1. ポテトサラダが美味しいのはジャガイモにマヨの味が染み込むから

ポテトサラダは、茹でるか蒸した(または電子レンジで加熱)じゃがいもを、マヨネーズを主にしたソースで混ぜ合わせて作るものだ。じゃがいもにマヨネーズの味が染み込んで、ホクホク感とマッタリ感がちょうど良い具合に一体化してこそ、美味しいポテトサラダといえるだろう。じゃがいもにただ上からマヨネーズをかけたものとの違いは、味が染みているかどうかなのだ。
2. ポテトサラダは冷める時に味が染み込むという事実

味を染み込ませるために必須なのが、じゃがいもがまだ熱いうちに、マヨソースと和えること。なぜなら、じゃがいもに限らず、食品は冷める時に味が染み込むからだ。「煮物は火を止めてからしばらく置いておいた方が、味が染みて美味しい」、「翌日に残ったおでんは、味がよく染み込んでいてうまい」と聞いたことはないだろうか。結局、これらも原理は同じと考えられる。
また、じゃがいもが熱いうちは表面が柔らかいので、外部からの調味料を吸収しやすいが、冷めると表面が硬くなり、外からものを中に取り込みにくくなるという事情もある。
また、じゃがいもが熱いうちは表面が柔らかいので、外部からの調味料を吸収しやすいが、冷めると表面が硬くなり、外からものを中に取り込みにくくなるという事情もある。
3. ポテトサラダは熱いうちに潰しながら混ぜればホクホクに

じゃがいもは、冷めてから潰すと澱粉が流れ出てきて、ねっとりとした粘りのある食感になってしまう。そうしないためにも、熱いうちに潰す方がいい。熱いうちに潰しながらマヨソースを混ぜ合わせれば、粘り気の素になる澱粉質が破壊されないので、ホクホクとした食感を残したまま、味を染み込ませるができるのだ。
結論
マヨネーズの味が染み込んでいるのにベタッとせず、ホクホクとした食感を楽しめる極上のポテトサラダ。ぜひ、得意料理のレパートリーに加えていただきたい。