このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
【ウド】のきんぴらの作り方!皮まで美味しくする方法とは?

【ウド】のきんぴらの作り方!皮まで美味しくする方法とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

鉛筆アイコン 2021年4月19日

ウドは、葉や茎など部位によって味や食感が異なり、さまざまな味わい方を楽しめる山菜である。茎を使った料理のなかでも簡単に作れておすすめなのが、きんぴらだ。本記事では、ウドのきんぴらの作り方や保存の仕方を紹介していく。

  

1. ウドのきんぴらの基本のアク抜きや作り方

ウドのきんぴらはシンプルな料理だが、美味しく作るにはコツが必要だ。下処理もしっかり行い、口当たりのよいきんぴらに仕上げよう。

ウドは調理前にアク抜きを

きんぴらには主に茎の部分を使うが、とくに太い茎の皮の周りにはアクが多く含まれている。そのままきんぴらにするとえぐみが強くなってしまうため、アク抜きを行う必要があるが非常に簡単にできる。細切りや千切りにしたウドを、酢水にさらすだけでよい。5~10分ほどさらしてから調理しよう。

基本のきんぴらの作り方

細く切ってアク抜きまで済ませてしまえば、あとは炒めて味付けするだけだ。フライパンにごま油を熱し、下処理を済ませたウドを入れて炒める。醤油やみりんを加えて全体を混ぜながら炒め合わせ、汁気を飛ばしたら完成。辛みを加えたい場合は、七味唐辛子をふる、もしくは鷹の爪を炒め合わせるとよい。
ウドの葉先は食べやすい長さに切ってきんぴらにしてもよいし、天ぷらやおひたしなどほかの料理に使うのもおすすめだ。

ウドは低カロリーな食材

生のウドは、100g当たり18kcal(※1)と低カロリーである。歯ごたえのよい食材でもあるため、低カロリーでありながら食べごたえを感じられる点は嬉しい。きんぴらに調理すると油や調味料が加わりカロリーも上がるが、食材としてはカロリーが気になる人も使いやすいのではないだろうか。

2. 捨てないで!ウドの皮を使ったきんぴら

ウドの皮の周囲にはアクが多いため、とくに太い茎で天ぷらなどを作る際には厚めにむいてからアク抜きを行うのが一般的である。しかし、むいた皮も食べることができる。そこで、ウドの皮の食べ方としておすすめなのがきんぴらなのだ。

ウドの皮は丁寧にアク抜きをして調理

茎を皮付きのままきんぴらに調理することもできるが、太い茎部分の皮のみを使う場合は、やや丁寧にアク抜きをしよう。皮についた汚れをこそげ取り千切りにしたら、基本のアク抜きと同様に酢水にさらす。水の黒ずみが強い場合は、数回酢水を取り替えるとよい。
アク抜きができたら、茎のきんぴらと同様に炒めて味付けすれば完成だ。

3. めんつゆで簡単なウドのきんぴら

ウドのきんぴらの味付けは、醤油とみりんで行うのが一般的だ。また、和風出汁を加えるとより深みのある味わいに仕上がる。もっと手軽に味付けをしたい場合は、めんつゆを使うとよいだろう。きんぴらには、2~3倍濃縮タイプのものを使おう。

シンプルなめんつゆ味ウドのきんぴら

めんつゆには、醤油や砂糖、みりんといったきんぴらに必要な調味料のほか、和風出汁も含まれている。一本で味が決まるため、非常に便利だ。下処理をして炒めたウドに回しかけ、水分が飛ぶまで炒めれば完成。好みでごまや唐辛子を加えよう。

簡単アレンジ!カレーめんつゆ味ウドのきんぴら

炒めたウドに、めんつゆとともにカレー粉を少量加えてみよう。和風カレー味のきんぴらにアレンジできる。

4. ウドのきんぴらの冷凍方法

多めに作ったウドのきんぴらは、正しく保存することで長持ちさせることができる。2~3日で食べきるなら冷蔵保存でもよいが、少しずつ食べたいなら冷凍保存がおすすめだ。正しい方法なら1ヶ月程度保存可能だが、少しずつ味は落ちていくため、早めに食べきったほうがよい。

小分けにして密閉

ウドのきんぴらは、1回分ずつ小分けにして密閉できる保存袋に入れよう。空気を抜いて密閉し冷凍しておけば、食べる分だけその都度解凍できて便利だ。

解凍方法

食べる前日に冷蔵庫に移し、自然解凍させる方法が望ましいが、電子レンジで加熱して解凍することもできる。

ほかの食材を加える場合は注意が必要

ウドは冷凍しても問題のない食材だが、冷凍によって食感など品質が変わってしまう食材もある。こんにゃくや豆腐、じゃがいもなどが代表例だ。ウドのきんぴらにそれらの食材を加えると、冷凍保存には向かなくなるため気を付けよう。

結論

ウドのきんぴらは、天ぷらなどで余った皮を有効活用する方法としても知られている。ウド特有の歯ごたえや風味を気軽に楽しめるため、ぜひ自宅でも作ってみてほしい。小分けにして冷凍保存すれば、副菜や弁当のおかずにも活躍するだろう。
(参考文献)
※1出典:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」野菜類/(うど類)/うど/茎、生
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06012_7
この記事もcheck!
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2021年4月19日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧