1. プロのふわふわバナナシフォンケーキの作り方

まったりとしたバナナシフォンケーキが食べたい!まるでプロが作ったような、ふっくらと焼き上がったバナナシフォンケーキを焼くにはなにかコツがあるのだろうか。ここではバナナシフォンケーキの基本の作り方や、美味しく仕上げるポイントを紹介する。
シフォンケーキ型はどのくらいがベスト?
バナナシフォンケーキを作るにはまず型選びから始まる。シフォンケーキ型には小さいものから大きなサイズまであるが、家で作るには、3~5人ほどが食べる量が作れる15cmや17cmのサイズが人気である。
基本の作り方
最初に、卵白をボウルに入れ、泡立ててメレンゲを作る。泡立てる間に砂糖を分けながら加えていくと、角がピンと立ってくるだろう。キメを整えたらメレンゲの完成だ。別のボウルに卵黄と砂糖を入れ、とろりとするまで泡立てる。サラダ油と牛乳も加え、ここでフォークで潰したバナナを加えて混ぜていく。バナナを加えたボウルに、小麦粉とベーキングパウダーを加え、なじむまで混ぜよう。
メレンゲを少し加えてよく混ぜ、残りのメレンゲを2回に分けて入れる。この時はヘラで切るようにさっくりと混ぜるのがポイントだ。混ぜすぎると、バナナシフォンケーキのふわふわした食感が出せないので気を付けよう。予熱したオーブンで焼き、ふっくらと焼き上がったら完全に冷めるまで、型を逆さまにしておこう。冷めたら好みの大きさに切り分けて完成だ。バナナはダマにならないようによく潰しておくと、より美味しいケーキに仕上がるだろう。
2. バナナシフォンケーキは炊飯器でも焼ける!

バナナシフォンケーキを炊飯器で作る方法があるので紹介しよう。
基本の材料は、オーブンで焼くバナナシフォンケーキと変わりない。ポイントは、下準備として炊飯器の窯に水を入れて通常炊飯し、予熱しておくことと、生地を炊飯窯に流し込んで早炊きし、できあがったあとふたを開けずに30分ほど保温しておくことだ。
炊飯器によっても機能がさまざまなので一概にはいえないのだが、竹串を生地にさして、生の生地がつかなければ焼き上がりの目安になる。オーブンで焼き上げたときのようなふんわりとした食感のバナナシフォンケーキが炊飯器で手軽に作れるのなら、一度は試してみたいものだ。
3. バナナシフォンケーキの人気アレンジ

バナナシフォンケーキを基本の材料以外でも美味しく作れないだろうか。ここでは、少しアレンジを加えたレシピを紹介しよう。
人気の米粉を使って
米粉は、いまやグルテンフリーの観点からも人気のある食材だ。米粉100%のものを使うと、小麦にアレルギーがある人でも食べられるのが嬉しい。作り方は、基本の作り方の小麦粉の部分を米粉に置き換えるのみ、ほかは通常のシフォンケーキと同じだ。基本のバナナシフォンケーキよりもモチっとした食感が楽しめるだろう。
ホットケーキミックスで簡単に
ホットケーキミックスは、お菓子作りの味方といってよいほどメジャーな食材である。粉自体に甘みがあるので、小麦粉の代わりに使う際には、砂糖は基本の分量よりも少なめがよいだろう。家に消費したいバナナと、ホットケーキミックスがあれば作ってみてはいかがだろうか。
ノンオイルでヘルシーに
シフォンケーキに油を入れるのは、生地に油分を行きわたらせて柔らかい食感に仕上げるためである。しかし、ノンオイルでもふわっとした食感のバナナシフォンケーキを作ることができる。ポイントはメレンゲをしっかりと作ることと、卵黄生地を混ぜすぎないことだ。混ざりきらないくらいでもよい。空気を含めることで、ノンオイルでもふっくらと美味しいバナナシフォンケーキが作れるのだ。甘いものが食べたいけど、カロリーも少し気になる、というときには試してほしい。
砂糖なしでもOK
バナナシフォンケーキは、砂糖なしでも美味しく作れる。完熟したバナナを使えば、砂糖を入れなくても十分に甘みのあるシフォンケーキが作れるからである。よりバナナの風味を味わいたいときは、バナナの量を増やして好みの甘さを見つけるのもおすすめだ。
結論
バナナシフォンケーキは、コツをつかめば家でも手軽に作れるお菓子だということがわかった。バナナが食べきれず、熟れすぎて捨ててしまった経験はないだろうか。完熟バナナをふわっと美味しいバナナシフォンケーキに変身させて、家族をあっと驚かせてみてはいかがだろうか。
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