1. パセリのサラダ:中東アラブ料理のタブレ

パセリというと料理の付け合わせというイメージをもっている人もいるだろう。パセリは付け合わせはもちろん、主菜にもサラダのような副菜にも使える食材だ。最初に世界各国の料理をシェフから学ぶ本「世界をいただきます――ヨーロッパ・中東・アフリカ編」で紹介された、レバノン料理のサラダであるタブレの作り方を紹介しよう。女優の宮崎あおいさんは毎日食べたいほど気に入っているという。
まずボウルにクスクスの半量を入れてトマトジュースを注ぐ。玉ねぎときゅうりは5mmにスライスし、トマトは1cmの角切りにする。ミントとパセリは細かく刻む。マッシュルームとなすは1cmの角切りにし、オリーブオイルで炒めて軽く塩をふる。ボウルに残りのクスクスとトマト、パセリ、ミントの半量、残りの野菜の順に重ねて塩こしょう、オリーブオイル、レモン汁、クミンパウダーを加える。
そのまま1時間ほどおき、全体的にしっとりとしてクスクスが完全に水気を吸いきったらざっくりと混ぜる。最後に器に盛り付け、残りのミントの葉を添えればタブレの完成だ。好みでクミンパウダーをふりかけて食べても美味しい。いつものサラダとは違う食感を楽しみたいときにおすすめ。ちなみにクスクスとは硬質小麦のデュラム小麦を粉にし、水分を含ませて粒状に成形し、蒸して乾燥させたものだ。
2. パセリのサラダ:旨みたっぷりツナと合わせて

モデルの冨永愛さんがプロポーションを保つために食べているというパセリ。次にツナとパセリのサラダの作り方を紹介しよう。スライスした玉ねぎと合わせたり、マヨネーズで和えたり、いろいろな食材と相性がいいサラダだ。作り方はパセリはざく切りにし、玉ねぎは薄めのスライスにする。
にんじんは千切りにし、きゅうりはスライスする。次にパセリと玉ねぎ、にんじんをさっと茹でて水にさらし、水気をしぼる。きゅうりは塩もみして少しおき、水気をしぼる。ボウルに玉ねぎ・パセリ・にんじん・きゅうり・ツナ缶を油ごと入れて混ぜる。味をみてフレンチドレッシングで味を調えれば、パセリとにんじんのツナサラダの完成だ。
美味しく仕上げるコツはツナ缶の油を切らずにすべて使うこと。ツナの味でパセリの苦みがやわらぎ、苦手な人でも食べやすいサラダになる。ツナの味がしっかりあるので、レモン汁や酢のような酸味と、しょうゆや塩などの塩味を少し足しても美味しい。
3. パセリのサラダ:マヨネーズで和えて

最後にマヨネーズで和えたパセリのサラダの作り方を紹介しよう。茹で卵と和えたり、茹でたじゃがいもと合わせたりしても美味しいパセリ。マヨネーズにヨーグルトを加えて作ると、ほどよいとろみが付き食材とからまりやすいのでおすすめだ。作り方はパセリを粗く刻み、茹で卵は乱切りにする。ボウルにマヨネーズ・無糖ヨーグルト・レモン汁・塩・こしょうを入れて混ぜ、ドレッシングを作る。器にパセリを盛り付けて茹で卵をのせ、ドレッシングをかければパセリサラダの完成だ。
次にパセリとマヨネーズを合わせたパセリマヨネーズで味わうサラダを紹介しよう。パセリとレモン汁をミキサーにかけて撹拌し、途中でマヨネーズを加えて、さらにミキサーにかければOK。あとは茹でたじゃがいもといんげんを器に盛り付け、パセリマヨネーズをかければホットサラダの完成だ。じゃがいも以外にソテーした鶏肉やサーモンに付けて食べても美味しい。
結論
ほくほくとした茹でじゃがいもにかけたり、レバノン料理風に仕上げたり、ツナや玉ねぎと和えたり、パセリをいろいろなサラダで食べる方法を紹介した。これまでサラダに使うときは、ぱらぱらと散らす程度だった人も、がっつり使用して調理してみてはいかがだろうか。
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