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バナナブームの到来と人気の理由を一挙紹介!今は第3次ブーム?

バナナブームの到来と人気の理由を一挙紹介!今は第3次ブーム?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年3月21日

かつて、全国のスーパーからバナナの姿が消えてしまうほど、空前のバナナブームを巻き起こしたことは、まだ記憶に新しいかもしれない。いま、ここにきて、再びバナナブームが到来しているようだ。なぜ、いまバナナがブームなのか?バナナブームについてこれから詳しくお伝えしよう。

  

1. これまでのバナナブームについて

じつは、バナナは、日本で最も多く消費されている果物になる。総務省が公表している「家計調査」によると、1人当たりの生鮮果実の購入数量は、年々減少傾向にある。にもかかわらず、バナナの購入数量は、年々増加傾向にあり、生鮮用として消費される果実のおよそ20%がバナナになるようだ。この結果から、日本国民は、バナナを好む傾向があり、すでにブームの下地ができていて、いつブームになってもおかしくないことが推測できる。
かつては、高級品として、庶民の手に届かなかったバナナ。しかし、1963年にバナナの輸入が自由化されてから、手頃な価格で庶民にも手が届く存在となった。第1次バナナブームの到来である。その後、バナナは、いつでもどこでも手軽に入手できる庶民の果物の代表的な存在となり、かつての高級品としてのありがたみも薄れつつあった。
そんなバナナは、2006年に、バナナダイエットという画期的なダイエット法の流行により、空前のブームを巻き起こした。第2次バナナブームの到来である。全国のスーパーからバナナが消えるという怪現象まで巻き起こしたほどのブームだったが、一時的なもので、次第にブームは下火になっていった。
そして、いま、第3次といえるバナナブームが到来しているようだ。この件について、さらに詳しく見ていこう。

2. 第3次バナナブームの到来

昨今、全国各地でバナナ専門店が続々とオープンしていることや、国産の高級バナナが高額にもかかわらず飛ぶように売れていること、またテレビの情報番組などでもバナナが度々、取り上げられていることなどから、バナナブームの到来を伺い知ることができる。
第2次バナナブームのように品切れで入手困難な状況にも陥っていないし、あまりにも身近な存在すぎてバナナブームの到来に気づきにくいかもしれない。
しかし、間違いなく第3次バナナブームは到来している。たとえば、バナナ専門店が提供するバナナジュースは、かつて空前の大ブームを巻き起こしたタピオカの次にくるドリンクとして、すでに熱い注目が集まっている。なかでも賞味期限20分という触れ込みで大ヒットしたバナナジュースは、バナナブームの火付け役ともいわれている。

3. 第3次バナナブームの到来の要因

これまでにもブームが到来していることから、バナナは潜在的にブームになりやすい果物といえるだろう。
前述のように、バナナの消費量が年々増加していることから、日本国民はバナナを好む傾向にあり、そのことですでにブームの下地ができていると考えられる。たとえ、どんなにブームになっていても、基本的に人は、嫌いなものにはやはり手が出ないものだ。
さらに、バナナが、栄養価に優れた食品であることもブームの要因として外せない。バナナの抗酸化力は、数ある抗酸化力の強い食品の中でもトップクラスといわれている。また、各種ビタミン、ミネラル、オリゴ糖、食物繊維なども豊富だ。
スイーツのような甘さを有している点も、ブームの要因になるだろう。砂糖をまったく使わないのに甘くて美味しいバナナジュースがブームになるのもうなづける。黄色くて愛らしいフォルムが、SNS映えしやすいという点や、さまざまな食材と組み合わせてアレンジしやすいという点も、ブームの要因として挙げることができる。

結論

第3次バナナブームの到来についてお伝えした。日本の国民的果物といっても差し支えないバナナだから、これからも、大波や小波を繰り返しながら、ブームの波はずっと続くことになるだろう。まずは、バナナジュースからその波に乗ってみようではないか。
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  • 更新日:

    2021年3月21日

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