ。牛乳と生クリームが2:1になるように混ぜよう。
・バニラエッセンスを加える
卵液にバニラエッセンスを入れると風味豊かなフレンチトーストになる。ほんの数滴加えるだけで、劇的に風味がよくなるのでぜひ準備しておこう。
・一度濾す
卵液を一度濾しておくと、フランスパンに卵液がしみ込みやすくなる。
3. 卵液に2時間程度浸すこと
フレンチトーストを作る下準備として、フランスパンを卵液に2時間程度浸すと、フランスパン全体に均一にしみ込ませることができる。
4. 焼くときはふたをすること
焼くときにはふたをして蒸気を逃がさないことが大切だ。これだけで仕上がりのジューシーさが変わってくるので、ぜひ試してみてほしい。フライパンにフランスパンを入れるときには、できるだけしみ込んだ卵液を逃がさないように気をつけよう。
5. 弱火で焼くこと
多少時間はかかるが、弱火でじっくりと焼き上げることによって、プロのような、外はカリッと中はふんわりとした仕上がりになる。
2. オーブンで!フランスパンのフレンチトースト
フレンチトーストはフライパンで焼くことが多いが、実はオーブンでも作れる。フランスパンに卵液をしみ込ませる工程までは、普段の作り方と変わらない。しみ込ませる段階で、オーブンを200℃に予熱しておこう。卵液をしみ込ませたフランスパンを、クッキングシートを敷いた天板に並べ、フランスパンの上に小さく切ったバターをのせる。予熱完了したオーブンで15~20分程度焼いたら完成だ。
フレンチトーストをオーブンで焼くと、焼いている途中でフランスパンを裏返す必要がないので、形が崩れにくい。また、焼きすぎて焦げる心配も少なく、フライパンで焼くよりも簡単かもしれない。そのうえ、外側が香ばしく、中はもっちりという理想的なフレンチトーストに。卵液をしみ込ませたフランスパンをオーブンで焼く作り方も、ぜひ試してみてほしい。
3. 簡単・時短!フランスパンのフレンチトースト
フレンチトーストを作る工程で、最も時間がかかるのがフランスパンに卵液をしみ込ませる段階である。ここでは時短テクニックを2つ紹介する。普段のフレンチトースト作りに活かしていただきたい。
卵液をしみ込ませたフランスパンを冷凍する方法
卵液をしみ込ませたフランスパンを冷凍しておけば、食べる直前に焼くだけで簡単に焼きたてのフレンチトーストが味わえる。冷凍方法は、卵液をしみ込ませたフランスパンをラップで包んでバットにのせ、冷凍庫に入れるだけ。このときフランスパンがやわらかくなっているので、バットを使うのがおすすめだ。
レンジを使って卵液をしみ込ませる方法
フランスパンに卵液をしみ込ませるのにレンジを使う方法もある。卵液にフランスパンを浸し、レンジで数十秒加熱。裏返して再び加熱すると、短い時間でしっかりと卵液をしみ込ませることができる。
4. フランスパンのフレンチトーストのカロリー
フレンチトーストをフランスパンで作った場合のカロリーは、2cmの厚みのもの3枚弱(40g)で270kcalくらいのようだ。
では、フレンチトーストをフランスパンではなく、食パンで作るとカロリーをオフできるのだろうか。
同じ100gでカロリーを比べると、食パンが264kcalでフランスパンが279kcalであり、それほど差がない(※1)。卵や牛乳、砂糖などパン以外の材料を同じ分量で作るとすると、フランスパンで作っても食パンで作っても、それほどカロリーオフには影響しないようだ。
同じ100gでカロリーを比べると、食パンが264kcalでフランスパンが279kcalであり、それほど差がない(※1)。卵や牛乳、砂糖などパン以外の材料を同じ分量で作るとすると、フランスパンで作っても食パンで作っても、それほどカロリーオフには影響しないようだ。
フレンチトーストのカロリーをオフするには、砂糖の代わりに低カロリーの人工甘味料を使う方法や、牛乳でなく低脂肪乳や豆乳を使う方法がある。
また、フレンチトーストといえば、フランスパンにのせるトッピングも楽しみのひとつ。しかし、トッピングによってぐっとカロリーがアップすることがあるので、注意が必要だ。
結論
プロが作るフレンチトーストは、内側のふんわりとした食感と外側のかりっとした香ばしさが魅力だ。ここで紹介したテクニックを参考に、ぜひプロのようなフレンチトーストを作ってみてほしい。また、時短テクニックを使えば、フレンチトーストは普段の朝食にも手軽に作れる。さまざまな場面で、フランスパンを使ったフレンチトースト作りを楽しんでほしい。
(参考文献)
※1 文部科学省「第2章穀類(正誤表11反映1222)」
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/12/20/1365343_1-0201r11.pdf
※1 文部科学省「第2章穀類(正誤表11反映1222)」
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/12/20/1365343_1-0201r11.pdf
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