1. バターとどう違う?ケーキ用マーガリンとは
ケーキ作りやお菓子作りに使うケーキ用マーガリンだが、バターとはいったい何が違うのだろうか。ここでは、ケーキ用マーガリンの特徴や、バターとの違いについて見ていこう。ケーキ用マーガリンの特徴は、練り込みやすく、ホイップしやすいところにある。普通のマーガリンとの違いは、ケーキ用のマーガリンは、固まる温度を調整し、お菓子作りに使用しやすいようにしているところだ。食塩が不使用で、焼き上がりの香りがバターや普通のマーガリンを使った時に比べて、引き立つのも特徴だ。
また、バターとの大きな違いは、バターは動物性で、ケーキ用マーガリンは植物性の油脂を使っているところにある。賞味期限は通常、未開封の場合、冷蔵庫で適正な保存をすれば、6ヶ月〜1年ほどだ。 練り込みやすいケーキ用マーガリンは、お菓子作りの初心者にも使いやすいので、これからお菓子作りを始めようと思っている人は、ぜひ購入してみてほしい。
2. ケーキ用マーガリンで作るお菓子
ケーキ用マーガリンは、ケーキ作りのほかにクッキー、マフィン、ドーナツ、スコーンなどのお菓子作りで大活躍するアイテムだ。ここでは、その中でもおすすめのお菓子の作り方について見ていこう。
パウンドケーキ
やわらかくしたケーキ用マーガリンをボウルに入れ、泡立て器でクリーム状にしよう。そこに、砂糖を加えて混ぜ、さらに溶き卵を入れてよく混ぜる。薄力粉とベーキングパウダーを入れ、混ぜ合わせたら、型に入れてオーブンで焼いたら完成だ。
チョコチップクッキー
練り込みやすいケーキ用マーガリンは、クッキーづくりにも向いている。まずは、ケーキ用マーガリンをボウルに入れ、泡立て器でクリーム状にする。砂糖と卵を加えて、すり混ぜよう。薄力粉とベーキングパウダーをふるっておき、そこにチョコチップとアーモンドダイスを入れ混ぜ、等分して丸めよう。天板にオーブンシートを敷き、丸めた生地を並べ、オーブンで焼いたら完成だ。
ガトーショコラ
ケーキ用マーガリンは、ホットケーキミックスとの相性もよい。まずは、ケーキ型にクッキングシートを敷き、オーブンは予熱しておこう。板チョコをボウルに割り入れておき、そこにケーキ用マーガリンを加えて湯煎にかける。卵と牛乳、砂糖を少しずつ加え混ぜ合わせたら、ホットケーキミックスを加えて、さらに混ぜよう。天板に、ケーキ型を置き生地を流し入れ、オーブンで焼いたらできあがりだ。
3. ケーキ用マーガリンは料理やパンにも使える?
お菓子作りを頻繁に行わないという人は、ケーキ用マーガリンが料理やパン作りにも使用できるか気になるだろう。ここでは、ケーキ用マーガリンを使った料理やパンについて紹介しよう。
野菜のケークサレ
フライパンにベーコンと玉ねぎ、じゃがいも、ミックスベジタブルを炒め、塩、こしょうで味付けをしよう。ボウルにケーキ用マーガリンを入れ、泡立て器でよく混ぜ、溶き卵と牛乳を少しずつ加えて混ぜる。さらに粉チーズを加えて混ぜ、ふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを入れ切るように混ぜよう。ここに粗熱を取ったベーコンと野菜を加え、型に流して空気を抜く。オーブンで焼いて、型からはずし粗熱がとれたら、切り分けて完成だ。
チョコレートパン
ケーキ用マーガリンは、パン作りでも活躍する。ケーキ用マーガリンを、サイコロ上に切り、板チョコは粗めに砕き冷凍しておこう。下準備が整ったら、ホームベーカリーにケーキ用マーガリンと板チョコ以外の材料を入れ、スタートする。材料が混ぜ合わさったら、凍ったままのケーキ用マーガリンと板チョコを入れよう。あとは、焼き上がりを待ち網の上で冷ましたら完成だ。
結論
ケーキ用マーガリンのバターとの違いや、ケーキ用マーガリンで作るお菓子や料理について紹介した。練り込みやすく、ホイップしやすい、ケーキ用マーガリンは、焼き上がりの香りも引き立ててくれる優秀アイテムだ。お菓子作りの初心者にも使いやすいので、ぜひ使ってみてほしい。
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