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粉ゼラチンは使いやすさにメリットあり!健康への影響や使い方は?

粉ゼラチンは使いやすさにメリットあり!健康への影響や使い方は?

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

2021年3月22日

料理初心者にとって、ゼラチンを使った料理ができればレベルアップした気分になれる。スーパーでも気軽に購入できる粉や板のゼラチンであるが、それぞれにはどんな特徴があるのかわからない場合も多い。ゼラチンの原料や健康への影響も気になる。本記事では、粉のゼラチンについて特徴や使い方を説明する。

  
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1. 粉ゼラチンはどんなもの?ゼラチンの種類と違い

ゼリー形成に使うゼラチンは、菓子作りが好きな家庭にならば必ずあるだろう。とはいえ、料理初心者にとっては使い方や種類についてわからないことも多い。まずは、ゼラチンの種類と使い方について見てみよう。

ゼラチンの種類

ゼラチンには大別して、薄板状と粉末状のタイプがある。近年はこれに加えて、顆粒タイプが販売されている。使いやすさから一般家庭で普及しているのが粉ゼラチンである。

それぞれのタイプの使い方

それでは、粉ゼラチンと板ゼラチン、そして顆粒タイプはどのように使い分けるのだろうか。まず、最も使いやすい粉ゼラチンは水溶性である。そのため、粉ゼラチンを水に溶かし、これを固めたい液に投入することでゼリーを形成できる。板ゼラチンは、水に浸けても溶けずふやけるだけである。固めたい液体を沸騰しないように温め、ふやけた板ゼラチンを入れてここで初めて溶かすのである。板ゼラチンを使用するとスイーツの出来がよいため、プロはほとんどこちらを使用している。顆粒タイプは、この板ゼラチンに近い仕上がりになることで人気がある。

2. 粉ゼラチンは添加物?危険性は?

粉や板のゼラチンは、液状のものをゼリー状に形成する働きがある。そのため、ゼラチンは添加物であり健康に有害ではないかと思う人も多いだろう。実際にゼラチンは添加物の中でどのような扱いになっているか見てみよう。

そもそもゼラチンとは

まずゼラチンとはなにを原料に作られるのだろうか。ゼラチンは動物の骨、皮、腱に含まれる硬たんぱく質のコラーゲンが原料となっている。つまり、ゼラチンは化学的合成品ではなく動物性の食材なのである。ゼラチンは調理用だけではなく、薬用カプセルや止血剤などにも使用されているのである。

食品衛生法では一般飲食物添加物

飲食物による衛生上の危害を防止するために作られた食品衛生法では、ゼラチンは一般飲食物添加物に含まれている(※1)。食品添加物とは、「食品の製造の過程において又は食品の加工若 (も) しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によつて使用する物」(4条2項)である(※2)。また10条には、「人の健康を損なうおそれのない場合として厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて定める場合」とあり、販売や加工、使用、貯蔵、輸入、陳列などをしてよいと規定されている(※2)。つまり、ゼラチンは添加物ではあるが健康に害がないことは食品衛生法で認められているのである。

3. 美肌効果あり?粉ゼラチンの成分について

動物性の食材であるゼラチンは、コラーゲンが豊富という特徴がある。ゼラチンの栄養と聞いてもピンとこないが、コラーゲンという響きからポジティブな印象を抱く人も多いだろう。ゼラチンと健康について見てみよう。

主成分はたんぱく質、豊富なコラーゲン

動物性の食材であることから、ゼラチンの主成分はたんぱく質である(※3)。硬たんぱく質のコラーゲンを水と加熱して分解し、水溶性にした誘導たんぱく質となったのがゼラチンである。ゼラチンは、不溶性タンパク質であるコラーゲンが豊富なことでも知られている。

コラーゲンの特徴は?

それでは、美容や健康に効果がありそうなコラーゲンはどんな働きをするのであろうか。コラーゲンは、皮膚や骨を形成するための重要なたんぱく質である。そのため、皮膚の弾力を保ったり関節の痛みを和らげる効能があるとされている(※4)。つまり、皮膚や骨の老化を予防する働きがあるといってよいだろう。

4. 粉ゼラチンの使い方いろいろ

料理初心者にも使いやすい粉ゼラチン。具体的にどのように活用できるのだろうか。粉ゼラチンを使ったスイーツや飲み物を紹介する。

ゼリーやプリン

粉ゼラチンを使ったスイーツの筆頭はなんといってもゼリーやプリンだろう。オーソドックスなフルーツのゼリーからコーヒーゼリーはもちろん、おやつにももってこいのプリンを粉ゼラチンを使って作ることができる。チョコプリンやキャラメルテイストのプリンなど、自宅で好みの味を楽しもう。

コラーゲン摂取を主目的に

粉ゼラチンが含むコラーゲンを取り入れることを目的に、飲み物や食べ物に粉ゼラチンを使う例もある。コーヒーに混ぜたりみそ汁やラーメンに入れるという方法もある。溶けやすい粉ゼラチンは、あらゆる方法で使用が可能なのである。

結論

粉ゼラチンは、その形状からは想像もつかないが動物に由来する食材である。そのため、食品添加物の範疇(はんちゅう)にあり、健康への害はない。美容や健康に有効なコラーゲンを豊富に含むため、ゼリーを形成するという本来の目的だけではなく、ヘルシー志向で口にする人も多い。粉ゼラチンをスイーツだけではなく、飲み物や食事にも活用してみてほしい。
(参考文献)
(※1)運営元:公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
該当ページ名:食品添加物リスト
(※2)運営元:総務省
該当ページ名:食品衛生法
(※3)運営元:文部科学省
該当ページ名:食品成分表(肉類・豚・その他)
(※4)運営元:厚生労働省
該当ページ名:コラーゲン
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  • 更新日:

    2021年3月22日

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