1. コーンミールとはどんなもの?主な栄養は?

コーンミールとは、乾燥させたとうもろこしを粉状にしたもので、ほんのりの甘い味わいが魅力だ。そんなコーンミールは日本ではあまりなじみがないが、アメリカでは、揚げ物の衣やパン作りなどに活用されている。
コーンミールに含まれている栄養は?
コーンミールに含まれている栄養素はほとんどが炭水化物だ。そのため、コーンミールを主食とする国も存在する。さらにビタミンB6 やマグネシウム、食物繊維なども含まれている。
コーングリッツとの違いとは?
コーンミールとよく比較される食べ物としてコーングリッツがある。コーングリッツもとうもろこしからできているが、コーンミールよりも粒が粗くなっているのが特徴だ。さらに日本ではコーンミールとコーングリッツでは、水分・タンパク質・食物繊維の含有量などの基準がそれぞれ定められている。
2. コーンミールを使ったパンの作り方

コーンミールをパン作りに使うことで、ほんのりコーンの香りが楽しめる。また、淡い黄色に仕上がるのが特徴だ。そんなコーンミールを使ったパンの作り方を見てみよう。
コーンミールパン
コーンミールパンは材料として、強力粉、コーンミール、無塩バター、砂糖、塩、ドライイースト、牛乳を使用する。それらの材料を通常のパンと同様にホームベーカリーに入れて作るのだ。
食パン
コーンミールは食パン作りにも使うことができる。コーンミールパンの材料にスキムミルクを入れて作ると、コーンの香りが楽しめる香ばしい食パンが完成する。
3. コーンミールを使ったお菓子の作り方

コーンミールはお菓子作りにも活用できる。小麦粉の代用として使うことで、コーンの香ばしさが楽しめるお菓子が完成するだろう。
コーンミールクッキー
コーンミールを使ったクッキーの作り方は、とても簡単だ。ビニール袋にコーンミールとココナッツオイル、メープルシロップを入れて混ぜたら、生地がまとまるように水を入れて混ぜて生地を伸ばす。あとは、型抜きで好きな形にし、170℃のオーブンで15分ほど焼き上げたら完成だ。
コーンミールマフィン
コーンミールはマフィン作りにも活用できる。小麦粉、コーンミール、ベーキングパウダー、砂糖、塩を混ぜておく。卵、牛乳、はちみつを混ぜたものに粉類と溶かしバターを加えてよく混ぜる。あとは生地を型に流し込んで、180℃のオーブンで20分ほど焼き上げたら完成だ。
4. コーンミールを使ったおかずの作り方

コーンミールやパン作りやお菓子作りだけではなく、おかず作りにも重宝する。コーンミールを使ったおかずを紹介しよう。
トルティーヤ
コーンミールを使えば、トルティーヤ生地も簡単に作ることができる。ボウルに薄力粉とコーンミール、コーンスターチを入れて混ぜる。さらに塩と牛乳、オリーブオイルを少しずつ加えて軽く混ぜる。あとは油をひいたフライパンで焼き上げれば、トルティーヤ生地の完成だ。好みの具材をのせて巻けば、自家製のトルティーヤを手軽に楽しめる。
コーンミールのスープ
コーンミールはスープにも使うことができる。コーンミールを使うことで、満腹感も得られやすいので食べるスープとして楽しんでみるのもいいだろう。作り方は、鍋にオリーブオイルとみじん切りした玉ねぎと生姜を入れて炒める。そこに水とコーンミールを入れてふたをして沸騰させる。ひよこ豆を加えて、ハンドミキサーで滑らかにする。さらにコンソメと粒コーン、すりおろした生姜を加えてよく混ぜる。塩こしょうで味を調えて完成だ。
結論
コーンミールはとうもろこしを粉状にしたものなので、ほんのりとうもろこしの香りが楽しめるのが特徴だ。そんなコーンミールは、パンやお菓子作り、さらにはスープをはじめとするおかず作りといろいろな使い方ができる。主食としても使えるので、コーンミールをいろいろな料理にアレンジして楽しんでもらいたい。
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