1. 炊飯器を使った黒にんにくの作り方

黒にんにくは自宅で作ることができる。しかしそのためには、作り方のポイントや注意点を知らないと上手に作ることができないだろう。そこでここでは、黒にんにくを炊飯器で作る際に知っておきたい作り方を紹介していこう。
炊飯器で作る黒にんにくの作り方は?
まずはにんにくを用意したら、炊飯器に入れる。上から酢をいっぱいに入れよう。約1日そのまま置き、翌日は取り出して干す。そこまで終わったら炊飯器の底に竹のザルを置く。炊飯器の保温を押して10日~2週間置く。コツは、1週間の間は、1日につき一度にんにくをひっくり返すことだ。黒にんにくを作る日数が経ったら、にんにくを取り出してみよう。皮をむいたときに中身が黒く、少し粘り気があるようだったら完成。
作り方のコツは外で作ること!
黒にんにくを自宅で作る場合には、匂い対策が必要だ。とくに最初の何日かまでは強く匂うので、外で作るのがよい。とはいっても隣人に迷惑をかけるわけにいかないので、炊飯器ごと段ボールで覆うといった対策が必須である。対策としてはまるまる1日酢に漬けたり、料理酒スプレーを使ったりするのが好ましい。
作り方と同じくらい電気代が気になる!
黒にんにくを作るとしたら、長めに炊飯器の保温をすることになる。気になるのが電気代
だが、基本的に米は10時間保温すると4円かかるといわれている。つまり1日にすると9.6円だ。これを2週間近くするわけなので、大体134円ほどだ。そこまで高くないと感じるかもしれない。
だが、基本的に米は10時間保温すると4円かかるといわれている。つまり1日にすると9.6円だ。これを2週間近くするわけなので、大体134円ほどだ。そこまで高くないと感じるかもしれない。
2. 黒にんにくの失敗しない作り方のコツ

黒にんにくの作り方で重要なのが失敗しない方法だ。長時間かけてせっかく作るのなら、できるだけ失敗はしたくない。そこでここでは、黒にんにくを作る際に失敗しないコツをまとめていこう。
大きめのにんにくを選ぶのが作り方のコツ
黒にんにくの作り方ではにんにくのサイズも大事だ。黒にんにくの完成品は水分が抜けて小さくなる。そのためできるだけ大きめのものを選べば、仕上がりも小さくなりすぎない。またすべてのにんにくのサイズが揃っていると、全体的に発酵スピードが同じなので失敗しにくい。
水分を調整するのが作り方のコツ
ジューシーなにんにくを選ぶと中の水分が多いため、できあがりの食感がベチャっとする。黒にんにくを作るときにはできるだけ乾燥させるのが、失敗しないコツだ。かといって保温が長いと苦くなり、乾燥してカリカリになってしまうので注意しよう。
黒にんにくが焦げない作り方
炊飯器の底ににんにくを並べると、焦げ付くことがある。竹ザルににんにくを置いて上にガーゼをかけよう。発酵スピードのムラをなくすことができる。
3. 炊飯器以外の黒にんにくの作り方

炊飯器で黒にんにくを作るのが一般的に知られている作り方だが、実はほかにもいろいろな方法で黒にんにくを作ることができる。ここでは作り方のバリエーションを紹介しよう。
保温ジャーでの作り方
黒にんにくは保温ジャーで作れ、匂いも防げる。保温ジャーは炊飯するスイッチはなく、あくまで保温だけ。黒にんにくは保温スイッチしか必要ないため十分だ。蒸気を逃がす穴もないため、匂いもこもらないのでおすすめ。作り方は簡単。にんにくを乾燥させたらキッチンペーパーや新聞紙にくるみ、ジャーの中へ。そのまま2週間ほど保温するだけだ。
圧力鍋での作り方
時間がない、すぐに黒にんにくを食べたいという人向け。確かに時間は短いが時間をかけて熟成させているわけではないので、ほかの作り方よりも簡易的である。竹ザルを敷いた鍋底にキッチンペーパーでくるんだにんにくを並べ、スプレー状の料理酒をかける。あとは火を付けて圧力をかけるだけで完成だ。
4. 黒にんにくの作り方が分かる本

黒にんにくを作るときに、参考にしたいのが作り方の書籍である。自分だけで簡単に作れるとはいっても不安もあるだろう。そこでおすすめできる、黒にんにくの作り方や知識が掲載されている書籍をまとめていこう。
佐々木 甚一 (監修)「がんに負けない体を作る 1日1粒手作り熟成黒にんにく (主婦の友ヒットシリーズ)」
基本的な黒にんにくの作り方をはじめ、体験談を掲載している書籍。写真付き日記形式で紹介しているので、黒にんにくの作り方を知らない人でもわかりやすいのが特徴である。
星崎 東明 「発酵黒にんにくで健康になる」
こちらの書籍は内容がわかりやすいと評判だ。黒にんにくのことがイラスト付きでわかりやすく掲載されているため、知識がない人でも黒にんにくのことを知ることができるのが嬉しい。作り方というよりも、黒にんにくのはたらきを紹介しているので、黒にんにくの効果を知りたい人向けである。
結論
ここでは黒にんにくが炊飯器で作れることを解説しながら、匂い対策や作り方のコツ、炊飯器以外で作る方法、さらには黒にんにくのことが掲載されている書籍までまとめてきた。黒にんにくは自分の家で作ることが可能なので、匂いに気を付けながらぜひチャレンジしてほしい。
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