このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
タラの芽にあるとげは食べられる?気になる下処理方法を紹介

タラの芽にあるとげは食べられる?気になる下処理方法を紹介

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年2月27日

タラの芽は旬の時期が短いので、山菜の中でも貴重な存在だ。そんなタラの芽には、とげがあることがあり、調理する際にどうしたらいいか迷うこともあるだろう。今回は、気になるタラの芽のとげの下処理方法など詳しく紹介しよう。

  

1. タラの芽ってどんな山菜?とげありととげなしのものがある?

タラの芽は山菜の一種で、春を伝える食材として人気がある。このタラの芽とはタラノキの新芽のことで、新芽の部分だけ収穫し天ぷらなどにして味わうのだ。タラの芽は、山菜の王様とも呼ばれており、ほのかな苦味ともっちりとした食感が魅力である。

タラの芽にはとげありととげなしがある?

収穫したり、購入した際にとげが気になることがあるだろう。ものによってはとげがあったり、なかったりするが、この違いは何か気になっている人も多い。タラの芽はとげのあるオダラととげの少ないメダラという種類がある。山などに自生している白っぽいタラノキは枝や幹にとげがたくさんあり、オダラであることがある。それに対して、メダラはとげが少ないので、栽培などに用いられることが多い。

タラの芽の旬は?

タラの芽は春を伝える山菜といわれることもあり、旬は4~6月くらいだ。最近では、ハウスでの水耕栽培が行われている地域もあり、比較的長い期間楽しめるようになってきており、スーパーなどでも見かける機会が増えてきている。その分、手軽に料理に取り入れることができるので、タラの芽の下処理についてなど知っておくと便利だ。

2. タラの芽のとげは食べられるの?

触ると痛いタラの芽のとげは、食べていいのか下処理したほういいのか悩むことが多いだろう。実際は、タラの芽のとげは食べても問題はない。加熱することでとげが柔らかくなり、気にならなくなるのでそのまま天ぷらなどにして食べるのがおすすめだ。

とげは刺さることがあるので注意

火を通すことで食べられるタラの芽のとげだが、手で触るととげが刺さることがあるので、注意が必要だ。とくにタラの芽の収穫に出かける際は、ゴム手袋や軍手をして収穫するといいだろう。なかでもオダラからタラの芽を収穫する際は、とげだらけの幹を押さえて収穫する必要があるので、とげの扱いには注意してもらいたい。また、タラの芽は新芽の柔らかいうちに味わうものなので、柔らかそうな若い芽を摘むようにしよう。

3. タラの芽のとげが気になる際の下処理方法

基本的には加熱すれば食べられるタラの芽のとげだが、どうしても気になる場合は下処理を行ってから調理するのがおすすめだ。とくにおひたしや和え物などにする場合は、とげが気になる場合はあるので、タラの芽のとげの下処理方法を覚えておこう。

とげの下処理方法

タラの芽は、水で洗ってから袴の部分や茶色い部分を取り除く下処理を行ってから調理することが多い。さらにとげが気になる場合は、包丁の背を使ってそぎ落とすのがおすすめだ。また、タラの芽は大きさによっては火が通りにくい場合があるので、大きい場合は根元に十字の切り込みを入れてから調理するといいだろう。

とげがある場合は天ぷらにするのがおすすめ

加熱することで食べられるタラの芽のとげだが、とげがあっても気になりにくくなる調理法のひとつが天ぷらだ。基本的な下処理を行ってから、衣をつけてサッと揚げることで、とげが柔らかくなり気にならなくなるのだ。タラの芽はあまり長時間加熱するのではなく、サッと火を通すほうが美味しく味わえるので、食感が気になりそうな場合は下処理をしっかり行い天ぷらにしていこう。

結論

タラの芽には、オダラとメダラと呼ばれる種類があり、とげがあるものとないものがある。とげがあるタラの芽も加熱することで、とげが気にならなくなり美味しく味わうことができる。もしもとげが気になる場合は、包丁の背を使って下処理を行うこともできる。最近では、春になるとスーパーなどでもタラの芽を見かけることが増えたので、これを機会に下処理方法を覚えてタラの芽を手軽に味わってみてもらいたい。
この記事もCheck!
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2021年2月27日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧