目次
1. ゼラチンで作る基本のふるふる牛乳寒天ゼリー

牛乳寒天を作るときには、ゼラチンを使えることを覚えておきたい。一体どのように牛乳寒天は作るのか。さっそくここで紹介をしていこう。
基本のゼラチンを使った作り方
牛乳寒天をゼラチンで作る場合には、基本的に鍋を使う方法が主流だ。最初にゼラチンを水でふやかす。用意した鍋に牛乳、砂糖を入れてよく混ぜよう。バニラエッセンスを入れると香りがよくなるのでおすすめ。沸騰させないところで鍋をおろし、ゼラチンを入れてよく混ぜる。容器に入れたら粗熱をとるため、しばらくそのままにしておく。その後、冷蔵庫に入れて冷やしたら完成だ。
電子レンジで作る方法
ゼラチンで作る牛乳寒天は電子レンジでも作ることができる。耐熱容器に牛乳を少量入れて電子レンジで加熱。ゼラチンを溶かしたら、その上に再び牛乳を入れ砂糖も入れよう。冷蔵庫で冷やして固めたら完成だ。
2. みかんと練乳であまーいゼラチンの牛乳寒天

みかん入りの牛乳寒天は、子どもも大好きな定番のデザートだ。実は練乳を加えるとよりミルキーな味わいの牛乳寒天を作ることができる。次の休日にも楽しめる、ゼラチンで作る練乳を入れたみかん牛乳寒天の作り方をここでは紹介していこう。
ゼラチン牛乳寒天はコクを出すのがポイント
牛乳寒天を作るのに、粉寒天と水を使って作るのが基本の作り方である。しかし、粉寒天も水を使わずにゼラチンと練乳を入れることで、簡単に作れるうえにコクとまろやかさを出せるのだ。みかんの缶詰は最初に実とシロップに分ける。鍋の中に牛乳、砂糖、練乳、あらかじめ溶かしたゼラチンを入れてよく混ぜ、加熱して溶かそう。その間に水気を切ったみかんの実を、容器に敷き詰めておく。粗熱がとれたらみかんを敷いた容器に流し込み、冷蔵庫で冷やしてできあがりだ。
3. 水なし生クリームで濃厚なゼラチン牛乳寒天

ゼラチンで牛乳寒天を作ったら、思ったよりも味が薄めに感じてしまったということもあるだろう。もてなし用に牛乳寒天を作る場合、もう少し濃厚な牛乳寒天にしたいという人向けの作り方を紹介していこう。
ゼラチン・生クリームを使って濃厚に!
ゼラチンを使った牛乳寒天を、濃厚な味わいにするコツは生クリーム。ゼラチンは水でふやかしておく。その間に鍋で牛乳、砂糖、生クリームを入れて火をつけて温める。ふやかしたゼラチンを入れて、しっかり溶かそう。粗熱をとったら容器に入れて冷蔵庫で冷やし、好みでフルーツをトッピングしてできあがりである。
4. 牛乳寒天のゼラチンが固まらない?理由は何?

牛乳寒天を作る際のよくある作り方の悩みが、なぜかゼラチンを使っても仕上がりがゆるいことだ。ではゼラチン入りの牛乳寒天が固まらない原因はどこにあるのだろうか。ここでは牛乳寒天がどうして固まらないのかを解明し、作り方の注意点を紹介していこう。
牛乳寒天は温度が大事!
牛乳寒天の作り方で大事なのが、溶かす温度だ。80℃ほどの熱めの温度が適している。また、ふやかす場合には使いたいゼラチンの3~5倍ほどある冷水の中に入れるのがポイント。
ゼラチンの分量をチェック!
牛乳寒天の作り方ではゼラチンの量に気を付けたい。大体ゼラチンは牛乳が500mlに対して50分の1の10g、粉寒天は牛乳100mlに対し1.1gほど。つまり約100分の1の量になる。2つの凝固剤は同じ分量ではないので注意しよう。
果物に注意!
牛乳寒天の作り方では果物の種類にも注意が必要だ。生パイナップル、メロン、キウイなどのフルーツや生姜には酵素が含まれている。酵素はゼラチンを分解するため、固まりにくくなるのだ。これらの果物を使う際には沸騰させて火を通す、または市販の缶詰を使うのがおすすめだ。またレモンや梅などの酸味が強めのものを使うと、ゼラチンは固まりにくくなる。酸味の強いものは分量を少なくしよう。
結論
ここではゼラチンを使った牛乳寒天の作り方を、基本、練乳、生クリーム入りなどにして説明してきた。またゼラチンを入れてもゆるいのはなぜか、という悩みも対処できるように説明している。鍋を使わずに電子レンジでも作れる牛乳寒天を、ぜひ作ってみてはいかがだろうか。
この記事もCheck!