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はちみつを料理に活用しよう!スイーツ以外の応用法も要チェック!

はちみつを料理に活用しよう!スイーツ以外の応用法も要チェック!

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2021年3月 7日

ヘルシーな食材の定番として名前が挙がるはちみつ。その独特の風味や甘さは好悪がわかれるところである。はちみつをそのまま口にすることを厭(いと)う人も、料理やスイーツにすればこだわりなく食べられる可能性は高い。本記事では、はちみつを使用した料理やスイーツについて紹介する。

  

1. はちみつを料理に活用!肉のおかず

料理初心者のなかには、肉とはちみつを料理することに抵抗を感じる人も多いだろう。実際には、はちみつを肉料理に使用することによって、たんぱく質の凝固を妨げるために肉質が柔らかくなるのである。また、肉の臭みがはちみつの風味で除去できる可能性もある。はちみつの風味が苦手という人は、アカシアなどのクセがないタイプを使用しよう。それでは、はちみつを使った肉料理のレシピを見てみよう。

ハニーマスタードチキン

はちみつを使った肉料理の代表ともいえるハニーマスタードチキン。塩こしょうで下味を付けた鶏のもも肉に小麦粉をまぶし、フライパンで火を通す。味付けとして、マスタード、はちみつ、レモンのしぼり汁を使用するのである。マスタードとはちみつは相反する魅力で好相性である。

はちみつ味噌豚

豚肉もはちみつを使って美味しく食べることができる。そのひとつが、はちみつ味噌豚である。ロースなどの豚肉を、味噌、はちみつ、醤油、酒の調味液に数時間漬けたあと、フライパンで焼けばできあがる。白いごはんが美味しいおかずとなる。

はちみつの生姜焼き

豚肉の生姜焼きも、はちみつを使用してまろやかに仕上げることができる。豚肉は片栗粉をまぶして火を通し、醤油、はちみつ、酒、おろした生姜で作った調味液を最後に加える。育ちざかりがいる家庭には人気の一品となるだろう。

2. はちみつを料理に活用!やさしい甘さのスイーツ

はちみつは甘味料としてスイーツを作る場合にも大活躍をしてくれる。砂糖と比べてはちみつはカロリーも低いため(※1)、おやつを作る場合には積極的に活用したい。はちみつを使用したスイーツ、いくつかのアイデアを見てみよう。

ホットケーキミックスでどら焼き

自宅でどら焼きを作る場合には、ホットケーキミックスを使用すると簡単である。卵や牛乳のほかにはちみつを加えることで、どら焼きの生地がしっとりするのである。あんこも市販のものを用意すれば、今日にでもできるレシピである。ホットプレートを使って家族で楽しもう。

くちどけのよいプリン

プリンを作るときにはちみつを使用すると、とろとろのくちどけのよいプリンができる。プリンの生地を作るために温めた牛乳に、はちみつを混ぜて卵も加えていく。オーブンで蒸し焼きにしてプリンを作ったら、カラメルソースにもはちみつを加えてみよう。グラニュー糖を加熱して最後に水を足す際、はちみつを少々加えるとよい風味となる。

やさしい甘さのクッキー

子どもたちとクッキーを作るときにはちみつを使用してみよう。生地が混ざりやすくなるうえ、甘さにもやさしさが加わる。小麦粉100gに対してバターが50g、砂糖30gにはちみつを小さじ2杯ほどのレシピで生地を作り、休ませたあとに麺棒で広げて型を抜いていく。おやつにはもってこいのクッキーである。

3. はちみつを料理に活用!保存食にも最適

はちみつにさまざまな食材を漬けて保存食にすることも可能である。はちみつ漬けにすることで長期の保存が可能になる。漬けた食材も、薄めて飲料にしたりヨーグルトに混ぜたりと応用法は多い。

レモンのはちみつ漬け

ビタミンの補給に効果がありそうなのがレモンのはちみつ漬けである。しっかりと煮沸した瓶に、竹串で種を除去したレモンの輪切りを入れてはちみつを加える。サイダーで割ったりホットレモンにしたりドリンクとして活躍するほか、アイスやヨーグルトと食べても美味しい。

生姜のはちみつ漬け

香りのよい新生姜を使うとより美味しいのが、生姜のはちみつ漬けである。キレイに処理した新生姜を沸騰した湯に入れて火を通し、水気をよく切る。生姜が冷めたら煮沸した瓶に入れ、はちみつも加える。冷蔵庫で保存すると、ジンジャーエール風に楽しめるほか、煮物の隠し味にも使用できる。

きんかんのはちみつ漬け

きんかんを消費したい場合にもはちみつ漬けが便利である。きんかんは熱湯に通し、冷水にとっておく。水気をよく切って種も除去し、瓶に入れたらはちみつを加えていく。ヨーグルトなどと食べても美味しいが、そのまま食すことも可能である。

結論

古来甘味料として人々に愛好されてきたはちみつは、昨今はヘルシーフードとして注目されている。独特の風味には好き嫌いがあるが、クセのないはちみつを選べば料理やスイーツにと使い道は多い。はちみつがもつまろやかな甘さや栄養面におけるメリットは、日常的にぜひ取り入れたいものである。
(参考文献)
(※1)文部科学省 食品成分データベース
https://fooddb.mext.go.jp/
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  • 更新日:

    2021年3月 7日

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