1. 濃厚でリッチなチョコレートカップケーキ
手作りのチョコレートカップケーキだとチョコの風味が物足りないと感じたことはないだろうか。ここでは濃厚なチョコの風味が楽しめるようにチョコ生地とチョコクリームの2つを組み合わせる。少し手間はかかるが、しっかりとチョコの味わいを楽しみたい人はぜひチャレンジしてほしい。
チョコ生地の作り方
カップケーキの要ともいえるチョコ生地作りに必要な材料は、薄力粉とバター、砂糖、卵、チョコレートだ。生クリームを加えるとコクが出るため、好みで加えよう。下準備として薄力粉はふるっておく。チョコレートは粗く刻み、バターと一緒に湯せんで溶かしておく。ボウルに卵と砂糖を入れたらハンドミキサーを使ってしっかりと混ぜ合わせる。もったりとしてきたら溶かしたチョコとバターを加えてさらに混ぜる。ゴムベラに持ち替えたら薄力粉を加えてサックリと混ぜ合わせる。全体が混ざったら型に流し入れ、180℃に予熱しておいたオーブンで20~25分焼く。
チョコクリームの作り方
チョコクリーム作りで必要なのは生クリームとチョコ、バターの3つだ。大人向けのチョコレートカップケーキにしたい場合はラム酒を加えるのもおすすめだ。生クリームとチョコ、バターを湯せんで溶かしながら混ぜ合わせる。そこにラム酒を加えて風味付けする。全体がよく混ざったら氷水または冷蔵庫でクリームくらいの硬さになるまで冷やす。完成したクリームはカップケーキにトッピングしてもよいし、カップケーキの中をくり抜いて詰めてもよい。
2. しっとり食感!チョコレートカップケーキ
チョコレートカップケーキを作るときに重要視したいのが生地の食感だ。せっかく美味しいチョコレートカップケーキができても生地がパサパサだと美味しさが半減してしまう。ここではチョコの風味とぴったりのしっとり食感のカップケーキの作り方を紹介する。
牛乳を加えてみよう
チョコレートカップケーキは牛乳を入れなくても作ることができる。しかし、しっとりさせたいなら牛乳を加えてみよう。生地の水分量が多くなると当然ながら焼きあがったあとも水分量が多い状態を維持でき、しっとりとした食感になりやすくなるからだ。しっとりさせるだけなら水でも構わないのだが、牛乳を加えたほうが牛乳のもつ甘みやコクが加わるため味わいの点でもメリットがある。ただし、入れすぎると生地がベチャッとなってしまいふっくらと焼けないため入れる量には注意しよう。牛乳の代わりにヨーグルトを使うのもおすすめだ。
溶かしバターを使う
カップケーキの作り方によってはバターは溶かさず練って使うこともある。バターを溶かして使う理由には作りやすさという点も含まれるが、しっとりさせたいときにも大きな働きをしてくれる。まず、バターを溶かせば生地の液体量が増える。つまり牛乳を加えるときと同じようなメリットが得られる。また、溶かしバターにすることで生地としっかりなじみ、油分が全体に行き渡りやすくなる。ちなみに、バターの代わりにサラダ油などで代用しても同じようにしっとりとさせることができる。
3. ポリ袋で簡単!チョコレートカップケーキ
濃厚なチョコレートカップケーキ、しっとりしたチョコレートカップケーキを作るには少し手間をかける必要がある。しかし、もっと手軽にチョコレートカップケーキを作りたいという人もいるだろう。ここでは作りやすさを重視したチョコレートカップケーキの作り方を紹介する。
ポリ袋を使えば洗い物が楽!
料理は作って盛り付けるのも大変だが、洗い物をするのも大変な作業だ。とくにお菓子作りはボウルや泡立て器、ゴムベラなどいろいろな器具を使うので洗い物が増えがち。そんな悩みを解消してくれるのがポリ袋だ。材料の計量さえしておけば、あとはポリ袋だけで済む。泡立て器やゴムベラがないときにも重宝する。
ポリ袋を使って作ってみる
基本の材料は薄力粉とベーキングパウダー、卵、バター、牛乳、砂糖、チョコレートだ。チョコレートは粗く刻んでバターと一緒に溶かしておこう。チョコレートの風味は薄まってしまうが、代わりにココアパウダーを使っても構わない。まずバターと砂糖、卵、チョコレートをポリ袋に入れてもみながら混ぜ合わせる。そこに薄力粉とベーキングパウダーを加えてもみながらよく混ぜる。全体がよく混ざったらカップに流し入れるのだが、袋の端を三角に切ると絞り出し袋のようにして流し入れることができる。あとは180℃に予熱しておいたオーブンで20分ほど焼けば完成だ。
結論
チョコレートカップケーキといってもいろいろな種類がある。濃厚な味わいにしたい場合はチョコ生地とチョコクリームを組み合わせてみよう。チョコクリームにラム酒を入れれば大人の味わいも楽しめる。しっとりさせたい場合は、牛乳や溶かしバターを上手に活用しよう。手軽に作りたいときはポリ袋を活用するのがおすすめ。袋の上から材料をもむ工程は子どもでもできるため、親子で一緒に作るのも楽しい。
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