1. 豆や時間にこだわった本格水出しコーヒーの作り方

水出しコーヒーの基本的な作り方を見ていこう。用意するものはコーヒー豆、水、水出し専用ポットだ。まず、コーヒー豆をミルで挽く。そしてフィルターに挽いたコーヒー豆を入れ、そこに水を注ぎスプーンなどでかき混ぜる。しっかりと抽出できるように、コーヒー粉を十分に湿らせることがポイントだ。そして、その上から水を注ぐ。水がすべて落ちるまで、8時間ほど置けば水出しコーヒーの完成だ。
おすすめのコーヒー豆
水出しコーヒーにはしっかりとしたコクが出る深煎りの豆がおすすめである。中挽きがちょうどよいといわれているが、豆と挽き方のいろいろな組み合わせを試して好みの味を探すのも楽しいだろう。同じ作り方で水出しコーヒーを淹れても、豆の種類、焙煎方法、豆の挽き方を変えれば新たな味に出会えるかもしれない。
コーヒー豆は新鮮なものを選び、淹れる直前に豆を挽くことでコーヒーの香りを損なうことなく楽しむことができる。少し面倒な作り方だな、と思われるかもしれないが、コーヒーミルで豆を挽くと香りが部屋中に広がる楽しみもあるため、ぜひ豆を挽くことも挑戦してほしい。
水出しコーヒーに使う水
水出しコーヒーに使う水の選び方も、味に差が出る重要なポイントだ。加熱しない水をそのまま使うため、カルシウムやマグネシウムがあまり含まれていない軟水がおすすめだ。美味しい水を選ぶことでコーヒーの香りが引き立ち、極上の水出しコーヒーが作れるだろう。
2. 粉を使って簡単な水出しコーヒーの作り方

次に、コーヒー粉を使った水出しコーヒーのもう少し手軽な作り方を紹介しよう。
ポットを使う
コーヒー器具の代表的メーカーのハリオには、簡単に水出しコーヒーを作るポットがいくつかある。フィルターインコーヒーボトルや水出し珈琲ポット、コールドブリューコーヒージャグなどだ。フィルターにコーヒー粉を入れ、水を少しずつ注ぎ、冷蔵庫で8時間ほど抽出すれば完成。どれも洗えるストレーナーが付いており、本格的な水出しコーヒーの作り方に比べれば簡単なので、気軽に挑戦できるだろう。
お茶パックなどを使う
緑茶を入れる不織布のお茶パックにコーヒー粉を入れ、ピッチャーなどにコーヒー粉入りのお茶パックと水を入れる。冷蔵庫に入れ8時間ほどで水出しコーヒーが完成だ。
市販の水出しコーヒー専用パックを使う
カルディやスターバックス、タリーズなどのコーヒー専門店からは、水出しコーヒー専用のドリップパックが発売されている。各社抽出時間や水の量は違うが、パックをピッチャーなどに入れ水を注ぎ、待つだけの簡単な作り方だ。店で頼むのと同等の味が楽しめ、価格も安いので試して損はないだろう。
3. ペットボトルで手軽な水出しコーヒーの作り方

最後にペットボトルを使った、水出しコーヒーの簡単な作り方を紹介しよう。水出しコーヒーの作り方、といえるほど難しいものではない。用意するものは、ペットボトル、コーヒー粉、水の3つだけである。コーヒー粉をペットボトルに入れ、水をゆっくりと注いでいく。勢いよく入れると雑味や濁りの原因となるため、落ち着いて入れることがポイントだ。そのペットボトルを一晩冷蔵庫で寝かせれば完成。グラスにゆっくり注げば、ペットボトルの底に沈んでいるコーヒー粉が混じることもない。コーヒー粉が気になるときは茶こしなどを使って取り除こう。専用グッズなしでも、ペットボトルとコーヒー粉、水があれば水出しコーヒーができるので、ぜひこの作り方を試してみてほしい。
結論
水出しコーヒーの作り方は意外と簡単に感じたのではないだろうか。まずは器具の必要がない簡単な方法を試し、専用ボトルやドリッパーなどはおいおい検討していけばいいだろう。手軽な水出しコーヒードリップパックは簡単なのに本格的な味が楽しめるため、ぜひいろいろな店の商品を試してほしい。水出しコーヒーは一晩置くことがほとんどなので、セットしておけば翌朝美味しい水出しコーヒーが楽しめるだろう。
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